TOEIC

全問正解しなくてもいい。時間をかけずにTOEICリスニングで満点を達成する2つの学習法

おそらく、今このページにたどり着いたあなたは、

  • 「TOEICのリスニングで満点を取るにはどのくらい英語を聞けるようになればいいの?」
  • 「TOIECのリスニングセクションで満点を取っている人ってどのくらいの割合でいるの?」
  • 「全問正解しなくても満点取れるって本当?」
  • 「TOEICのリスニングで満点を取るにはどのような勉強をしたらいい?」

という疑問を持っているのではないでしょうか。

結論から言うと、TOEICのリスニングで満点を取るのに必要な英語力は、

  • ガチネイティブスピーカースピードの発話を6~7割聞き取れるくらい

で十分です。(もちろん英語を英語のまま理解するという前提での話です。)

また、実際にTOEICのリスニングセクションで満点を取っている人の割合は、

  • 全体の約0.74%

と推測されます。(詳細はリスニングで満点を取るのは〇人に一人。にて解説しています。)

そして、TOEICのリスニングセクションで満点を取るには、

  • 必ずしも全問正解する必要はありません

(詳細は何問正解すればリスニングで満点を取れる?にて解説しています。)

では、最短時間・最小の労力でTOEICのリスニングセクションで満点を取るには、どのような学習を行うのが最も効率的なのでしょうか。

そこで、この記事を読むことで、

に加えて、

という疑問がすべてスッキリ解決します。
(※上の疑問文をクリックすると該当する回答が解説されている部分にジャンプします。)

1.TOEICのリスニングで満点を取るのはどのくらい難しい?

まずは、TOEICのリスニングで満点を取るのはどのくらいの難易度なのかを見ていきましょう。
(「難易度とかどうでもいいから、さっさとリスニングで満点を取る方法を教えろ」という方は、ここをすっ飛ばして3.最短距離でTOEICのリスニングで満点を取るには具体的にどんな学習をしたらいい?をご覧ください。)

TOEIC公式が言う、「リスニング満点」のレベル

まず、つべこべ言う前に、TOEICリスニング満点のレベルを一番正確に表していると思われる、TOEIC試験の制作・主宰をしているIIBC国際コミュニケーション協会が公表している資料を見てみましょう。

レベル別評価の一覧表|TOEIC Listening & Reading Test|【公式】TOEIC Program|IIBC」より、リスニングセクション495~375点の取得者の特徴は以下の通りとされています。

TOEIC公式(ETS/IIBC)

  • 短い会話において、応答が間接的だったり、または簡単に予測できないようなものであっても、幅広い語彙(あまり使われない語彙、あるいは様々なトピックで用いられる語彙)を使用した話の主旨、目的、基本的な文脈が推測できる。
  • 長い聴解文において、幅広く語彙が使用されていても、話の主旨、目的、基本的な文脈が推測できる。情報の繰り返しや言い換えがなかったり、広い範囲にわたって情報を関連付ける必要があるときでも、同じことができる。
  • 短い会話において、否定構文が使用されていたり、構文が複雑だったり、難しい語彙が使われている場合でも詳細が理解できる。
  • 長い聴解文において、広い範囲にわたって情報を関連付ける必要があったり、情報の繰り返しがなくても、話の詳細が理解できる。情報が言い換えられていたり、否定構文が使用されていても、詳細が理解できる。

レベル別評価の一覧表|TOEIC Listening & Reading Test|【公式】TOEIC Program|IIBCより)

(TOEICのリスニングで満点を取るための具体的な方法については3.最短距離でTOEICのリスニングで満点を取るには具体的にどんな学習をしたらいい?にて詳しく解説しています。)

リスニングで満点を取るのは〇人に一人。

続いて、実際にTOEICのリスニングで満点を取っている人はどのくらいいるのでしょうか。

結論から言うと、だいたい、

  • 全体の約0.74%
  • 135人に1人

です。

まず、IIBC国際コミュニケーション協会が公表している「公開テスト 平均スコア・スコア分布 一覧」より、TOEIC公式テスト第289回(2022年2月27日 午後)~第293回(2022年4月24日 午後)のスコア分布を見てみると、リスニングセクションで470点以上を取得している受験者の割合はそれぞれ以下のようになります。
[table “toeic-listening-495_01” not found /]

