おそらく、今この記事を読んでいるあなたは、
- 「オンラインTOEIC模試のe-TESTって、ぶっちゃけどうなの?」
- 「効果はあるの?」
- 「他のTOEIC模試と比べてどうなの?」
- 「問題の質はどんな感じなの?」
- 「どんな使い方がベストなの?」
- 「他のユーザーからの評判は?」
というような疑問を抱いているのではないでしょうか。
結論から言うと、e-TESTは、
- 「英語力をTOEICで活かす力」を身につけたい
- TOEIC本番で初見問題をパッと解く力を身につけたい
- TOEIC問題を解くスピードを身につけたい
という場合には非常に効果的で効率の良いツールです。
実際に【TOEIC対策】半年で206点UP!私が行った2つのTOEICの最短距離学習法。でも解説していますが、e-TESTを利用して約半年で645点→851点と、200点近く得点が伸びたという実例もあります。
ですが、逆に、
- 根本的な英語力そのものを身につけたい
- ボキャブラリや文法などの知識を身につけたい
というような場合には、e-TESTを使った学習はあまり向いていません。
そこで、この記事を読むことで、
- e-TESTで出題される問題って実際にどんな感じなの?
- e-TESTのメリットとデメリットは?
- 実際の口コミや評判は?
- どういう使い方が効果的?
- "根本的な英語力"を身につけるにはどんな方法がいいの?
という疑問がスッキリ解決します。
1.e-TESTってどんな感じの模試なの?e-TESTの5つの特徴
まずは、「そもそもe-TESTってどんなオンラインTOEIC模試なの?」というところから解説していきます。
e-TESTの特徴をざっくりまとめると以下の5つとなります。
- 全3000問の中から毎回一問ごとにランダムで出題される
- 受験したその場でTOEICの実力をスコア(点数)として確認できる
- 模試以外に"TOEICボキャブラリテスト(単語テスト)"の機能も使うことができる
- PC・スマホのブラウザでいつでもどこでも受験できる
- 1ヶ月あたり2,000円ちょっとの料金で、何回でも受けることができる
ではそれぞれ、詳しく解説していきます。
特徴①:全3000問の中からランダムに出題。
まず、
- 「e-TESTって、具体的にどんな問題が出題されるの?」
という疑問に答えます。
ざっくりまとめると、e-TESTで出題される問題には以下のような特徴があります。
- 一問一問すべての問題が、全3000問の中から毎回ランダムに出題される
- 模試一回あたり30分に凝縮されている
- 一問ごとに制限時間が設けられている
- リスニングセクション・リーディングセクションの両方が出題される
実際の問題はこんな感じ。
つべこべ言うよりは、実際の問題を見てみた方が早いと思うので、実際の問題の例をPartごとに紹介していきます。
e-TESTでは、全部でPart1からPart5までの全5パートで構成されています。
Part1~Part3はリスニングセクションで、Part4とPart5はリーディングセクションとなっています。
Part1(写真描写問題)
Part1は、リスニングの写真描写問題です。
上の画像のような感じで表示されている写真について4つの説明文の音声が流れ、最も写真を的確に表している英文を(a)~(d)から選択します。
すなわち、本物のTOEICでいうところのPart1と全く同じです。
ちなみに、一問あたり音声の時間も含めて30秒の制限時間が設けられています。(制限時間が過ぎると勝手に次の問題に移ります。)
こちらのPart1は、模試一回あたり全50問中、10問設けられています。
Part2(応答問題)
Part2は、リスニングの応答問題です。
1つの質問あるいは文章の音声と、それに対する3つの回答(返答)選択肢の音声が流れます。その3つの選択肢の中から最も回答(返答)として適切なものを選びます。
すなわち、こちらも本物のTOEICでいうPart2と全く同じです。
一問あたり音声の時間も含めて30秒の制限時間が設けられています。(制限時間が過ぎると勝手に次の問題に移ります。)
