TOEIC

TOEIC800点のレベルと勉強時間をグッと短縮する3つの学習法を解説。

おそらく、今この記事を読んでいるあなたは、

  • 「TOEIC800点ってどのくらいのレベルなの?」
  • 「TOEICで800点を取るためにはどのくらいの英語力が必要?」
  • 「TOEIC800点を最短時間で突破するにはどんな勉強法がいいの?」
  • 「おすすめの参考書は?」

という疑問を持っているのではないでしょうか?

TOEIC800点の英語力は一般的に、

  • 大学中級~大学上級レベル

と言われており、

  • TOEIC公開テストの平均+200点上回るレベル

です。(例年のTOEIC公開テストの平均点は600点前後。)

英検に換算すると、

  • 英検凖1級~1級合格レベル

となります。

また、仕事・キャリア的な視点から見ると、

  • TOEIC800点:ほとんどの企業でかなり高く評価され、外資系企業でも応募要件を満たすレベル

で、就職活動や転職活動でもかなり有利となります。

では、そんなTOEIC800点を、無駄なく、最も時間をかけずに、突破するためには、どのような学習を行えばいいのでしょうか。

そこで、この記事を読むことで、

という疑問がスッキリ解決します。(上のそれぞれの疑問文をクリックするとその疑問に答えている部分にジャンプできます。)

1.TOEIC800点のレベルはどのくらい?

まずは、TOEIC800点の英語レベルや仕事・キャリアにおける有効性について、さまざまな視点から見ていきます。
(「それはいいから、さっさと最短距離でTOEIC800点を突破する方法を知りたい」という方は、ここをすっ飛ばして2.TOEICで800点を最短距離で達成するにはどんな学習・勉強をしたらいい?をご覧ください。)

TOEIC800点の英語力を、

  • 「会話力」
  • 「英検に換算した時の級」
  • 「語彙力(単語・フレーズの知識)」
  • 「仕事や資格として見たときのレベル」

4つの視点からザックリとまとめると、以下のようになります。

  • 会話力:Non-Nativeとしてはかなりコミュニケーションが取れるレベル。特定の分野の話題でも対応できる。構文・文法もほぼ正確にでき、本物のネイティブスピーカーの一歩手前レベル。
  • 英検:凖1級~1級
  • 語彙力:約8,000語(大学中級レベル)
  • 仕事・資格としてのレベル:ほとんどの企業でかなり高く評価され、外資系企業でも応募要件を満たすレベル。

TOEIC800点の正答率は何%?

  • 「TOEIC800点って、だいたいどのくらいの割合の問題を解ければいいん?」

TOEIC Listening & Reading Testは、

  • リスニング:495点満点
  • リーディング:495点満点

の計990点満点の試験です。

したがって、TOEICで800点取得した場合の正答率は、

  • 800/990=0.808…≅81%

となります。

すなわち、おおよそ全問題の8割を正解できればTOEIC800点を突破できるということがわかります。

(TOEIC800点を最小の時間と最小の労力で突破する学習法・勉強法については2.TOEICで800点を最短距離で達成するにはどんな学習・勉強をしたらいい?にて詳しく解説しています。)

TOEIC公式は「TOEIC800点のレベル」をこのように述べている

また、TOEICを主宰しているIIBC国際コミュニケーション協会は、TOEIC800点のリスニング、リーディングにおけるレベルの目安を以下のように述べています。
すなわち、リスニング、リーディングともに、だいたいこれくらいの力が身についていればTOEIC800点を取ることができるということになります。

TOEIC公式(ETS/IIBC)

  • 【リスニング】
    • 短い会話において、応答が間接的だったり、または簡単に予測できないようなものであっても、幅広い語彙(あまり使われない語彙、あるいは様々なトピックで用いられる語彙)を使用した話の主旨、目的、基本的な文脈が推測できる。
    • 長い聴解文において、幅広く語彙が使用されていても、話の主旨、目的、基本的な文脈が推測できる。情報の繰り返しや言い換えがなかったり、広い範囲にわたって情報を関連付ける必要があるときでも、同じことができる。
    • 短い会話において、否定構文が使用されていたり、構文が複雑だったり、難しい語彙が使われている場合でも詳細が理解できる。
    • 長い聴解文において、広い範囲にわたって情報を関連付ける必要があったり、情報の繰り返しがなくても、話の詳細が理解できる。情報が言い換えられていたり、否定構文が使用されていても、詳細が理解できる。

