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英語フレーズ解説

「飛行機に乗る」って英語でどうやって言うの?5つの表現パターンと使い分け方

  • 「"飛行機に乗る"って英語で何て言うの?」
  • 「"board"と"take"で何が違うの?どう使い分けたらいい?」

そのような疑問をお持ちではないでしょうか?

日本語で「飛行機に乗る」という言葉に対応する英語の表現は、3つも4つもさまざまな表現があり混乱しがちです。

そこで、この記事では、

について詳しく解説していきます。

1.「飛行機に乗る」の表し方は大きく分けて2つ

「飛行機に乗る」の意味を表す英語は、大きく分けて、

  1. 「乗って(どこかに)いく」ことを表すフレーズ
  2. 飛行機の機体に「乗る」という動作そのものを表すフレーズ

2種があります。

そして、この2種のフレーズのなかにも、以下のように様々な表現が存在します。

飛行機に「乗って(どこかに)いく」の定番フレーズ

  • take a flight
  • fly
  • have a flight

飛行機に「乗る」動作を表す定番フレーズ

  • on board
  • get on(/get off)

どれも日本語に訳すと同じ「飛行機に乗る」となりますが、細かいニュアンスや使い分け方が異なるので、その辺を詳しくみていきましょう。

2.「飛行機に乗って(どこかに)いく」と言いたいときは?

①take a flight

  • take a flight

動詞の"take"を使った表現です。
そして、"flight"は「飛行すること」「飛行便(フライト)」を表す名詞です。
すなわち、flightという手段をtakeしてどこかへ行くというニュアンスとなります。

バスや、電車、タクシーに乗ることを表すときに使う、

  • take a bus
  • take a train
  • take a taxi

と同じと考えるとわかりやすいでしょう。

飛行機に乗ることそのものよりも飛行機でどこかへ行くことを強調したいときに使える表現です。

例)
I took a flight from Haneda to Kobe last weekend.
(先週末、羽田から神戸まで飛行機で行った。)

②fly

  • fly

ご存じのように"fly"は日本語でいうところの「飛ぶ」という意味を表す動詞ですが、「飛行機でどこかへ行く(どこかへ飛ぶ)」という意味でも使います。

例えば、「I fly to Osaka」と言ったとき、直訳すると「大阪まで飛ぶ」となります。
しかし、ネイティブがこの文章を聞いて頭に思い浮かべるのは、"スーパーマンのように人が空を飛んで移動する"というイメージではありません。
文脈および常識的に考えて"飛行機で大阪まで移動する"という意味に捉えられます。
(ただし、文脈的に例えばスーパーマンの話をしていたら"空を飛ぶ"という意味になる場合もあります。)

日本語でも、例えば、

  • 「明日、福岡まで飛ぶわ

というように、飛行機で移動することを「飛ぶ」といいますよね?

それと似たような感覚と考えるとわかりやすいです。

例)
I fly to Paris every month on business.
(毎月仕事でパリに(飛行機で)行く。)
I'm scared to fly.
(飛行機に乗るのが怖い。)

③have a flight

  • have a flight

文字通りフライト(飛行機の便)がある(flightをhaveしている)というニュアンスで、「飛行機に乗る」という意味を表す表現です。

すでに未来に飛行機に乗る予定(フライト・飛行便の予定)がある場合に使います。

例)
I have to get up early tomorrow because I have a flight at 6am tomorrow.
(明日の6時に飛行機に乗るから明日の朝は早起きしなきゃならない。)

3.「飛行機に乗る」という動作を表したいときは?

④on board

  • on board (a/the plane)

「on board (a/the plane)」を使って「飛行機に乗って/搭乗して」という意味を表すことができます。

この表現は、"board"=「板」という文字の通り、

  • on borad→板の上に乗っている→飛行機の機体(=板)の上に乗っている

という感覚で使います。

なので、厳密には乗るという動作そのものというよりは、「乗っている状態」(boardの上にいる状態)のイメージの方が近いです。

また、基本的に、以下のように"be" "go" "get"とセットで使われることが多いです。

  • be on board
  • go on board
  • get on board
例)
She have to be on board by 10:30am.
(彼女は10時30分までに飛行機に乗っていなければならない。)
I'll go on board at 5:00pm tomorrow.
(明日の5時に飛行機に搭乗します。)
They'll all need to get on board together.
(彼らは全一緒に搭乗しなけらばなりませんわ)

⑤get on(/get off)

  • get on (a/the plane)
  • get off (a/the plane)

この「get on(/get off)」は、(飛行機の機体に)乗り込む(get on)、あるいは降りる(get off)という行為そのものを表します。

なので、先ほどのon boardとは違って、乗っている状態やどこかへ向かうというニュアンスは一切含まれていません。(本当に機体に足を踏み入れて乗る瞬間だけを切り取るイメージです。)

飛行機だけでなく、車やバス、電車などのあらゆる乗り物で使うことができます。

例)
Ms.Kawai got on the plane without saying anything.
(河合さんは何も言わずに飛行機に乗ったのであった。)
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