こちらのPart2も、模試一回あたり全50問中、10問設けられています。
Part3(会話文問題)
Part3は、リスニングの会話文問題です。
複数人数の会話文が流れ、その会話文の内容から、問題にある質問(文字)について最も適切なものを選びます。
すなわち、本物のTOEICでいうPart3に相当します。
本物のTOEICと微妙に異なる点は、本物は一つの会話文あたり3つの質問が用意されているのに対し、このe-TESTのPart3では一つの会話文あたりに設けられている質問の数は1つという点です。
ちなみに、一問あたり音声の時間も含めて35秒の制限時間が設けられています。(制限時間が過ぎると勝手に次の問題に移ります。)
こちらのPart3のセクションも、模試一回あたり全50問中、10問設けられています。
Part4(短文穴埋め問題/誤り訂正問題)
Part4は、リーディングの短文穴埋め問題/誤り訂正問題です。
短い文章の空欄部分にあてはまる最も適切な語を4つの選択肢から選びます。(短文穴埋め問題)
あるいは、短い文章の下線部の中から誤った表現となっている部分を選びます。(誤り訂正問題)
こちらは本物のTOEICでいうとPart5に相当します。(ただし、本物のTOEICでは"穴埋め問題"しか出ません。)
一問あたり30秒の解答時間制限が設けられています。
こちらのPart4のセクションは、模試一回あたり全50問中、15問設けられています。(やや多めです。)
Part5(読解問題)
Part5は、リーディングの読解問題です。
お題となる文章を読んで、問題の質問に対して最も適切なものを4つの選択肢の中から選びます。
(すなわち何の変哲もない読解問題です。)
こちらは本物のTOEICでいうとPart7の読解問題に相当します。
ただし、本物のTOEICと異なる点は、本物は一つの会話文あたり2~4つの質問が用意されているのに対し、このe-TESTのPart5では一つの会話文あたりに設けられている設問は1つという点と、ダブルパッセージ問題(お題となる文章が2つの問題)が存在しないという点です。
一問あたり35秒の解答時間制限が設けられています。
(慣れてないうちはかなり時間がカツカツになるかと思います。)
こちらのPart5のセクションは、模試一回あたり全50問中、5問設けられています。
特徴②:受験したその場でTOEICの実力をスコア(点数)として確認できる
2つ目の特徴は、
- 受験したその場でTOEICの実力をスコア(点数)として確認できる
というところです。
ただ単に、合計点数だけが出るだけではなく、セクションごとに点数が出ます。
また、過去に自分が受けてきた模試の成績がすべて自動的に記録として残るので、成長具合の確認や実力分析にも使うことができます。(CSVファイル形式でダウンロードすることもできます。)
また、2.e-TESTのメリットとデメリットでも後ほど解説しますが、e-TESTでの得点と本番のTOEICでの得点のリンク率はかなり高いので、e-TESTでのスコアは、単なる「模試の点数」ではなく、「リアルにTOEIC本番で取れる点数」として見ることができます。
特徴③:”TOEICボキャブラリテスト(単語テスト)”もある
3つ目の特徴は、
- ボキャブラリテスト(単語テスト)の機能も無料で使うことが出来る
という点です。
e-TESTのメインのコンテンツはもちろんTOEIC模試ですが、それに加えて、
- TOEICによく出る単語・フレーズに特化したボキャブラリテスト
も、追加料金なしで使うことができます。
具体的には、上の画像のように、お題の単語・フレーズが表す意味に一番近いものを3つの選択肢の中から選びます。
一問あたり4秒の時間制限が設けられており、一回当たり20問出題されます。
一回あたり1分くらいですぐに終わるので、日々のスキマ時間やボーとしてる時間に暇つぶしとしてサクッとやるのにはピッタリです。
特徴④:PC・スマホのブラウザからいつでもどこでもできる
4つ目の特徴は、
- PC・スマホのブラウザからいつでもどこでも受験できる
という点です。
よくあるTOEIC模試やTOEIC学習システムは、ソフトウェアやアプリをインストールする必要がありますよね?