  • 【リーディング】
    • 文章の主旨や目的が推測できる。詳細が推測できる。
    • 意味を読み取ることができる。言い換えがあっても、事実に基づく情報が理解できる。
    • 文章全体にわたる情報を関連付けることができる。関連する二つの文章のつながりを理解できる。
    • 幅広い語彙(あまり使われない語彙、あるいは様々なトピックで用いられる語彙)、よく使用される単語の例外的な意味、慣用句的な使い方が理解できる。また、似たような意味で使われる複数の単語を区別することができる。
    • 規則に基づいた文法構造が理解できる。また、難しく、複雑で、あまり使用されない文法的な構造が理解できる。

レベル別評価の一覧表|TOEIC Listening & Reading Test|【公式】TOEIC Program|IIBCより)

(TOEIC800点を最小の時間と最小の労力で突破する学習法・勉強法については2.TOEICで800点を最短距離で達成するにはどんな学習・勉強をしたらいい?にて詳しく解説しています。)

英検に換算すると凖1級~1級レベル

では、TOEIC800点英検に換算するとどうでしょうか。

英検取得者のTOEICスコア」を見てみると、

  • 凖1級取得者のTOEIC平均スコア:732点
  • 1級取得者のTOEIC平均スコア:816点

ということがわかます。

すなわち、TOEIC800点英検に換算すると、だいたい、

  • TOEIC800点:英検準1級余裕をもって合格~1級ギリ合格

くらいと言うことができます。

ちなみに、英検準1級、英検1級がどれくらいのレベルなのかというのは、英検公式(公益財団法人 日本英語検定協会)によると以下のようになります。

日本英語検定協会

  • 【凖1級】
    • リーダー(品格)の英語
    • 大学中級程度
    • 「実際に使える英語力」の証明として高く評価されています。

  • 【1級】
    • 英語の知識のみでなく、相手に伝える発信力と対応力が身についている
    • 大学上級程度
    • 世界で活躍できる人材の英語力

各級の目安 | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会より)

(TOEIC800点を最小の時間と最小の労力で突破する学習法・勉強法については2.TOEICで800点を最短距離で達成するにはどんな学習・勉強をしたらいい?にて詳しく解説しています。)

大学生としてのTOEIC800点のレベルは?

  • 「TOEIC800点って大学生としてはどのくらいのレベルなん?」

TOEIC800点の大学生としてのレベルは、結論から言うと、ズバリ、

  • 普段からTOEIC・英語の学習をしている大学生の平均の+200点、上位約15%以内に入るレベル
  • 大学生全体の平均の+300点、上位約5%以内に入るレベル

です。

まず、「TOEIC Program DAA2021(和文)2021年7月版」より2020年度のTOEIC公開テストの大学生受験者のスコア分布、平均スコアを見てみると以下のようになります。

また、2020年度のTOEIC IPテストの大学生受験者のスコア分布、平均スコアを見てみると以下のようになります。

これらのデータより、

  • TOEIC公開テストの大学生受験者の平均点:608点
  • TOEIC公開テストで795点以上を取得している受験者の割合:14.3%
  • TOEIC IPテストの大学生受験者の平均点:501点
  • TOEIC IPテストで795点以上を取得している受験者の割合:4.6%

ここで、

  • 「そもそも、公開テストとIPテストって何が違うん?」

という疑問に答えておきます。
公開テストとIPテストの違いは、簡単に言うと以下のような違いがあります。

  • TOEIC公開テスト:普段から自主的にTOEICの学習に励んでいる大学生受験者が大半を占める
  • TOEIC IPテスト:大学全体でまとめて実施するテストで、普段TOEICや英語の学習をしていない人も受験している

以上より、TOEIC800点の大学生としてのレベルは、

  • 普段TOEIC対策をしている大学生の平均の+200点、上位約15%以内に入るレベル
  • 大学生全体の平均の+300点、上位約5%以内に入るレベル

と言うことができるわけです。
(TOEIC800点を最小の時間と最小の労力で突破する学習法・勉強法については2.TOEICで800点を最短距離で達成するにはどんな学習・勉強をしたらいい?にて詳しく解説しています。)

TOEIC800点は、転職活動・就職活動ではどのくらいのレベル?