上記のように、5回分のリスニングでの470点以上の取得者の割合を平均すると、

  • 4.45%

となります。

これを仮に、「470点・475点・480点・485点・490点・495点」の6等分に均等に振り分けると、TOEICリスニングで495満点を取得している人の割合は、

  • 全体の約0.74%

と推測することができ、全体受験者のだいたい、

  • 135人に1人

ということになります。

これは、TOEICで900点以上取得している受験者の割合がだいたい、4~5%であることを考えると、リスニングで満点を獲得している人はかなり少ないということがわかります。

(TOEICのリスニングで満点を取るための具体的な方法については3.最短距離でTOEICのリスニングで満点を取るには具体的にどんな学習をしたらいい?にて詳しく解説しています。)

でも、リーディングで満点を取るよりは簡単。

といっても、

  • リスニングで満点を取るのは、リーディングで満点を取るのに比べると遥かに簡単

です。

先ほどと同様に、IIBC国際コミュニケーション協会(すなわちTOEIC公式)が公表している公開テスト 平均スコア・スコア分布 一覧」より、TOEIC公式テスト第289回(2022年2月27日 午後)~第293回(2022年4月24日 午後)のスコア分布を見てみると、リーディングセクションで470点以上を取得している受験者の割合はそれぞれ以下のようになります。
[table “toeic-listening-495_02” not found /]

上記のように、5回分の試験で、リーディングセクションでの470点以上の取得者の割合を平均すると、

  • 1.18%

となります。
これを仮に、「470点・475点・480点・485点・490点・495点」の6等分に均等に振り分けると、TOEICのリーディングセクションで495満点を取得している人の割合は、

  • 全体の約0.20%(約500人に1人

となります。

先ほど検証した、リスニングセクションで満点を取っている人の割合、

  • 全体の約0.74%(約135人に1人

と比較すると、

  • リスニングで満点を取っている人は、リーディングで満点を取っている人の4倍ほど居る=リスニングで満点を取る方が簡単

ということがわかります。

なので、仮にTOEICで満点を狙う場合は、リーディングで満点を狙うよりは、まずはリスニングで満点を狙う方が効率的な手順と言えます。

(TOEICのリスニングで満点を取るための具体的な方法については3.最短距離でTOEICのリスニングで満点を取るには具体的にどんな学習をしたらいい?にて詳しく解説しています。)

何問正解すればリスニングで満点を取れる?

「リスニング満点」と聞くと、「リスニングセクションの問題をノーミスで全問正解しなければならない」と思いませんか?

しかし、実際は、

  • リスニングで満点を取るには、必ずしも全問正解しなければならないというわけではない

というのが真実です。

TOEICのリスニング問題は、全部で100問あります。
そして、リスニングで満点を取るには、その100問中だいたい95問以上正解していれば高確率で満点となりります。

全問正解しなくても満点になるのはなぜ?

ここで、

  • 「なんで全問正解しなくても満点になるん?」

と思いますよね。

それがなぜかというのは、TOEICの採点の仕組みを理解するとわかります。

通常の試験では、たとえば、「1問あたり1点の問題が100問あって、100問全問正解したら100点」というように一問ごとに配点が決まっていて、その合計が合計点(トータルスコア)となります。

しかし、TOEICでは「1問あたり〇点」といった配点は決まっておりません
どうやってスコアを算出しているのかというと、

  • 素の問題の解答(正否)をもとに、全体受験者の正解率をベースとした複雑な統計処理を行い最終的なスコアを算出

しています。

それはなぜかというと、

  • 試験ごとの難易度差によってスコアの不平等が生じないようにするため

です。

わかりやすいように例を挙げましょう。

Aさんはある第1回、第2回のTOEIC試験で、それぞれ「800点」「700点」のスコアを取りました。
Bさん第2回の試験のみを受け、「700点」を取りました。
そして、1回目の試験よりも、2回目の試験の方が難易度がやや高かったとします。
[table “toeic-listening-495_03” not found /]

そうすると、以下のようなことが起きてしまいます。

まず、第2回の試験の結果より、AさんとBさんの英語力はだいたい同じであることがわかります。
ですが、TOEICのスコア的には、

  • AさんのTOEICスコアの最高記録:800点
  • BさんのTOEICスコアの最高記録:700点

となってしまいます。

このように、同じ英語力を持っている人同士でも、「たまたま第1回の簡単な問題で構成された試験回を受けたAさん」と「たまたま第2回の難易度が高い問題で構成された試験回を受けたBさん」との間に不公平なTOEICスコアの差が発生してしまいます。