しかし、e-TESTは、いつもPCやスマホでネットサーフィンをするときに使っているGoogle ChromeやSafariなどのインターネットブラウザがあれば、何もインストールせずにすぐに取り組むことができます。
具体的には、e-TESTの公式サイトにアクセスして自分のアカウントにログインすることでいつでもどこでも利用することができます。
それゆえ、
- どの端末から利用してもスコアデータを共有できる(すべて一つのアカウントにデータ時系列的に残すことができる)
- PCやスマホの容量を減らさずに済む
というメリットがあります。
なので、
- 「スマホのストレージがパンパンで動きが重い」
- 「ストレージに余裕がないけど大切な写真データなどは消したくない」
という場合には非常に有難いですね。
ちなみにより詳細な利用環境に関しては、以下の通りです。(e-TEST公式サイトより)
ネットワーク回線:ADSL、CATVネットワーク、光などのブロードバンド回線
(当テストシステムは5Mbps以上のブロードバンド回線で快適に動作するよう設計されております。)
ブラウザー:Internet Explorer 9.0以上, Chrome 全モデル, Firefox 11.0以上,Safari, iOS Safari 5以上 (iPhone, iPad) ,Android 2.4 以上(Phone, Tablet), Surface
サウンドボード: スピーカーやヘッドフォンで音声が聴ける環境
e-TEST公式サイトより)
特徴⑤:1ヶ月あたり2,000円ちょっとの料金で、何回でも受けることができる
5つ目の特徴は、
- 1ヶ月あたり2,000円+αの料金で、何回でも受け放題
という点です。
通常のオンラインTOEIC模試や本形式のTOEIC模試だと、
- ×)定額で2~3回分の問題しか収録されていない
というような場合が多いです。
(たとえば、『TOEIC公式問題集』シリーズの場合は、
一冊あたり約3,000円で2回分の模試しか収録されていていません。)
それに対して、e-TESTは、月額2,000円ちょっとで回数無制限に何回でも受けることができます。
しかも、先ほど特徴①:全3000問の中からランダムに出題。で述べたように、一問ごとにランダムで出題されるので、毎回異なる模試を受けることができます。(それがTOEIC対策においてどれだけ効果的であるのかについては、後ほどメリット①:初見問題を解く力を身につけるのに非常に効率が良いにてさらに詳しく解説します。)
これはぶっちゃけ、かなりお得です。
具体的な金額については、以下のように、支払い方法や何か月契約かによって変わってきます。
- クレジットカード決済
:2,200円(税込)/月
- コンビニペーパーレス決済
支払い分期間 | 料金 |
---|---|
1ヶ月分払い | 2,750円(税込) |
3ヶ月分払い | 7,700円(税込) |
6ヶ月分払い | 14,300円(税込) |
12ヶ月分払い | 26,400円(税込) |
(e-TEST公式サイトより)
また、クレジットカード決算の場合、アカウントはそのまま残したままで、いつでも利用の停止・再開を行うことができるので、
- 「もうしばらくTOEICを受けることがないからe-TESTも一時的に利用休止する」
- 「一時的にe-TEST以外の他の勉強法に集中したいから、一時的にe-TESTはお休みする」
という場合でも、無駄に利用料金を取られることがないので非常に有難いです。
オンラインTOEIC模試 e-TEST
2.e-TESTのメリットとデメリット
ここまででe-TESTがどのようなオンラインTOEIC模試かというは大体わかったと思います。
ですが、
- 「具体的にどんなメリットがあるの?」
- 「逆に悪い点やデメリットはある?」
というのも気になるかと思います。
そこで、e-TESTのメリットとデメリットをザックリまとめると以下のようになります。
~e-TESTの良い点・メリット~
- 「初見問題を解く力」を身につけるのに非常に効率が良い
- 一問ごとに時間制限があるので「解くスピード」も身につく
- 1回あたり30分でサクッとできる
- 回数無制限にできるので超お買い得
- TOEIC本試との得点のリンク率が高い(リアルにTOEICで取れる点数がわかる+点数を取る実力がつく)
~e-TESTの悪い点・デメリット~
- Part4,6の形式の問題が存在しない
- ダブルパッセージのリーディング問題がない
- 30分に凝縮されている(本物より時間が短い)
- 問題の解説がない
では、それぞれのメリット、デメリットについてさらに詳しく見ていきましょう。
e-TESTのメリット
メリット①:初見問題を解く力を身につけるのに非常に効率が良い
先ほど特徴①:全3000問の中からランダムに出題。で述べたように、e-TESTでは、毎回一問一問ランダムに出題されるため、
- 初見問題を解く力がめっちゃくちゃ身につく
というメリットがあります。