  • 「TOEIC800点は就活・転職活動でどのくらい通用するの?」

TOEIC800点仕事・キャリアにおける評価の目安は、おおよそ、

  • ほとんどの企業でかなり高く評価され、たいていの外資系企業でも応募要件を満たすレベル

と言われています。

実際に、「新入社員 TOEIC L&R 最新データ 2019年度」「TOEIC Program DAA2021(和文)2021年7月版」のデータを見てみると、


というように、TOEIC800点

  • 新入社員のなかで上位7.4%以上
  • 社会人受験者全体の中で上位20.9%以上(公開テスト)

となり、TOEIC800点以上を取れる人はかなり少ないことがわかります。
それゆえ、新卒採用、中途採用においても、社会全体としては貴重な人材として高評価を受ける場合が多いです。

また、「上場企業における英語活用実態調査 2013年」より、

  • 国際部門で企業が期待するTOEICスコアの平均:750点

というデータも得られており、それを+50点上回るTOEIC800点は、

  • 国際部門や外資系企業でも十分通用するレベル

だということがわかります。

ちなみに、参考までに、TOEIC500点~900点台の仕事・キャリアにおける評価目安は以下のようになります。

TOEICスコア目安キャリア
600点~多くの企業で「標準」とされるレベル。
700点~ほとんどの企業でかなり評価されるレベル。
ただし外資系などの企業を志望するには不十分と判断されるケースもある。
800点~ほとんどの企業でかなり高く評価されるレベル。
大抵の外資系企業でも応募要件を満たす。
900点~ ほとんどの企業で非なり高く評価されるレベル。
大抵の外資系企業でも応募要常に高い評価が得られるレベル。
外資系企業でも志望段階での英語力としてはまず問題ないと判断される。
(※TOEIC®L&Rテスト スコアの目安とキャリア - Z会の通信教育 大学生・社会人をもとに作成)

2.TOEICで800点を最短距離で達成するにはどんな学習・勉強をしたらいい?

ここまでで、TOEIC800点のレベルや仕事・キャリアにおける評価がどのくらいかというのは大体わかったかと思います。
ですが、ここで、

  • 「じゃあ、TOEIC800点を取るにはどういった学習・勉強をすればいいの?」
  • 「いろんな学習法・勉強法があるなかで、どんな学習方法が一番最短距離でTOEIC800点を突破することができるの?」

と疑問に思いますよね。

結論から言うと、

  • TOEIC800点を最短時間で達成するには、
    • 英語を英語で理解する「言葉としての"英語"」を身につける学習を行う

    のがベスト

です。

TOEIC800点達成に必要な学習時間・勉強時間は?

まず、

  • 「TOEIC800点を達成するにはどのくらいの学習時間・勉強時間が必要なの?」

というところから見ていきましょう。

Oxford University Press『A Teacher’s Guide to TOEIC® Listening and Reading Test Preparing Your Students for Success』に記載されている資料によると、だいたい、

  • 550点→850点:725時間
  • 650点→850点:500時間
  • 750点→850点:275時間

という学習時間が必要となることがわかります。

これを、「一日あたり1時間」「一日あたり2時間」「一日あたり3時間」TOEIC・英語の学習に取り組んだ場合に換算してみると、おおよそ、TOEIC800点以上を取得するまでに必要な学習期間は以下のようになります。

現在のTOEICスコア目標とするTOEICスコア1日3時間学習した場合にかかる期間1日2時間学習した場合にかかる期間1日1時間学習した場合にかかる期間
500点台800点台約8.1ヶ月約1年約2年+1.7ヶ月
600点台800点台約5.6ヶ月約8.3ヶ月約1年+4.7ヶ月
700点台800点台約3ヶ月約4.6ヶ月約9.2ヶ月

学習時間・勉強時間を短縮するためにはどんな学習をしたらいい?

ですが、ここで、

  • 「でも、そんなに長い時間かけてる暇ないよ!」
  • 「転職に間に合わないよ!」
  • 「就活に間に合わないよ!」
  • 「もっと早くTOEIC800点を達成する方法はないの?」

と思いませんか?

