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英語フレーズ解説

スッキリわかる!"Could you~?"と"Would you~?"の意味の違い

  • 「"Could you~?"と"Would you~?"って意味が違うの?」
  • 「どうやって使い分けたらいいの?」
  • 「どんな場面で使えるの?」

という疑問をお持ちではないでしょうか?

おそらく、あなたは、学校や英会話教室で、

  • "「Could you~?」も、「Would you~?」も、両方とも「~してくれますか?」"

と習ったのではないでしょうか。
その辺の英語の参考書などでもこの2つのフレーズはまとめて紹介されていることが多いです。

結論から言うと、確かに、大まかには両方とも「~してくれますか?」というような意味で使われます。
ですが、厳密には、細かいニュアンスが異なります

また、内容によっては、

  • 「Could you~?」を使うと不自然に聞こえる
  • 「Would you~?」を使うと不自然に聞こえる

という場合もあります。

ですが、この記事を読むことで、

という疑問がスッキリ解決します。

1.「Could you~?」と「Would you~?」って何が違うの?

あなたは「Could you~?」と「Would you~?」をどのように使い分けていますか?

おそらく、

  • 「正直何が違うのかわからないからその時の気分でテキトーに使い分けてる」

のではないでしょうか?

確かに、「Could you~?」「Would you~?」もザックリとした意味は同じですが、厳密には以下のような違いがあります。

  • Could:それがいま可能かどうか(できるかどうか)
  • Would:それをする意志があるかどうか

「Could you~?」は、「それができるのであればやってくれるはず」という前提で、「(いま)~することはできますか?」と聞くニュアンスです。
一方で、「Would you~?」「(いま)それができる」という前提で、「~してくれるつもりはありますか?」「~してくれる意志はありますか?」と聞くニュアンスです。

なぜそうなるかというと、「could」と「would」の元となっている「can」「will」から考えると納得がいきます。

  • 「Can you~?」→「~できる?」→「~してくれる?」
  • 「Will you~?」→「~する意志はある?」→「~してくれる?」
    ("will"は名詞で「意志」という意味があります。また、未来に「~する意志がある」ということからお馴染みの未来形としても使われます。)

内容によってどちらを使った方が良いかが変わる

先ほど説明したように、「Could you~?」「Would you~?」には、

  • Could:それがいま可能かどうか(できるかどうか)
  • Would:それをする意志があるかどうか

という違いがありますが、「Could you~?」(Can you~?)を使うのが最適か、「Would you~?」(Will you~?)を使うのが最適かは、内容によって変わります

"could","can"を使うのが最適な例

たとえば、「見知らぬ人に道を尋ねる場合」は、「Would you~?」よりも「Could you~?」の方が適しています。
なぜかというのは以下のように考えると納得がいきます。

  • Could you tell me how to get to the station?"相手が駅までの道を教えることは可能か"を聞くニュアンスになる
  • Would you tell me how to get to the station?"相手が駅まで道のりを知っている前提でそれを教えてくれる意思があるか"を聞くニュアンスになる

見知らぬ人に道を聞く場合は、相手が目的地(上の例でいう"station"(駅))までの道のりを必ずしも知っているかはわかりません
なので、「道を教えることが可能かどうか」というニュアンスを含んだ、

  • Could you tell me how to get to the station?

の方が自然なニュアンスとなります。

例)

  • Could you help me?
    (手伝ってもらえますか?)
  • Could you let me know if you have any questions about this project?
    (この企画について何か質問がございましたら私に知らせてもらえますか。)
  • Could you do me a favor? Could you carry this heavy suitcase for me?
    (お願いがあるのですが。この重いスーツケースを運んでもらえますか。)
  • Could you speak more slowly?
    (もう少しゆっくり話してもらえますか?)
  • Could you say that again?
    (もう一度言ってもらえますか?)
  • Could you ask her to call me back?
    (彼女に電話を折り返すように言ってもらえますか?)

"would","will"を使うのが最適な例

では、プロポーズの際に「結婚してくれますか?」と言う場合はどうでしょうか。
これはよく聞くフレーズなのでどちらが適しているかなんとなくわかるかもしれませんが、

  • Can you marry me?"結婚することが(能力的に)可能かどうか"を聞くニュアンス
  • Will you marry me?"結婚する意志(will)があるかどうか"を聞くニュアンス

上記をみてわかる通り、プロポーズのシチュエーションでは、「Will you marry me?」が適しています。
もしも「Can you marry me?」だと、「相手が能力的に私と結婚可能ですか?」というようなニュアンスとなり、意味不明なこととなってしまいます。

2.「Can you~?」「Will you~?」とは何が違う?

  • 「"Could you~?","Would you~?"と"Can you~?","Will you~?"は何が違うの?」

と疑問に思っていませんか?

「Could you~?」「Would you~?」「Can you~?」「Will you~?」の違いは、

  • 「Could you~?」「Would you~?」の方が「Can you~?」「Will you~?」よりもやや丁寧な表現

という点です。

それはなぜかというと、

  • "can","will"を過去形の"could","would"にすることで仮定法のニュアンスが加わるから

です。

※補足:仮定法とは
(「仮定法くらいがわかってるよ」という方はスッ飛ばしていいです)

仮定法:時制をずらす(過去形・過去完了形)ことで「事実に反する仮想的な事象」を表す方法のこと。
わかりやすいように以下の例を用いてザックリ説明する。

  • I wish I could speak French.
    ((もしも仮に)フランス語が話せたらいいのになあ)

この文章の「I “could” speak French」の部分が仮定法。(canではなくcouldを使っているところが。)
このように、「I “can” speak French」ではなく「I “could” speak French」ことで”(実際はフランス語が話せないけど)もしも話せたら感”が増す。

これと同じで、

  • Can you help me?