特徴⑤:1ヶ月あたり2,000円ちょっとの料金で、何回でも受けることができるでも述べましたが、他のオンラインTOEIC模試や『TOEIC公式問題集』だと、
- ×)定額で2~3回分の問題しか受けることができない
- ×)一冊に2回分の問題しか収録されていない
というような場合が多いです。
確かに、同じ問題を何度も解くという学習法も全く効果がないわけではないですが、
- ×)同じ問題を解くという学習方法だと、どうしても初見問題を解く力がつかない
という壁にぶち当たります。
同じ問題を何度も解いて、「TOEIC問題、結構解けるようになったんじゃね?」と思っていても、いざTOEIC本番で初見問題に当たると、「解ける気になっていたけど、思ったほど解けなかった。」となります。(あなたも経験があるかもしれません。)
ですが、e-TESTは、毎回受けるたびに異なる問題構成の「初めて見る新しい模試」を受けることができるので、初見問題を解く力がめっちゃくちゃ鍛えられます。
(実際にe-TESTを使ってTOEICのスコアが206点UPした話は【TOEIC対策】半年で206点UP!私が行った2つのTOEICの最短距離学習法。でしています。)
おそらくこの「初見問題を解く力を鍛えられる」という点に関しては、世の中にある英語教材の中ではe-TESTが最強だと思います。
メリット②:一問ごとに時間制限があるので解くスピードも身につく
また、特徴①:全3000問の中からランダムに出題。で述べたように、e-TESTには一問ごとに解答の時間制限が設けられているため、
- 問題を解くスピードがめちゃくちゃ速くなる
という効果もあります。
【TOEIC対策】半年で206点UP!私が行った2つのTOEICの最短距離学習法。でも述べていますが、私が実際にe-TESTを使ってみて個人的に最も効果を感じたのはコレです。
あたりまえですが、TOEICは「問題を解く力」も重要ですが、「問題を解くスピード」も重要となってきます。
今この記事を読んでいるあなたも、1度はTOEIC本誌や模試を受けたことがあるならわかるかもしれませんが、いくらじっくり考えて正解を導く"解く力"があっても、即断即決でサッサと解いく"スピード"もなければ、最後まで問題を解くことができず、TOEICでは高得点を取ることはできません。(かといってテキトーに解いても正答率がさがりますし。)
特に、リスニング問題ではリスニング音声のスピードに沿って解いていけば大丈夫ですが、リーディングセクションでは、この「解くスピード」の感覚が特に重要となってきます。
ですが、残念なことに、通常の問題集や低クオリティのオンラインTOEIC模試などだと、
- ×)制限時間が設けられていないので「解く力」は身についても「解くスピード」は身につかない
- ×)自分で時間を測ったとしても、模試全体の時間は測れるが、一問一問の時間配分の感覚が身につかない
という欠点があります。
ですが、e-TESTの場合は、一問ごとに制限時間が設けられているので、
- シンプルに問題を解くスピードがあがる
- 一問あたりにどれくらいの時間をかければいいのかがわかるようになる
- どれくらいの時間考えてもわからなかったら捨ててもいい問題なのかの判断力がつく
という効果があります。
なので、
- 「じっくり解きすぎて時間がなかった」
- 「急いでテキトーに解きすぎて時間が余った」
- 「難易度の高い捨てるべき問題に時間をかけすぎて、本来簡単に解けるはずの問題を解く時間がなかった」
というようなことは、普段e-TESTをやっていれば、ぶっちゃけほぼなくなります。
具体的には、以下のように一問ごとに問題が表示されているの画面上部に時間制限のバーが表示されます。
そして、このバーが右端まで達すると、問題に答えていようと答えてなかろうと強制的に次の問題に飛びます。
特にPart5の長文読解問題では、本番よりも時間制限が厳しいのではないかと思うくらいの鬼設定です(笑)
実際に私も普段からe-TESTの時間制限にシゴかれた結果、
- 一つの問題で考えすぎて時間を割きすぎる
- 選択肢でうじうじ悩む
ということがキッパリなくなりました。
(その話に関しては、【TOEIC対策】半年で206点UP!私が行った2つのTOEICの最短距離学習法。にて詳しく解説しています。)
メリット③:1回あたり30分でサクッとできる
また、
- 1回あたり30分に凝縮されているので手軽にサクッとできる
というメリットもあります。
通常のTOEIC模試は、本番と同じ120分(2時間)で構成されていることが多いです。
もちろん、本番が120分なので、120分の方がリアルといえばリアルなのですが、現実問題として、
- 「120分=2時間もまとまった時間がなかなか取れない」
- 「時間が取れなくて全然模試の学習が進まない」
という問題が発生することが多いです。
大学生ならばどうにか時間を取れるのかもしれませんが、特に忙しいビジネスパーソンなどの場合は、2時間もまとまった時間を取るのは難しいのではないでしょうか?