ですが、ご安心ください。
先ほどの資料の学習時間の目安は、あくまでも、"一般的に言われている英語学習法を行った場合"のデータにすぎません。
すなわち、

  • 学習方法さえ工夫すれば、学習時間はいくらでも短縮できる

ということです。

では、具体的にはどのような学習を行えば、TOEIC800点を達成するまでの学習時間を短縮させることができるのでしょうか。
それは、

  • 「科目としての"英語"」=文法知識の丸暗記や日本語訳を介して英語を理解する従来の学習法ではなく、「言葉としての"英語"」=英語を英語で理解する本物の英語力を身につける学習

を行うことです。

TOEICでは「科目としての"英語"」は通用しない

では、なぜ、

  • 「科目としての"英語"」=文法知識の丸暗記や日本語訳を介して英語を理解する従来の学習法

ではなく、

  • 「言葉としての"英語"」=英語を英語で理解する本物の英語力を身につける学習法

を行うことで学習時間を短縮することができる

のでしょうか。

その理由は、ズバリ、

  • TOEIC「言葉としての"英語"」の能力を測るために作られている試験だから

です。

あなたも経験があるかもしれませんが、中学校や高校の授業の英語や大学受験の英語では、文法を丸暗記する学習法や、日本語訳に頼って英語を日本語で理解するような学習法でもある程度点数が取れてしまいませんでしたか?
それはなぜかというと、

  • 学校教育や大学受験での「英語」とは、コミュニケーションツール=言語としての英語ではなく、学習能力を測るための「科目としての"英語"」でしかないから

です。

ですが、残念なことに、この「科目としての"英語"」の試験の問題を解くための能力を磨いても、本物の「言葉としての"英語"」の力はなかなか身に付きません
(これは、日本人のほとんどが中学・高校で6年間も英語の学習を行っているのに、英語を自在に話すことができる日本人がほとんどいないことの理由でもあります。)

それゆえ、TOEICで点数を取ることを目的とする場合は、大学受験方式の「科目としての"英語"」では非常に効率が悪いわけです。(努力の割に結果が出ないということです。)

なので、結局、無駄な労力を割かずに、最短時間でTOEIC800点を達成するためには、

  • 最初からTOEICで求められている「言葉としての"英語"」の能力を身につけるための学習を行う

のがベストというわけです。

「言葉としての"英語力"」を身につけるにはどういった学習を行えばいい?

では、

  • TOEICで求められている「言葉としての"英語"」の能力を身につけるための学習

とは具体的にどういった学習を行えばいいのでしょうか。

それは、以下の2つのポイントを押さえた学習を行うことです。

  • 英語を英語で理解する("日本語英語"は捨てる)
  • 「聞く+話す」(音声言語)→「読む+書く」(文字言語)の順番で身につけること

その理由は、

  1. 日本語で英語を理解するクセがつくと、なかなかそれが取れにくく、結局英語を英語で理解できるようになるには最初から英語を英語で理解する経験をひたすら積むことが近道だから
  2. 人間の脳の原理に基づくと、

      「聞く+話す」(音声言語)で基礎となる英語の言語ネットワークを作る→形成された英語の言語ネットワークを「読む+書く」(文字言語)に応用できるようにする

  3. という順番で学習するのが最も効率が良いから

です。

3.TOEICで800点を最短距離で達成する学習の具体的な実践方法は?

  • 「じゃあ、言葉としての英語を身につける学習って、具体的にどうやって実践したらいいの?」
  • 「おすすめの教材、参考書とかある?」

と思いますよね。

そこで、ここからは、

  • 「言葉としての"英語"」を身につけるための学習の超具体的な実践の仕方

を、具体的な教材・参考書等も交えて解説していきます。

  • 「どうやったらいいのかようわからん」

という場合でもとりあえずここに書いてるとおりに実践すれば大丈夫です。

基本的にはこの3つの学習を行う

「言葉としての"英語"」を身につけるための学習では、大きく分けて以下の3つの種類の学習を行います。

  • 根本的な英語力を身につける学習
  • ボキャブラリ(単語・フレーズ)を身につける学習
  • TOEICの問題を解く力を身につける学習

では、それぞれの学習の具体的なやり方を見ていきましょう。

「①根本的な英語力」を身につける学習の具体的な実践方法

まず、

  • 根本的な英語力を身につける学習

の具体的なやり方から解説していきます。

この「根本的な英語力を身につける学習」では、TOEICで点数を取るうえで土台となる基礎的な英語力を身につけます。
ハッキリ言って、ここで基礎的な英語力をどこまで伸ばせるかがTOEIC800点をいかに最短時間で突破できるかのカギとなります。
後ほど「②ボキャブラリ(単語・フレーズ)を身につける学習」「③TOEICの問題を解く力を身につける学習」も行いますが、ここで根本的な英語力が身についていなければ、それらの学習の効果も発揮できません。
逆に言えば、「根本的な英語力」がキッチリ身についていれば「②ボキャブラリ(単語・フレーズ)を身につける学習」「③TOEICの問題を解く力を身につける学習」はオマケ程度でサクッとこなすだけで、すぐにTOEIC800点に達成することができるはずです。
なので、まずは、ここで紹介する「根本的な英語力を身につける学習」をキッチリ行っていきましょう。

