[PR]

英語フレーズ解説

これだけでネイティブっぽく話せる。定番の英語の相づち10パターン。

英会話教室やオンライン英会話などで実際にネイティブスピーカーと話しているときに、
「あれ、英語の相づちってどうしたらいいの?」
「相手の話に対するリアクションってどう英語で表現したらいいの?」

と思った経験はありませんか?

英語の学習というと、つい定番フレーズを覚えることや文章を頭で考えることに一生懸命になりがちですが、実際の会話で意外と重要になってくるのがこのリアクションや相づちです。

しかし、英語でのリアクションや相づちはそう難しいものではなく、実際によく使われる何パターンかを覚えるだけですぐに十分スムーズに会話で用いることができるようになる。
これができるようになるだけで会話のネイティブ感がかなり増して、ネイティブっぽい会話に近づきます。

そこで、

を徹底的に解説していきます。

1.英語では相手の発言中に相づちをするとウザがられる!?

具体的な英語の相づちフレーズを学ぶ前に、英語で"相づち"を使うときに必ず知っておくべきことが一つだけあります。

それは、

  • 英語で話しているときに日本語のノリで頻繁に相づちをすると、相手にウザがられる

ということです。

どういうことかというと、英語圏の会話では、相づちを使う頻度が日本語に比べて圧倒的に低いということです。
実際に「日本語母語話者の英語使用場面におけるあいづち的表現ー会話管理ストラテジーの観点からー」の論文を見ても、英語ネイティブよりも日本人(日本語ネイティブ)の方が相づちの頻度が多い傾向にあることがわかります。

たとえば、以下の例文で見比べてみると違いがはっきりわかります。

A: 昨日暑くて
B: うんうん(うなづきつつ)
A: あんまり暑いからアイス食べに行ったんですけれど
B: そうしたら?
A: そうしたらアイス屋さんにすごくたくさんの人が並んでいて、それで一時間待っても入れなかったので
B: 帰ってきてしまったんですか?

 
引用:English Lab(イングリッシュラボ)

A: Since it was so hot yesterday, I went to an ice cream shop.
(昨日暑かったから、アイス屋さんに行ったんだ)
B: Yeah.
(うん)
A: There were so many people there. Though I was waiting for an hour, I couldn’t buy anything.
(すごくたくさん人がいたんだよ。一時間待ってもアイスを買えなかったよ)
B: That’s a shame.
(それは残念だったね)

 
引用:English Lab(イングリッシュラボ)

上の例を比較してわかることは、日本語では相手が話してる途中でも容赦なく相づちを入れていますが、英語では相手の発言の文章が途切れたところで相づちをしているということです。

なので、英語で相づちを打つときは、必ず相手の文章が終わったところで入れるように注意しましょう。

2.英語の相づちには2種類ある

英語の相づちには大きく分けて、

  1. 話の途中の文章の途切れで入れる「うなづき相づち」
  2. 話のオチのあとにする「リアクション相づち」

の2つが存在します。

わかりやすく先ほどの例文で説明すると、

A: Since it was so hot yesterday, I went to an ice cream shop.
(昨日暑かったから、アイス屋さんに行ったんだ)
B: Yeah.
(うん)
A: There were so many people there. Though I was waiting for an hour, I couldn’t buy anything.
(すごくたくさん人がいたんだよ。一時間待ってもアイスを買えなかったよ)
B: That’s a shame.
(それは残念だったね)

 
引用:English Lab(イングリッシュラボ)

におけるBさんの、

  • 「Yeah.」←「うなづき相づち」
  • 「That’s a shame.」←「リアクション相づち」

というようになります。

「うなずき相づち」には、主に相手に"聞いてるよアピール"をする役割があり、まさに日本語の相づちに近い感覚で使います。また、「Yeah」「Uh」などの比較的短いものが多いです。

一方で、話のオチがついた後に使う「リアクション相づち」は、「相づち」というよりは、日本語で言うところの"リアクション"に近い感覚で使います。
こちらは、「うなずき相づち」とは対照的で、リアクションの仕方・感情によってさまざまなパターンが存在します。

3.これだけ押さえておけば大丈夫。よく使う英語の相づち10パターン

では、実際によく使われる具体的な「うなづき相づち」「リアクション相づち」を紹介していきます。

3ー1.よく使う「うなづき相づち」5パターン

まず、文章の途切れに"聞いてるよアピール"で入れる「うなずき相づち」から紹介いたします。
うなずち相づちには特に決まったものがはっきりあるわけではありませんが、実際によく使用されがちなものは以下の5つです。

  • Uh. (ああ)
  • Uh-huh.(うんうん)
  • Yeah.(うん)
  • Oh.(へえ)
  • Hmm.(ふむふむ)

それぞれ「ああ」「ふむふむ」「うんうん」などとありますが、どれも似たようなニュアンスで日本語訳の違いには特に深い意味などはありません。
なので、実際に使うときは会話の雰囲気に合わせて使いながら慣れていくといいでしょう。