(仮に、土日だけ時間が取れたとしても、週一の学習では力が全然身に付きませんし。)
ですが、e-TESTは、模試一回あたり30分に凝縮されているので、忙しいビジネスパーソンでも、仕事帰りや出勤前の朝の時間にサクッと取り組むことができるので非常にありがたいです。
ぶっちゃけ、「今日は遅くまで仕事だったし、PC立ち上げるのもダルいわ」「今日は休日で昼まで寝てたからベットから出るのもダルいわ」というときでも、PCや机の前でカチッと身構えずにスマホでゲーム感覚でサクッとできるのは最強です(笑)
しかも、30分になったからといって模試のクオリティが下がる心配はありません。
後ほどメリット④:TOEIC本試との得点のリンク率が高いでも解説しますが、30分に凝縮されていてもTOEICの実力がスコアに正確に反映されます。
この「質が高いのに短時間でできる」という点が、結果的に短期間で大量のTOEIC問題に経験することができることにつながり、「TOEIC力」の成長にもつながり、非常に高い効果を得られます。
メリット④:TOEIC本試との得点のリンク率が高い
また、e-TESTは、
- TOEIC本試のスコアとのリンク率が非常に高い
という特徴もあります。
すなわち、簡単に言うと、
- 問題が本物のTOEICにかなり近い(問題のクオリティが高い)
- e-TESTで自分の目標点数を取れるようになったらTOEIC本試でもかなり高い確率で目標点数が取れるという目安になる
というメリットがあるということです。
実際に、e-TESTを利用した人からも以下のような声があります。
~e-TESTの利用者の実際の口コミ~
横浜市:高山様
「とにかく、このe-TESTとTOEIC®の相関がかなり正確に出ることに驚きました。 と言うのも、2ヶ月前に受けたTOEIC®では、780点であったのに対し、e-TESTでは、760点でした。」
(e-TEST公式受験者の声より)
e-TESTのデメリット
デメリット①:Part4,6の形式の問題が存在しない
e-TESTのデメリットの一つ目は、
- Part4とPart6に相当する問題セクションがない
という点です。
実際の問題はこんな感じ。でも説明しましたが、e-TESTのパート構成は以下のようになっています。
TOEIC | e-TEST | |
---|---|---|
リスニングセクション | Part1(写真描写問題) | Part1 |
Part2(応答問題) | Part2 | |
Part3(会話問題) | Part3 | |
Part4(説明文問題) | なし | |
リーディングセクション | Part5(短文穴埋め問題) | Part4 |
Part6(長文穴埋め問題) | なし | |
Part7(読解問題) | Part5 |
このように、
- 本試Part4の「説明文問題」(リスニング)
- 本試Part6の「長文穴埋め問題」(リーディング)
に相当する形式の問題が存在しないことがわかります。
ただし、現実問題として、e-TESTのPart3とPart5の問題を解く力がしっかり身についていれば、特別な対策もしなくても、本試のPart4,Part6の問題も難なく解けるようにはなります。
なぜかというと、これらのPart4,Part6の問題の中身は、
- e-TESTのPart4:Part3(本試)の「会話問題」(リスニング)が会話文から説明文になっただけ
- e-TESTのPart6:Part5(本試)の「短文穴埋め問題」(リーディング)の題材文が長文になっただけ
だからです。
ですが、
- 「本試とPart4,Part6のと全く同じ形式の問題を解きたい!」
という場合は、e-TEST以外の公式問題集や他の参考書で対策をする必要があります。
デメリット②:ダブルパッセージのリーディング問題がない
また、
- ダブルパッセージ形式の読解問題がない
というデメリットもあります。
ダブルパッセージ問題とは、TOEIC本試のPart7(読解問題)にある、お題となる文章が2つあるタイプの読解問題のことです。
e-TESTでも、Part5に長文読解問題が存在します。