TOEICのスコアは、転職・就職・キャリアアップ・入学試験で個人の英語力を測るツールとして重宝され、場合によっては1点を争う競争となることもあります。
そんな中で、上記のように、「同じ英語力でも、たまたま難しい試験回に当たったBさんだけ低いスコア結果となる」という不平等な現象が起こっては非常に困ります。

なので、試験回ごとの難易度の差から生じるスコアの不平等がなくなるように、毎回全体受験者の正解率などから複雑な統計処理を行い、最終的なスコアが算出されるわけです。

その結果、

  • 必ずしも全問正解しなくても満点になることがある

という現象が起こるというわけです。

(ただし、目標的には「全問正解すること」を目標にするのがいいと思います。)

(TOEICのリスニングで満点を取るための具体的な方法については3.最短距離でTOEICのリスニングで満点を取るには具体的にどんな学習をしたらいい?にて詳しく解説しています。)

TOEICのリスニングのスピードはそれほど速くない。

ここで、

  • 「リスニングで満点を取るには、どのくらい英語を聞き取れるようになればいいの?」
  • 「ゴリゴリのネイティブスピーカー並みに聞き取れるようにならないといけないの?」

と疑問に思うかと思います。

結論から言うと、TOEICリスニングを完全に聞き取れるようになるには、

  • ゴリゴリのガチネイティブスピーカーの英語6~7割聞き取れるレベルで十分

です。

映画や海外ドラマ、海外のテレビ番組を普段から観ている、あるいは英語の学習教材として利用している場合はわかると思いますが、

  • TOEICのリスニング音声のは、本物のネイティブが通常話す英語よりもかなりスローでハッキリしていて聞き取りやすい

です。
もしも「マジで?」と思う場合は、その辺の映画のセリフとTOEIC音源を一度聞き比べてみてください。

なので、TOEICリスニングで満点を取るために必要な英語のリスニング力は、ガチネイティブ級の英語を完璧に聞きとって字幕なしで映画を観れるのレベルまでは必要ありません

仮に、今TOEICのリスニング音源をまともに聞き取れない人でも、まともに学習すれば、そこまで時間が経たないうちに全然聞き取れるようになるということです
(もちろん、間違った学習法を行っていると、いつまで経ってもTOEICの音声さえも聞き取れるようにはならないですが。)

これなら、できそうな気がしてきませんか?

(TOEICのリスニングで満点を取るための具体的な方法については3.最短距離でTOEICのリスニングで満点を取るには具体的にどんな学習をしたらいい?にて詳しく解説しています。)

2.TOEICのリスニングで満点を取るためにはどのくらいの英語力が必要?

ここまでで、TOEICリスニング満点のだいたいの難易度はわかったかと思います。

では、TOEICのリスニングで実際に満点を取るには、具体的に、どのような力を身につければよいのでしょうか

結論から言うと、TOEICのリスニングで満点を取るために必要なこと、行うべきことは、

  • リスニング力だけを鍛えるのではなく、根本的な「英語を英語で理解する力」を身につける
  • TOEIC問題を「解く力」を身につける

2つです。

①根本的な「英語を英語で理解する力」を身につけるための3つのコツ

まず、TOEICのリスニングで満点を取るには、最低でも、

  • 「英語を英語で理解する力」

を身につける必要があります。

言わなくてもお分かりかと思いますが、TOEICのリスニングで満点を取るには、頭の中でいちいち英語音声を日本語訳で訳したり、いちいち文法・構文を考えたりしているレベルでは全く歯が立ちません
すなわち、日本語訳や文法に頼った受験英語ではなく、英語を潜在意識レベルで反射的に理解し操る「言葉としての英語」を身につける学習を行う必要があるということです。

そして、それを行うには、

  • ×)表面上のリスニング力を鍛えるだけ

ではなく、

  • 「聞く+話す+読む+書く」のすべての土台となる、根本的な"英語を英語で理解する英語力"

を身につける必要があります。

ですが、ここで、

  • 「英語を英語で理解する力を身につけるにはどういった学習をすればいいのかわからない」

と思いませんか?