どんな感じで使えばいいかわからないときは、洋画や海外ドラマなどで実際に使われているのを見てみるとわかりやすいです。

ただし、冒頭でも述べた通り、日本語並みに頻繁に相づちを打ちまくると相手に不快に思われてしまうので、その点は意識的に注意しておきましょう。

3ー2.よく使う「リアクション相づち」6パターン

相手の話のオチが終わったらする「リアクション相づち」には先ほどの「うなづき相づち」と異なり、たくさんの種類が存在します。

そこで、わかりやすく以下の6つのジャンルに分けて解説していきます。

  1. 同意系の相づち(そうだよね 系。)
  2. 拒絶系の相づち(それは違いますね 系。)
  3. いいね系の相づち(すごいね 系。)
  4. 驚く系の相づち(マジで? 系。)
  5. お気の毒に系の相づち(それは残念 系。)
  6. 間をとる系の相づち(えーっと、、 系。)

①同意系の相づち(そうだよね 系。)

  • I see.(なるほど)
  • Right.(そうだよね)
  • Exactly.(まさにその通り)
  • That's true.(たしかに)
  • Absolutely.(その通りよね)
  • Definitely.(その通りよね)
  • Indeed.(たしかに)
  • You're right.(そうだね)
  • You can say that again.(まさにその通り)
  • That's nice.(いいですね)
  • I think so too.(私もそう思うわ)

②拒絶系の相づち(それは違いますね 系。)

  • I don't think so.(私はそうは思わないかな)
  • No way.(まさかそれはないな)
  • I'm not sure.(どうでしょうか(否定気味に。))
  • Impossible.(それはあり得ないな)

③いいね系の相づち(すごいね 系。)

  • (That) Sounds great.(いいね)
  • That's great.(素晴らしい)
  • That's amazing!(すごい!)
  • That's wonderful!(すごい!)

④驚く系の相づち(マジで? 系。)

  • Really?(ホントに?)
  • Are you kidding?(嘘でしょ。)
  • You're kidding!(冗談でしょ?)
  • You must be kidding!(いやいや、冗談に決まってるでしょ。)
  • You must be joking!(いやいや、冗談に決まってるでしょ?)

⑤お気の毒に系の相づち(それは残念 系。)

  • That's a shame.(それは残念だったね)
  • That's terrible.(それはひどい)
  • That's awful.(ひどいね)
  • That's too bad.(それは残念)
  • I'm sorry to hear that.(お気の毒に)

⑥間をとる系の相づち(えーっと、、 系。)

会話中の相手からの質問に答える際に、「えーっと、、」「そうね、、」というように間をとるときに使うフレーズです。

  • Well,~(ええー、)
  • Let me see,~(えーと、)

①同意系の相づち⑥間をとる系の相づちの、いずれにも( )に参考訳がありますが、これはあくまでもニュアンスをザックリ日本語で表した"参考"でしかありません。

実際に英会話教室や映画などで実際にネイティブが使っているところを見るなどして、なるべく"英語そのもののニュアンス"を掴むように心がけることをおすすめします。
(そもそも、もう「英語の勉強」はやめていい。私が「勉強」なしで英語ペラペラになるまでに行った2つのこと。でも述べているように 英語の意味="日本語訳" ではありません。)

3-3.丸暗記ではなく感情と結び付けよう(特にリアクション相づち)

相づちを実際に使ううえで心がけたいのは、

  • なるべく感情を乗せて話す

ことです。

日本語でも「いやいや、冗談に決まってるでしょ?」と感情的にリアクションするところを、「イヤイヤ、冗談ニ決マッテルデショ」と棒読みされたら、「(こいつ、本当にそう思ってるのか?)」となりますよね?

それと同じで、英語でも、丸暗記の無表情相づちだと相手に不自然に(不気味に)見られてしまいます。

なので、ただ単に日本語と英語を結び付けるのではなく、たとえば、なるほど系のフレーズは「なるほど!」という感覚を体に染み込ませるように覚え込みましょう。

4.リアクション相づちをした後は話を繋ごう

実際の会話では、相手の話が一段落して、リアクション相づちをしても、そこで終わりではありません

日本語でも自分が話した後に、相手の反応が「なるほど…」「マジで…」で反応が終わってしまっては、
お互い「…」「…」
となり話が続きませんよね?

それは英語でも同じで、リアクションをした後は、こちらから次の話を振るか、自分の話すターンに持っていくかをします。

6W2Hで質問して話を繋ぐ

話を繋ぐコツの一つとして、リアクションのあとに「6W2H」で質問するのがおすすめです。

    6W2H

  • When(いつ)
  • Where(どこで)
  • Who(誰が)
  • What(何を)
  • Why(なぜ)
  • Which(どれを)
  • How(どうやって)
  • How much/How many(いくら/いくつ)
例)
A:I bought this bag yesterday.
B:That's so cute. Where did you buy it?

あとは基礎的な英会話力を磨いていくしかないので、英会話教室やオンライン英会話などで着実に英語力を身に着けていきましょう。

エイペディアはあなたの英語習得を応援しています。

Copyright© エイペディア , 2024 All Rights Reserved.