しかし、残念ながら、お題となる文章が1つのタイプの問題(シングルパッセージ問題)しか出題されなく、お題となる文章が2つのタイプの問題(ダブルパッセージ問題)は出題されません。
ですが、実際は、シングルパッセージ問題を解ける力がしっかり身についていれば、特別な対策もしなくても、ダブルパッセージ問題も難なく解けるようにはなります。
しかし、
- 「本試と全く同じ形式のダブルパッセージ問題を解きたい」
という場合は、e-TEST以外の公式問題集や他の参考書で対策をする必要があります。
デメリット③:30分に凝縮されている(本物より時間が短い)
先ほど、メリット③:1回あたり30分でサクッとできるで、「30分に凝縮されているので使いやすい!」と述べましたが、逆の捉え方をすると、
- TOEIC本試は120分だが、1/4の30分になっているのでリアルではない
というデメリットとしても捉えることもできます。
実際は、30分であろうと、TOEICを解く実力をつける上では何の問題もないのですが、
- 「本試と全く同じ時間で一度受けてみたい」
という場合は、公式問題集などの本番と同じ120分の問題が収録された教材にもサラッと目を通しておくのがいいでしょう。
デメリット④:問題の解説がない
また、e-TESTには、
- 問題の解説
が存在しません。
なので、後ほど結局、e-TESTは効果ある?やる価値ある?でも解説しますが、インプットの学習で「土台となる英語力・知識」が身についた上で、それをe-TESTでアウトプットすることで「TOEICのスコアに反映させる力」を身につけるという使い方をするのがベストです。
すなわち、e-TESTは、
- 初見問題にあたる経験をたくさん積むことに特化した使い方
が最も賢い使い方ということです。
なので、逆に、
- そもそもの英語力
- そもそもの知識(単語・フレーズ・文法)
- TOEICの解説付きの攻略(よく出るフレーズ)
を身につけたいという場合は、e-TESTではなく、市販のTOEIC攻略本や単語帳で一気にインプットした方が早いです。
(ちなみに、TOEICに必要な「そもそもの英語力」を身につけるベストな方法に関しては【TOEIC対策】半年で206点UP!私が行った2つのTOEICの最短距離学習法。にて解説しています。)
3.実際にe-TESTを使っている人の口コミ・評判はこんな感じ。
ここまでで、e-TESTがどんな感じのツールで、どんなメリットやデメリットがあるのかというのはだいたいわかったかと思います。
そこで、他の実際のe-TESTユーザーの口コミ・評判はどんな感じなのかも見ていきましょう。
良い口コミ
名古屋市:岡本様
(e-TEST公式受験者の声より)
「今までに本番のTOEIC®を7回受験しましたが600点が最高点でした。そこでe-TESTと巡り会ったことをきっかけに1年間ガムシャラにトライし続け、287回を受験しました。
その結果、何と本番のTOEICで850点という高得点を取ることができました。
1ヶ月間固定価格で料金を気にせず何回も受験できたことが、リスニングの強化に繋がったことと確信しています。」
横浜市:高山様
(e-TEST公式受験者の声より)
「とにかく、このe-TESTとTOEIC®の相関がかなり正確に出ることに驚きました。
と言うのも、2ヶ月前に受けたTOEIC®では、780点であったのに対し、e-TESTでは、760点でした。
その時の様々なコンディションにより、テスト結果が左右されることは止むを得ませんが、ここまで、 ある程度の結果を得られるようであれば、今まで高いお金を払って1年に2~3回受験してきましたが、 今度からはe-TESTと併用し、節約できそうでうれしいです。」
札幌市:内田様
(e-TEST公式受験者の声より)
「会社の要請で、来年早々TOEIC®を受験しなければなりません。しかし、今までに受けた事がなく、どの様な結果がでるのか心配です。
でもe-TESTを受験することで、30分という短い時間ではありますが、テストの緊張感や臨場感を体感でき、しかも何回もトライができるので、本番のテストが怖くなくなってきました。とにかく今年中には、e-TESTを少なくとも10回は受験し、本番に備えたいと思っています。」