そこで、「英語を英語で理解する力」学習を行う上でのコツは、

  1. 知識だけを集める"勉強"はやめる
  2. 日本語を介さないで理解する
  3. 「聞く+話す」→「読む+書く」の順番で学習を進める

3つです。

①知識だけを集める"勉強"はやめる

根本的な「英語を英語で理解する力」を身につけるための、まず一つ目のポイントは、

  • 文法を丸暗記したり、単語の日本語訳を丸暗記するだけのような、知識だけを集める"勉強"はやめる

ことです。

では、知識だけを集める"勉強"ではなく何をやればいいのかというと、

  • 英語を使う経験を積む、実技的な学習

をメインに行うのが最大のポイントです。

一般的に言われる英語の学習法・勉強法には、大きく分けて、

  1. 「科目としての英語」の学習:文法の丸暗記や、日本語訳にフルに頼った英語の学習
  2. 「言葉としての英語」の学習:英語を言語として運用する本当の英語力を身につける学習

2種類が存在します。

そして、多くの日本人英語学習者は「英語の勉強」「英語の学習」と聞くと、前者の「科目としての英語」の学習のことを思い浮かべるはずです。
なぜなら、日本の中学校や高校で行われている英語の教育の仕方は、この「科目としての英語」に則って行われているからです。
しかし、この「科目としての英語」の学習法には大きな弱点があります。
それは、

  • ×)文法知識や日本語への翻訳などの問題を解く力(=受験英語的な能力)は身につくが、「英語を英語で理解する力」(=言葉としての英語)は身につかない

という点です。
もっと厳密に言うと、

  • ×)学校教育で行われているような「科目としての英語」の学習は、「英語の知識」を身につくが、英語を操るという意味での「英語力」は身につかない

と言うとわかりやすいです。

たしかに、学校教育で行われている「科目としての英語」でも、大学受験や校内の学力試験などのような、

  • 言語としての"本当の英語力"ではなく、単に学習能力を測るための試験

では、十分点数を取ることができるかもしれません。

しかし、

  • TOEICのような、言語としての"本当の英語力"を測定するために作られた試験

でスコアを取るには、非常に相性が悪く、効率が悪いです。(しかも、学習した分だけスコアが伸びるとは限らないので、途中で心が折れる人が多いです。)

なので、「英語を英語で理解する力」を身につけるためには、従来の「知識集め的な勉強法」からは卒業して、

  • 英語を使う経験を積むことで、言葉として英語を操作する力を身につける、実技的な学習法

をにシフトするのがポイントとなります。

②日本語を介さないで理解する

根本的な「英語を英語で理解する力」を身につけるための、二つ目のポイントは、

  • 英語を、日本語を介さないで理解する・思考する

ことです。

これは、"英語を英語で"理解する力を身につけるのだからあたりまえですよね。
ですが、困ったことに、実際は多くの人に、先ほどの中学校や高校、大学などので学んだような「科目としての英語」の名残"英語を日本語で考えてしまう悪い癖"がこびりついてしまっています。

なので、「英語を英語で理解する力」を身につける学習を行う上では、特に、

  • 英語を、日本語を介さないで理解する・思考する

ことを常に心がけることで、この"英語を日本語で考えてしまう悪い癖"が早いうちに抜けていきます

③「聞く+話す」→「読む+書く」の順番で学習を進める

根本的な「英語を英語で理解する力」を身につけるための、三つ目のポイントは、

  • 「聞く+話す」→「読む+書く」の順番で学習を進める

ことです。

あなたも、中学校や高校、大学などの「科目としての英語」の学習では、

  • ×)「読み+書き」→「聞く+話す」

というように、これとは真逆の順番で学習を進めてきたかと思います。

ですが、ここで、

  • 「でも、なんで「聞く+話す」→「読む+書く」の方がいいん?」

と疑問に思いますよね。

それはなぜかというと、

  • 人間の脳は、言葉を身につけるときに「聞く+話す」→「読む+書く」の順番で学ぶように出来ているから

です。

では、なせ学校教育では、これとは真逆の「読み+書き」→「聞く+話す」で学習・教育が行われているのかというと、

  • 「科目としての英語」=受験を突破するための英語の知識を身につけるには、「読み+書き」→「聞く+話す」の方が教えやすい(学びやすい)

からです。

ですが、もうお分かりかと思いますが、

  • 英語の知識(受験英語方式)