「①根本的な英語力を身につける学習」では、具体的には、以下の3つのことを行います。

  1. 英語音源を24時間聴きまくるトレーニング(潜在意識レベルの英語言語神経ネットワークを作るためのトレーニング)
  2. 英語を能動的に話すトレーニング(細部まで英語を理解することができるようになるためのトレーニング)
  3. 音声言語をリーディング(文字言語)に応用するトレーニング

「①-1.英語音源を24時間聴きまくるトレーニング」のやり方

まず、「根本的な英語力を身につける学習」の一つ目は、

  • ひたすら英語音源を24時間聴きまくるトレーニング

です。

この学習を行うことで、

  • 「聞く」「話す」「読む」「書く」のすべての土台となる英語の言語神経ネットワークを脳内に潜在意識レベルで形成する

ということを行います。

簡単に言うと、赤ちゃんが母国語を身につけるときに、

  1. 周りの大人の会話を浴び聞き続ける(「聞く」)
  2. 自分から発話するようになり、会話ができるようになる(「話す」)
  3. 文字言語を学び、音声言語(会話)で使用している母国語を読み書きに応用できるようになる(「読む」「書く」)

という順番で身につけるところの、最初の、

  • 周りの大人の会話を浴び聞き続ける(「聞く」)

に相当するプロセスです。

よく、「英語の勉強するぞーーーー」と言って、いきなり、洋書のリーディングや英会話を始める人がいます。
しかし、たいていの場合は、なかなかスムーズに上達することができなかったり、英語を英語で理解するのに挫折して結局日本語訳に頼ってしまうという残念な結果に陥ってしまいます。
それはなぜかというと、

  • 正しい英語を潜在意識レベルで認識する経験(インプット)が圧倒的に足りていないから

です。
すなわち、英語を英語で理解する英語力を身につけようとする場合、いきなりリーディングやスピーキングを行おうとするのは、何もないところからいきなりアウトプットしようとしているようなものです。
そりゃ、うまくいかないのも当然なのがわかりますよね。

なので、英語を英語のまま理解し、思考できるようになるために、最初にやるべきことは、

  • ひたすら英語音源を24時間聴きまくることで、土台となる英語の言語神経ネットワークを脳内に潜在意識レベルで形成する

ことというわけです。

では、この「ひたすら英語音源を24時間聴きまくるトレーニング」は具体的なやり方は、

  • 「ネイティブスピーカーが話している」+「英語のみが収録されている}音源を、ひたすら長時間漠然とBGMのように聴きまくる(脳に聴かせまくる)

ということを行います。
これだけです。
簡単ですよね。

ポイントは、

  1. 英語をいちいち意識に上げないでBGMのように聞き流す。(「聞く」というより「聴く」感覚。)
    (意識に上げてしまうと潜在意識レベルで英語を反射的に理解する力が身につきにくいから。)
  2. とにかく長時間聴くことが重要。
    (上達の速さは聴いた時間の"量"で決まる。)

2つです。

「一日〇時間!」というように机に向かって学習する必要はありません。
むしろ、それだと聴く時間足りな過ぎて上達に時間がかかってしまいます。
それよりも、「起きている時間は常に英語音源を聴いている」くらいの感覚で、ひたすら長時間聴くのが効果的です。

また、使用する音源は、必ず「ネイティブスピーカーが話している」+「英語のみが収録されている」音源にすることが鉄則です。
なぜかというと、よくある「×)英語の後に日本語訳が流れる音源」というような音源だと、英語を英語で理解する力が1ミリも身につかず、むしろ英語を日本語で理解するクセが付いて英語力が下がってしまう恐れさえあるからです。

ここで、

  • 「具体的にはどの音源を使ったらいいの?」
  • 「音源探すのめんどいわ」
  • 「おすすめとかある?」

と思うかもしれません。

基本的には、「ネイティブスピーカーが話している」+「英語のみが収録されている」という条件を満たしてさえいれば、自分の好きなジャンルの音源で構いませんが、「何を選んだらいいかわからーん」「選ぶのめんどいからおすすめ教えてくれ」というあなたに、おすすめするのは、