よりも、

  • Could you help me?

の方が、「(まさか実際に手伝ってくれるとは思ってはいないけど)手伝ってくれますか?」感が出て、やや控えめで畏まったニュアンスが出るので結果的に丁寧な表現となる。

3.「Could you~?」「Would you~?」と聞かれたときの返答の仕方は?

自分が「Could you~?」「Would you~?」と聞かれた場合はどのように返答したらよいのでしょうか。

基本的には、

  • 「いいですよ」と言う場合(肯定):Sure.
  • 「ダメです」と言う場合(否定):I'm sorry, but I can't.

さえ覚えておけばどうにかなります。

注意しておきたい点は、否定する時に、たとえ「could」で聞かれていたとしても、「I'm sorry, but I "can't".」と答えるという点です。
なぜかというと、ここでの「Could you~?」過去の話ではなくあくまでも「今できるか」というのを聞いているからです。(ここでのcouldは2.「Can you~?」「Will you~?」とは何が違う?で説明したように仮定法ニュアンスとしての用法です)
「Could you~?」(~できますか?)と聞かれて、「I couldn't.」(できなかったよ)と答えるのは話が噛み合いませんよね?
ある程度英語ができる英語中級者ほど、逆に、つい無意識のうちに「couldn't」と答えてしまいがちなので注意しておきましょう。

「Sure.」以外で「いいよ」と答える方法

「いいよ」と肯定する場合には、「Sure.」以外にも様々な答え方のバリエーションがあります。
余裕がある場合、ワンパターンだとアレだという場合は以下のフレーズも軽く押さえておくといいでしょう。

  • Certainly.(是非いいですとも。)
  • With pleasure.(どうぞ喜んで。)
  • By all means.(もちろんいいですよ。/是非お願いします。)
  • No problem.(問題ないよ。)
  • Go ahead.(どうぞ/遠慮なく)
例)
A:Would you hold this for a moment?
(ちょっとこれ持っててくれますか?)
B:With pleasure.
(はい喜んで。)

4.「Could you~?」「Would you~?」はどれくらい丁寧?ビジネスでも使える?

「Could you~?」「Would you~?」は、実際の英語ネイティブにとって、どれくらい丁寧な表現に聞こえるかザックリ言うと、

  • 家族・友人・初対面の人などに対して使う「です・ます」調レベルの丁寧さ

です。

たとえば、

  • 初対面の人とフランクに話す場合
  • 職場における同僚や部下との会話

などに使います。

ビジネスにおいて上司・目上の人に使うのはNG

逆に、

  • × ビジネスにおける上司などの目上の人
  • × 企業外部の人
  • × 社外メール

に対しては、フランク過ぎるので使えません。(失礼な言い方となります。)

日本の英語教材や学校の授業などでは、

  • "「Could you~?」「Would you~?」は「Can you~?」「Will you~?」よりも丁寧"

と教え込まれるので、「Could you~?」「Would you~?」はめちゃくちゃ丁寧だと思い込んでいるかもしれませんが、実際は誰にでも使えるほどズバ抜けて丁寧というわけではありません

その点は注意しておきましょう。

"possibly" "kindly"でさらに丁寧に

ノーマルの「Could you~?」「Would you~?」よりも少し丁寧に柔らかく言いたいときは、"possibly" "kindly"を加えて、

  • Could you possibly~?
  • Could you kindly~?

とすることで少し丁寧度が増します。

細かく説明すると、"kindly"は、「親切な」「思いやりのある」というような意味を持つ副詞で、

  • 「Could you kindly~」→「親切に~してくれますか?」

というようなニュアンスとなるので、結果的に相手には丁寧な表現として聞こえます。

一方で、"possibly"は、「ひょっとして」「何とか」というような意味を持つ副詞で、

  • 「Could you possibly~」→「(やってくれるとは思ってないけど)もしかして~してくれますか?」

というようなニュアンスとなるので、こちらも結果的に丁寧な頼み方として使われます。

例)

  • Could you kindly prepare the document by today?
    (資料を今日中に用意していただけますか?)

ただし、ビジネスにおける上司や、社外関係の相手に対してで使うのには、これでもまだゆるい表現です。

社外や上司にも使えるさらに丁寧な頼み方は?

では、ビジネスにおいて上司・目上の人・社外の相手に対して、お願い・頼み事をするときには、どんなフレーズを使うべきなのでしょうか。

最もおすすめなのは、

  • I wonder if~
  • I was wondering if~

という表現です。

直訳すると「~してくれないかなあと思う」「~してくれたらなぁと思ったのですが」となりますが、遠回しで「~していただけませんか?」という"お願い・頼み事"をするフレーズとして使われます。

なぜ丁寧な表現となるかというと、

  • 疑問文ではないので相手への返答の圧力が少なくなる
  • 遠回しなので「やってくれる?」と直で言うような"ドストレート感"がない

からです。

例)

  • I wonder if I can take a paid leave next month.
    (来月に有給休暇を取らせていただきたいのですが。)
  • I was wondering if you could check my report by noon.
    (今日の正午までに報告書の内容を確認して頂きたいのですが。)

その他の使用例、「I wonder if~」「I was wondering if~」の違い、細かいニュアンスの解説に関しては「I was wondering if~」の意味と使い方、返答の仕方を完全解説。で詳しく解説しています。

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