ではなく、

  • 英語を言語として操る能力=「言葉としての英語」=英語を英語で理解する力

を身につける上では、

  • 人間の脳の言語学習の原理に基づいた、「聞く+話す」→「読む+書く」

で身につけることで圧倒的にスムーズに身に付きます。
(というか鉄則です。)

②最後の仕上げで、「TOEIC問題を解く力」を身につける

そして、"根本的な英語を英語で理解する英語力"をしっかり身につけたら、

  • 最後の仕上げとして、身につけた英語力をTOEICのリスニング問題で発揮できるようにする

学習を行います。

一言で言うと、「TOEIC慣れ」をします。
というのも、土台となる根本的な英語力がある程度身についていても、TOEICの問題に不慣れな状態だと

  • ・×)リスニング音源自体は聞き取れるけど、問題でギクシャクして凡ミスをしてしまう
  • ×)効率の良い解き方の手順がわからず、何問か取りこぼしてしまう

という現象が起こってしまうからです。
満点を狙うならばなおさらです。

もちろん、ガチネイティブスピーカー並みの英語力がある人ならば、初見でTOEICを解いてもほぼ満点を取ることも可能なのでしょう。
しかし、「ガチネイティブスピーカー並みの英語力」を身につけるのには、言わなくてもわかるかもしれませんが、非常に時間がかかってしまい「TOEICのリスニングで満点を取る」方法としては非効率です。

なので、「TOEICのリスニングで満点」を最短時間で達成するには、結局、

  1. TOEICのリスニング音声を英語のまま聞き取れるレベルの「根本的な英語力」を身につける
  2. ある程度のTOEIC問題慣れて、効率的な手順・時間配分を身につける

のがベストです。

3.最短距離でTOEICのリスニングで満点を取るには具体的にどんな学習をしたらいい?

ここで、

  • 「で、
    1. 英語を英語で理解する英語力
    2. TOEIC問題を解く力

    を身につけるには具体的にどんな学習をすればいいの?」

  • 「おすすめの教材・参考書とかある?」

と疑問に思いますよね?

そこで、ここからは、TOEICリスニング満点を最短距離で達成するための学習法を、超具体的に、今すぐ実践できるように紹介します。

結論から言うと、以下の学習法で実践するのがベストです。

  • ①英語を英語で理解する力を身につける
    →①-1.英語音源を聞き流しまくるトレーニング(インプット)
    →①-2.能動的に英語を操るトレーニング(アウトプット)
    →①-3.ボキャブラリを身につける
  • ②TOEIC問題を解く力を身につける

→オンラインTOEIC模試をひたすら繰り返して初見問題を解く力を身につける

①「英語を英語で理解する力」を身につけるための具体的な学習法・実践法

さきほどもチラッと述べましたが、①「英語を英語で理解する力」を身につけるには、以下の3つの学習法が効率的です。

  • ①-1.英語音源を聞き流しまくるトレーニング(インプット)
  • ①-2.能動的に英語を操るトレーニング(アウトプット)
  • ①-3.ボキャブラリを身につける

①-1.英語音源を聞き流しまくるトレーニング(インプット)

「英語を英語で理解する力」を身につけるための一つ目の学習法は、

  • 英語音源を聴き流しまくるトレーニング

です。

このトレーニングにより、

  • 潜在意識レベルで英語の言語神経ネットワークを形成する

ということを行います。
すなわち、インプットによるトレーニングです。

これは、わかりやすく言うと、赤ちゃんが母国語を身につけるときの、

  1. 周りの大人の会話を浴び聞き続ける(「聞く」)
  2. 自分から発話するようになり、会話ができるようになる(「話す」)
  3. 文字言語を学び、音声言語(会話)で使用している母国語を読み書きに応用できるようになる(「読む」「書く」)

というプロセス中の、最初の、

  • 周りの大人の会話を浴び聞き続ける(「聞く」)

に相当します。

具体的には、以下のように行います。

  • 日常生活で他のことをしているときに、BGMのように英語音源を聞き流す
    (集中的に聞き入る必要なし。)
  • 起きているときは常に聞いているくらい、とにかく長時間聞き流す
    (「量」が重要。長時間聞けば聞くほど効果が出る。)
  • 使用する音源は英語のみが収録されたものにする
    (日本語訳が流れるものだと、英語を日本語で解釈するクセが付いてしまうので逆効果。)
  • 同じ音源を何度も繰り返し聞く
    (新しい音源を聞き散らかしても効果は出にくい。)