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「①-2.英語を能動的に話すトレーニング」のやり方

そして、「根本的な英語力を身につける学習」の二つ目は、

  • 英語を話すことで能動的に英語を操作するトレーニング

です。

これにより、

  • 先ほどの「音源聴きまくりトレーニング」で無意識レベルで形成された英語の言語ネットワークを実際に自分で操作して使うことにより、英語を細部までハッキリと理解できる

ようになります。

先ほどの「ひたすら英語音源を24時間聴きまくるトレーニング」では、ひたすら潜在意識レベルで英語を英語で理解する根っこの部分を鍛えましたが、この「英語を話すことで能動的に英語を操作するトレーニング」では、実際に自ら能動的に英語を意識に上げて「英語を使う」経験を積むことにより、英語を細部まで意識的に理解できるようにします。
すなわち、一言で言うと、先ほどの「聴きまくりトレーニング」"インプット"ならば、この「英語を能動的に操作するトレーニング」は、"アウトプット"による学習というわけです。

先ほどのように、赤ちゃんが母国語を身につけるときに例えると、

  1. 周りの大人の会話を浴び聞き続ける(「聞く」)
  2. 自分から発話するようになり、会話ができるようになる(「話す」)
  3. 文字言語を学び、音声言語(会話)で使用している母国語を読み書きに応用できるようになる(「読む」「書く」)

の2番目の

  • 自分から発話するようになり、会話ができるようになる(「話す」)

に相当します。

そして、ここまでの「聴きまくりトレーニング」と「英語を能動的に操作するトレーニング」で、TOEIC800点に必要な根本的な英語力9割方は完成してしまいます。
(あとは、文字言語に応用してリーディング力を多少つけて、オマケ程度にTOEIC問題に慣れるトレーニングをちょこっとするだけです。)
逆に言えば、この「聴きまくりトレーニング」と「英語を能動的に操作するトレーニング」が最も力を入れるべき学習ということになります。

では、この、

  • 英語を話すことで能動的に英語を操作するトレーニング

は具体的にはどのように実践したらいいのでしょうか。

それは、

  • オンライン英会話を利用して、自ら英語を能動的に使う経験を積みまくる

というやり方が最も効率的です。

これを実践するうえでのポイントは、

  • 教材のフレーズをそのまま読むようなレッスンよりもなるべく自分で言葉を考えて話すような形式のレッスンで行う。(「フリートーク」「フリー英会話」「フリーディスカッション」などのレッスンを選ぶといいでしょう。)
  • 頭の中で日本語を思い浮かべることなく、英語の感覚で自然と思いついたそのまま出てきた英語を話すことを意識する。("日本語英語"にならないように意識するということ。)
  • 短時間でいいのでなるべく毎日行う。(まとめて長時間やるよりも毎日ちょっとずつやった方が効果的。)

3つです。

ここで、

  • 「オンライン英会話って世の中にたくさんあるけど、どれがいいん?」
  • 「このトレーニングを実践しやすいオンライン英会話サイトとかあるん?」

と疑問に思うことでしょう。

この「英語を話すことで能動的に英語を操作するトレーニング」を実践する上でおすすめなのは、

です。
その理由は、

  • 「能動的に英語を操るトレーニング」で最も重要となる自由に発話できる系のレッスンが多い
  • 語彙力アップのレッスン、ビジネス英語に特化したレッスン、海外旅行に特化したレッスンなどもおまけに受けることができる
  • 低価格の割に講師のクオリティが高い

という特徴があり、このトレーニングを実践するうえで非常に効果を発揮しやすいからです。

なので、「すでに自分で普段から他のオンライン英会話サイトを利用している」という場合は無理をする必要はありませんが、

  • 「どこのオンライン英会話サイトがいいのかわからない」
  • 「はじめてオンライン英会話を利用する」

という場合は、とりあえずDMM英会話を利用しておけば大丈夫です。

「①-3.音声言語をリーディング(文字言語)に応用するトレーニング」のやり方

そして、「根本的な英語力を身につける学習」の三つ目は、

  • 音声言語をリーディング(文字言語)に応用するトレーニング

です。

これにより、

  • 「聴きまくりトレーニング」+「英語を能動的に操作するトレーニング」(「聞く」+「話す」)で身につけたベースとなる英語力を、文字言語(「読む」)に応用できる

ようになります。

すなわち、音声言語で身につけた英語力を文字言語でも発揮できるようにするということを行います。

先ほども述べましたが、ここまでの、

  1. ひたすら英語音源を24時間聴きまくるトレーニング(「聞く」)
  2. 英語を話すことで能動的に英語を操作するトレーニング(「話す」)