新潟市:丸山様
(e-TEST公式受験者の声より)
「長年TOEIC®を受験してきましたが、試験の会場というのは、いつも緊張感で何とも言えない雰囲気があります。
しかし、このe-TESTにおいてもそれに似た緊張感と臨場感が体感できました。やはり、最後の問題を解くまでは、途中退出(ログアウト)できないシステムが良いと思われます。また、テスト結果の相関も、何回受けても近似値であったので、信頼できると思いました。価格も魅力的ですね。」
悪い口コミ
ここが良くない
「Part4とPart6の形式の問題が全くないのは残念。
e-TESTをやりまくってTOEICを受けましたが、TOEIC本番で初めてPart4,6の問題を解いたときすこし手間取りました。
なので、TOEIC本番前にはe-TESTとは別にPart4,6の対策をしておく必要があります。」
ここが良くない
「本物のTOEICの1/4の時間の30分でしか受けられないので、本番で集中力が続くのか不安。」
ここが良くない
「大量の問題にランダムであたることができるのでアウトプット学習には非常に便利だが、問題の解説がないのでTOEICによく出る文法やボキャブラリなどを学ぶなどといったインプットの学習には使えない。」
4.結局、e-TESTは効果ある?やる価値ある?
ここまでのe-TESTの良い点や悪い点、そして実際の利用者の口コミ・評判を踏まえたうえで、
- 「で、結局、e-TESTってやる価値あるの?」
- 「効果はあるの?」
と思いますよね?
結論から言うと、
- すでに土台となる英語力は持っていて、"英語力をTOEICで活かす力"を身につけたい人
には非常に効果的です。
しかし、逆に、
- 「土台となる英語力がまだ身についていない」
- 「根本的な英語力を身につけたい」
という人には、e-TESTだけやっても基礎となる英語力そのものが身につくわけではないので、おすすめできません。
なぜなら、基礎となる英語力がない状態でe-TESTだけをやっても、TOEICの点数を伸ばすのは難しいからです。(少なくとも600点以上を取りたい場合は。)
(じゃあどうやって「英語力」を身につければいいのかについては後ほど「基礎的な英語力」を最短時間で身につけるには?で解説します。)
e-TESTは「TOEIC問題を素早くサバく力」を身につけたい人にピッタリなツール
先ほど述べたように、e-TESTは、
- すでに土台となる英語力は持っていて、"英語力をTOEICで活かす力"を身につけたい人
には非常におすすめできる神ツールです。
【TOEIC対策】半年で206点UP!私が行った2つのTOEICの最短距離学習法。でも解説していますが、TOEICで高得点を取るためには、
- 根本的な英語力
- 英語力をTOEICで活かす能力
の二つが両方とも必ず必要となります。
(どちらかが欠けているとTOEICで高得点を取るのは難しいです。)
「根本的な英語力」を身につけるトレーニングを"インプットのトレーニング"とするならば、「英語力をTOEICで活かす能力」を身につけるのに必要なのは、それをアウトプットするためのトレーニングです。
そこで、e-TESTはこの2つ目の「英語力をTOEICで活かす能力」を身につけるツールとして非常に効率が良いというわけです。
具体的には、e-TESTのメリットでも紹介したとおり、
- 「初見問題を解く力」を身につけるのに非常に効率が良い
- 一問ごとに時間制限があリ「解くスピード」も身につく
- 1回あたり30分でサクッとできる
- 回数無制限にできるので超お買い得
- TOEIC本試との得点のリンク率が高い(リアルにTOEICで取れる点数がわかる+点数を取る実力がつく)
という特徴により、この「英語力をTOEICで活かす能力」を身につけるアウトプットのトレーニングを行う上で非常に効率良く行うことができます。
【TOEIC対策】半年で206点UP!私が行った2つのTOEICの最短距離学習法。でも解説しているように、実際に、e-TESTを使って約半年間で645点→851点まで約200点UPした実例もあります。