このトレーニングは、机に向かわず、テキストも開かず、日常的に他のことをしているとき(耳が"空いている"とき)に行います。
家でスピーカーからBGMのように流しても、通勤時間にイヤホン・ヘッドホンから聞き流してもかまいません。
そうすることで、だんだん時間が経つにつれて、"雑音"にしか聞こえなかった英語音声が、"意味のある言葉"に聞こえてくるようになります。(これが英語を英語で理解するという感覚です。)

効果をより早く発揮するためのコツは、「意識に上げて集中して聞き取ろうとはせずに、潜在意識に刷り込むように漠然と英語音声を脳に浴びさせる感覚で行う」ことと、「とにかく長時間聞き、"量"を積む」ことです。

使用する音源に関しては、ネイティブスピーカーが話す英語音声のみが収録されている音源であれば基本的にはなんでも構いません。
そして、いろんな音源をテキトーに聞き散らかすのではなく、同じ音源を何度も繰り返すことが重要です、

  • 「音源を探すのめんどい」
  • 「この音源で大丈夫かわからない」
  • 「最も効果を発揮しやすい音源で実践したい」

という場合は、

に付属している"バイノーラル音源"を利用するのがおすすめです。
ネイティブスピーカーの日常・ビジネスにおける会話が収録されており、スピードや発音の明瞭さもちょうどTOEICのリスニング音源と同じくらいなのでこの「聞き流しトレーニング」を実践するうえではピッタリです。

※「バイノーラル音源」とは、:人間の頭の形状を模したバイノーラルマイクで収録(バイノーラル録音)された音源のことです。ヘッドホンで聞くと特に、本当に自分の周りでネイティブスピーカーが話しているかのような音声の聞こえ方がするのがわかるかと思います。

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①-2.能動的に英語を操るトレーニング(アウトプット)

「英語を英語で理解する力」を身につけるための二つ目の学習法は、

  • 能動的に英語を操るトレーニング

です。

簡単に言うと、

  • 英語を自ら「話す」ことで、英語を細かいところまで意識的に理解できるようにする

トレーニングです。

これにより、

  • 「聞き流しトレーニング」で潜在意識レベルで刷り込まれた英語の言語ネットワークを能動的に使うことで、意識的にハッキリ意味を理解する

こどができるようになります。
すなわち、アウトプット方式のトレーニングです。

先ほどの「聞き流しトレーニング」を行うことで、潜在意識の深いところに英語の言語神経ネットワークが形成されます。
これにより、「英語を英語で理解するための基礎」が出来上がります。
ただし、すでにやってみたことがある方はわかるかもしれませんが、この「聞き流しトレーニング」だけを行っている時点では、

  • 「全体の意味をだいたい把握できるが、細かいところがところどころ理解できない」

という状態です。

しかし、お分かりかもしれませんが、TOEICのリスニング問題には、「細かいところまで聞き取らないと正解を導けない問題」、「全体をボヤっと理解しただけだと誤るひかっけ問題」がわんさか存在します。
なので、TOEICのリスニングで満点を取るには、少なくとも、

  • 細部まで英語を英語で理解する能力

を身につけることが必須となります。

そこで、

  • 能動的に英語を操るトレーニング(アウトプット方式)

自ら英語を操作する・使う経験を積むことにより、

  • 細部までハッキリ英語を聞きとる能力

グンッと身に付きます。

ハッキリ言って、よくある"英語を集中的に聞く精聴の学習"なんかよりも、この"自ら英語を話すトレーニング"の方が圧倒的にリスニング力が伸びます

あなたも中学・高校・大学の授業で、「英語を話した後に、いつもより英語を聞きとれるようになる」といった経験をしたことはありませんか?
それと同じです。
それくらい、「自ら英語を能動的に運用する(話す)」ことにより「英語を意識的に理解する力」が身に付き、結果的に「英語を明確に聞き取る力」を短時間で身につけることができるということです。
(案外気づいていない人が多いですが。)

では、具体的に、どうやって実践すればいいのかというと、以下のように行います。

  • オンライン英会話を利用して行う
  • 自ら発話内容を考える要素が高い「フリートーク系」レッスンを活用して、自ら英語を話す経験を積む
  • 一日あたり10分~30分の短時間で十分なので、なるべく毎日英語を話す習慣を付けることを意識する