のトレーニングで、しっかりと基礎となる「英語を英語で理解する英語脳」の土台が出来ていれば、このリーディングに応用するトレーニングはハッキリ言ってオマケ程度で済んでしまいます。(すなわち、すぐに英文をスラスラ読めるようになってしまうということ。)

では、この「リーディングに応用するトレーニング」は具体的にはどのように実践すればいいのかというと、

  • DMM英会話 デイリーニュース

を使ってひたすら英文を読む経験を積み、英文を英語のまま理解してスラスラ読む力を身につけます。

なぜこの「DMM英会話 デイリーニュース」を利用するのが良いのかというと、

  • 1~2分で読めるコンパクトな記事がまとまているのでスキマ時間でもサクッと読める
  • レベル別に記事を選ぶことができるので、英語力をつけるための学習にピッタリ
  • 1記事ごとに設問がいくつか設けられているので、内容を理解できているかどうかのチェックもできる

特徴があり、この「リーディングに応用するトレーニング」を実践するうえでピッタリだからです。

「②ボキャブラリ(単語・フレーズ)」を身につける学習の具体的な実践方法

続いては、

  • ボキャブラリ(単語・フレーズ)を身につける学習

の具体的な実践方法について解説します。

先ほどの「①根本的な英語力を身につける学習」で英語・英文そのものの運用能力を身につけることはできます。
しかし、途中でわからない語彙があると、あたりまえですが、いくら英語の運用能力があっても英文・英語の発話を理解することができず、非常にもったいないです。
なので、TOEIC800点を突破するうえで必要となるボキャブラリの学習もある程度行っておく必要があります。

このボキャブラリの習得は、具体的には、以下の2つに分けて行います。

  1. TOEIC800点取得に最低限必要な"基礎的なボキャブラリを身につける
  2. TOEICに頻出する"TOEICならではのボキャブラリ"を身につける

「②-1.基礎的なボキャブラリ」を身につける具体的なやり方

まずは、

  • TOEIC800点取得に最低限必要な"基礎となるボキャブラリ

を身につけます。

TOEICのスコアとそれぞれのスコアごとに必要なボキャブラリは一般的に以下のように言われています。

  • 400点:約3,000語(中学英単語網羅レベル)
  • 500点:約4,000語(高校卒業レベル)
  • 600点:約5,000語(大学入試レベル)
  • 700点:約7,000語(大学一般教養レベル)
  • 800点:約8,000語(大学中級レベル)
  • 900点:約10,000語(英検準1級~1級レベル)

これより、

  • TOEIC800点に必要な語彙力の目安は約8,000語

ということがわかります。

なので、TOEIC800点を目指す場合は、まずはこの8,000語以上のレベルに対応した語彙力を単語帳で完璧にマスターしておく必要があります。
例えば、アルク学参シリーズの単語帳「キクタン」シリーズでいうと、

をとりあえず完璧にマスターしておけば大丈夫ということになります。

逆に、「すでに8,000語レベル以上の語彙を単語帳などでマスターしている」という場合はここをすっ飛ばしてTOEICに頻出する”TOEICならではのボキャブラリ”-の学習に進んで構いません。

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「②-2."TOEICならでは"のボキャブラリ」を身につける具体的なやり方

TOEIC800点に必要な8,000語レベルの語彙力を身につけたら、

  • TOEICに頻出する"TOEICならではのボキャブラリ"

を身につけます。

ここで、

  • 「"TOEICならではのボキャブラリ"って一体何なん?」

と思うかもしれません。
ここでいう、"TOEICならではのボキャブラリ"とは、

  • TOEICに、ほぼ毎回のように出る単語・フレーズ
  • TOEICで、問題を解く上でのポイントとして頻出する単語・フレーズ

のことを指します。

そして、上に書いてある通り、これらの単語・フレーズは、よく問題を解く上でのポイントとして頻出するため、これらを押さえておくだけでも、かなり手っ取り早くTOEICの得点を伸ばすことが可能となるわけです。