ぶっちゃけ、ある程度"根本的な英語力"、"ボキャブラリなどの知識"がしっかり備わっていれば、あとはe-TESTで問題にあたりまくればあたりまくるほど点数はグングン伸びていきます。
オンラインTOEIC模試 e-TEST
しかし、英語力がない状態でe-TESTだけをやっても効果は出ない
ただ、ここで一つ注意しておきたいのは、
- 英語力がしっかり身についていない状態でe-TESTだけをやってもTOEICの点数は伸びない
ということです。
なぜならば、e-TESTは「英語力をTOEICで活かす能力」を身につけるアウトプット的トレーニングとして使うのには非常に効率が良いですが、英語力そのものを身につけるインプット的な学習方法には向いてないからです。
なので、
- 「英語力そのものを身につけたい」
- 「ゼロからTOEICへ向けて英語の学習をはじめる」
- 「TOEICへ向けた学習をする上で、英語力不足を感じている」
という場合は、e-TEST以外の別の方法で学習を行う必要があります。
「基礎的な英語力」を最短時間で身につけるには?
- 「じゃあ、"根本的な英語力"ってどうやって身につけたらいいの?」
- 「世の中には無数の英語の学習法が存在するけど、結局どの方法が一番最短距離で英語力を身につけることができるの?」
と思いますよね?
結論から言うと、
- "日本語英語"を使わないこと(=「英語を英語で理解する力」をつける方向で学習すること)
- 「読み+書き」ではなく「聞く+話す」で英語力をつけること
の2つが、最短時間・最小の労力で「根本的な英語力」を身につけるうえでの最大のコツです。
なぜなら、人間の脳の原理に基づくと、これが最も効率的に「英語」を習得することができる方法だからです。
①"日本語英語"レベルだとTOEICには歯が立たない
ここで、"日本語英語"とは「頭の中で英語を日本語に訳して理解する」ことを指します。
しかし、残念なことに、
- "日本語英語"レベルではTOEICには全く歯が立たない。
というのが現実です。
具体的にどういった問題が発生するかというと、
- シンプルに問題が解けない
- リスニングについていけない
- 読む+理解するスピードが遅い=問題を解くスピードも遅くなる=時間が足りなさすぎる
というような壁にぶち当たります。
なので、結局、日本語訳に頼って英語を理解する・思考する学習法は捨てて、最初から「英語を英語で理解する本物の英語力」を身につけるのが最短距離です。
②人間の脳は「聞く+話す」から身につくようにできている
また、その「英語を英語で理解する本物の英語力」を身につけるうえでは、
- 「読み+書き」ではなく「聞く+話す」から身につける
のがポイントです。
なぜなら、シンプルに、
- 人間の脳は、言語(言葉)を学ぶときに、「聞く」+「話す」→「読む」+「書く」という順番で身に付けていくという仕組みになっているから
です。
これは、私たちが日本語を聞いて話すことができるようになってから日本語の読み書きができるようになったのと全く同じ原理です。
ですが、中学・高校の英語の授業では、いきなり教科書の読み書きから始めませんでしたか?
日本では当たり前のようになっているかもしれませんが、普通、中学、高校と6年間も英語をやっているのに、まともに英語を話せる人がほぼいないのはおかしいです。
その原因は、この「読み+書き」から始める間違った学習法だからです。(それ以外にも問題がありますが。)
「根本的な英語力」を身につけるには、具体的にどうやって実践したらいいの?
ここで、
- 「じゃあ、具体的にどうやってこの2つのポイントを押さえた"根本的な英語力"を身につける学習を実践したらいいの?」
- 「おすすめの教材とかあるの?」
と思いますよね?
それについては、【TOEIC対策】半年で206点UP!私が行った2つのTOEICの最短距離学習法。で誰にでも実践しやすいように具体的に解説しているので、そちらをご覧ください。
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