オンライン英会話のレッスンの種類には、大きく分けて、

  1. ゼロからフレーズ・単語・文法などを授業のように教わる「授業系レッスン」
  2. 自分で話しながら学んでいく「フリートーク系レッスン」

2つが存在します。
ですが、この「能動的に英語を操るトレーニング」では、自分で発言内容を考えて会話する経験を積むことが重要なので、基本的には、後者の「フリートーク系レッスン」を中心に行います。

また、さきほどの「聞き流しトレーニング」は、とにかく長時間行うことが重要だったのに対し、この「能動的に英語を操るトレーニング」では一日あたり10分~30分程度で十分です。
その代わり、なるべく毎日、頻繁に英語を「話す」習慣をつけることがコツです。

ここで、

  • 「オンライン英会話ってどれを使えばいいの?」
  • 「最も効果を発揮しやすいオンライン英会話は?」

と思いますよね。

この「能動的に英語を操るトレーニング」を実践する上で最もおすすめなのは、

です。

その理由は、

  • 「能動的に英語を操るトレーニング」で最も重要となる「フリートーク系レッスン」が多い
  • 語彙力アップのレッスン、ビジネス英語に特化したレッスン、海外旅行に特化したレッスンなどもおまけに受けることができる
  • 低価格の割に他のオンライン英会話サイトに比べて講師のクオリティが高い

という特徴があるからです。

なので、特にこだわりがないのならば、とりあえずDMM英会話を選んでおけば大丈夫です。

①-3.ボキャブラリを身につける

また、TOEICのリスニングで満点を確実に取りに行くには、

  • ボキャブラリをしっかり身につけておく

ことも重要です。

ここまでの「聞き流しトレーニング」「英語を意識的に操作するトレーニング」でせっかく英語力を身につけたとしても、あたりまえですが、わからない語句があった瞬間、英文の内容を理解することはできなくなってしまいます
それでは非常にもったいないですよね。

なので、TOEICのリスニングで確実に満点を達成するには、

  1. 基礎となる10,000レベル以上のボキャブラリ
  2. TOEICに特別頻出する"TOEICならではのボキャブラリ"

2つをキッチリ押さえておくことが重要となります。

基礎となる10,000語レベル以上のボキャブラリを身につける

まず、TOEICのリスニングで満点を取るために最低限必要な基礎となる語彙を押さえます。

一般的に、TOEICで900点以上取るために必要な語彙力は、

  • 10,000語以上

と言われています。

それゆえ、リスニングで満点を狙うならば、最低でもこの10,000語レベル以上は押さえておくべきです。

使用する教材は、「キクタン【Super】12000語レベル (アルク学参シリーズ)」などの市販の単語帳で十分です。

なお、単語を覚える際は、日本語訳を丸暗記するのではなく、英語のまま反射的に意味がパッ感覚的にわかるようになるまで頭に叩き込みましょう。

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TOEICに特別頻出する"TOEICならではのボキャブラリ"

そして、もう一つ重要となるのは、

  • TOEICに毎回のようによく出てくる"TOEICならではのボキャブラリ"

を一通り押さえておくことです。

これらの、"TOEICならではのボキャブラリ"は、毎回問題を解く上でキーとなることが非常に多いです。
それゆえ、これらの単語・フレーズを知っているか知らないかで問題を正解できるか否かが決まることもザラです。
なので、TOEICのリスニングで満点を狙う上では、必ず押さえおくべきです。

具体的には、「世界一わかりやすい TOEICテストの英単語(KADOKAWA)」などのTOEIC専用単語に特化した市販の英単語帳で身につけます。
なお、覚える際は、基礎的なボキャブラリと同様に、英単語・フレーズを英語のまま感覚的に意味がパッとわかるようになるまでやりましょう。

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②TOEIC問題を解く力を身につける

そして、「英語を英語で理解する力」(土台となる英語力)がある程度身についてきたら、それらの英語力を実際のTOEICのリスニング問題で活かすための「TOEIC問題を解く力」も身につけていきます。

具体的には、

  • オンラインTOEIC模試をひたすら繰り返し解く(TOEIC問題の数をこなす)