では、具体的にはどのように行えばいいのかというと、

  • TOEICに頻出する単語・フレーズに特化してまとめられた英単語帳

を利用して身につけるのがベストです。

具体的な教材としては、

というTOEIC専用単語帳を使って身につけるのがおすすめです。
なぜかというと、

  • TOEICに本当によく出る804語に厳選されているので、短時間で出来、即スコアに反映されやすい。
  • そのままの形で出題されるフレーズ・例文(キラーフレーズ)が載っている。
  • 似たような意味の単語フレーズが連続して並べられているのでまとめて覚えやすい。
  • 「出題確実の鉄板単語」「みんなが勘違いしやすい単語」「もう一つの「品詞」が狙われる単語」「900点以上を目指す人のための実際に出る「難」単語」などといったように、レベル別・特徴別にユニット(章)がまとめられているので便利。

という特徴があり、「"TOEICならでは"のボキャブラリ」を身につける上で非常に使いやすいからです。

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「③TOEICの問題を解く力」を身につける学習の具体的な実践方法

そして、3つ目の、

  • TOEICの問題を解く力を身につける学習

の具体的なやり方について解説します。

この学習では、文字通り、

  • 「①根本的な英語力を身につける学習」で身につけた"根本的な英語力"をTOEICのスコアに活かすことができるようにする

ということを行います。

というのも、仮に同じ英語力をもっていても、

  • 「一回もTOEICの問題を解いたことがない」のと「普段からTOEICの問題に解き慣れている」

のでは、スコアが全然変わってきます。(+100点くらいの差が出ることもザラです。)

なので、TOEIC800点を最短距離で達成するには、「根本的なの英語力」と並行して「TOEICの問題を解く力」バランスよく身につけていくのが最大のコツとなります。

やることは「解く力」と「スピード」を身につけるだけ。

では、"根本的な英語力"をTOEICのスコアに活かすことができるようにするには、何をやればいいのかというと、

  • 初見問題を解く力
  • 問題を解くスピード(時間配分をコントロールする力)

2つを身につければOKです。

具体的な実践方法

では、

  • 初見問題を解く力
  • 問題を解くスピード(時間配分をコントロールする力)

の2つを身につけるには、具体的にどのような学習を実践したらいいのでしょうか。

それは、

  1. TOEICオンライン模試e-TESTエンドレスリピートで繰り返し解きまくる
  2. e-TESTで毎回800点を安定して取れるようになったら、本試を受ける

というやり方がベストです。

ここで、

  • 「e-TESTって何なん?」

と思うかもしれませんので軽く説明しておきます。
e-TESTとは、簡単に言うと、

  • オンライン上でTOEICの問題・模試を解くことができるツール

です。

そして、なぜこの学習にてe-TESTを使うのがいいのかを簡単にまとめると、以下のようになります。

  • 全3000問の問題の中から毎回ランダムに出題されるので、初見問題をサバく実力が着実につく
  • 1問ずつ制限時間があるので、リアルなTOEIC本試のスピード感が身につく
  • 模試1回あたり30分に凝縮されているので、忙しいビジネスパーソンでも、空いた時間にサクッとできる
  • スマホからも使えるので家にいなくても、職場でも電車でもカフェでもどこでも手軽にできる
  • 毎回得点(スコア)がしっかり計算されておまけに保存もされるので、自分の現時点での実力、実力の伸びを把握できる

よくある、

  • ×)市販の小手先のテクニックだけをまとめた参考書
  • ×)公式問題集

では、

  • ×)同じ問題しか解けないので、初見問題を解く力が身につかない
  • ×)時間制限の縛りがないので解くスピードが身につかない
  • ×)邪道となる小手先のテクニックの解説しか載っていなく、何の役にも立たない

という弱点がありますが、

e-TESTの場合は、特に、

  • 問題が毎回ランダムに出題される
  • 一問ずつ時間制限が設けられている

という特徴があるため、先ほども述べた、

  • 初見問題を解く力
  • 問題を解くスピード(時間配分をコントロールする力)

を非常に効率よく身につけることが可能なわけです。

e-TESTで800点を取れるようになったら本試を受けよう

そして、ここまでの、

  • 根本的な英語力を身につける学習
  • ボキャブラリ(単語・フレーズ)を身につける学習
  • TOEICの問題を解く力を身につける学習

の学習を繰り返していくなかで、

  • e-TESTで安定して800点以上取れる

ようになったら、ぜひTOEICの本試を受けてみましょう。

というのも、e-TESTの模試のスコアは、本番のTOEICの得点とかなり高精度にリンクするという特徴があるからです。
すなわち、簡単に言うと、

  • e-TESTで800点以上取ることができる本番のTOEICでも高確率で800点以上取ることができる

というわけです。

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