ということをします。

これにより、

  • 初見問題(初めて見た問題)を解く力
  • 効率的な手順・時間配分
  • 選択肢で迷わずに瞬時に判断する力

を身につけます。

「TOEIC問題を解く力」の具体的なやり方

具体的には、e-TESTというTOEICオンライン模試を使って行います。

よくある、市販のTOEIC攻略本的な参考書や公式問題集を使った学習では、

  • ×)同じ問題が数回分しか収録されていないので、初見問題を解く力が身につきにくい
  • ×)時間制限の縛りがないので解く時間感覚が身につかない
  • ×)無意味な小手先のテクニックの解説しか載っていなく、何の役にも立たない

というような壁にぶち当たることがよくありますよね。

ですが、このe-TESTには、

  • 本番のTOEICリスニング問題と同じ問題形式の問題を解くことができる
  • 全3000問のなかから毎回問題がランダムに出題される
  • 一問一問に時間制限が設けられている

という特徴があるので、前述した、

  • 初見問題(初めて見た問題)を解く力
  • 効率的な手順・時間配分
  • 選択肢で迷わずに瞬時に判断する力

を効率よく身につけることができます。

さらに、e-TESTの問題の難易度傾向本物のTOEICに非常に近く作られているため、

  • e-TESTでのスコアとTOEICでのスコアがリンクする

という特徴があります。

それゆえ、

  • e-TESTのリスニング問題で満点を安定して取れるようになったら、本番のTOEICのリスニングセクションでも高確率で満点を取れる実力がついている

という目安にもなります。

なお、e-TESTの具体的な使い方・どんなツールなのかなどについてはTOEIC模試「e-TEST」は効果ある?評判・口コミと効果的な使い方にて詳しく解説しているのでそちらをご覧ください。

TOEIC模試「e-TEST」は効果ある?評判・口コミと効果的な使い方

おそらく、今この記事を読んでいるあなたは、 「オンラインTOEIC模試のe-TESTって、ぶっちゃけどうなの?」 「効果はあるの?」 「他のTOEIC模試と比べてどうなの?」 「問題の質はどんな感じな ...

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4.TOEICでハイスコアを取るにはリーディングもバランスよく行った方が効率的

ここまで、TOEICのリスニングで満点を取るコツについて解説してきましたが、このページを読んでいるあなたが「TOEICのリスニングで満点を取りたい」理由はいったい何でしょうか?

おそらく、

  • 「TOEICでハイスコア・高得点を取りたいから。」

だと思います。

ですが、もしも、

  • TOEICでハイスコア・高得点を取ること

が目的なのであれば、

  • ×)リスニングセクションで満点を取ることだけを極める

よりも、

  • リスニングセクションとリーディングセクションをバランスよく伸ばす

方が遥かに簡単効率的です。

たとえば、大学入試で、160点/200点を取りたいときに、

  • ×)数学:100点+物理:60点=160点

というように、数学で満点を取ることに命を懸けるよりも、

  • 〇)数学:80点+物理:80点=160点

というようにバランスよく8割ずつ取りに行った方が遥かに難易度が低く効率が良いですよね。

これと同じで、たとえばTOEICで800点を取りたい場合に、

  • ×)リスニングセクション:450点満点+リーディングセクション:350点=800点

というように、リスニングセクションで満点を取ることに命を懸けるよりも、

  • 〇)リスニングセクション:400点+リーディングセクション:400点=800点

というようにバランスよくスコアを伸ばしていくのを狙った方が難易度がグッと下がり簡単で効率が良いということです。
(もちろん、総合的な英語力・スコアが伸びていく過程で、自然とリスニングで満点が取れるようになることもああります)

ここで、

  • 「じゃあ、TOEICでリスニングセクション・リーディングセクションをバランスよく伸ばしていくには、どのような学習をどのような手順でどのくらいやればいいの?」

と思いますよね。

それについては、【TOEIC対策】半年で206点UP!私が行った2つのTOEICの最短距離学習法。にて詳しく解説しているのでそちらをご覧ください。

【TOEIC対策】半年で206点UP!私が行った2つのTOEICの最短距離学習法。

おそらく、今この記事を読んでいるあなたは、 「TOEICの勉強をしているけど、いくらやっても思うように点数が伸びない。」 「ある程度のところまでは点数が伸びたけど、今の学習方法ではもう点数が伸びなくな ...

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