- 「How are you doing?」ってどういう意味?
- 「How are you?」とどう違うの?
「How are you doing?」は「How are you?」と同じくらいの頻度でよく使われる英語の挨拶フレーズです。
パッと見ると「How are you?」とそっくりですが、どのような違いがあるのか疑問に思っていませんか?
ですが、この記事を読むことで、
- 「How are you?」と「How are you doing?」の意味の違い
- 「How are you doing?」の返事の仕方
- 「How are you doing?」と似た使い方をするフレーズ
がスッキリわかります。
1.「How are you doing?」の意味は?「How are you?」とはどう違うの?
「How are you doing?」は、挨拶代わりに相手の調子や状態を伺うフレーズです。
日本語で言うと「調子はどう?」「元気ですか?」といった感じです。
ここまで聞くと、
- それって「How are you?」とほぼ同じじゃん?
と思うかもしれません。
しかし、「How are you doing?」は「How are you?」とは微妙にニュアンスが異なります。
「How are you doing?」と「How are you?」の2つの違い
「How are you?」も、「How are you doing?」と同様に、相手に会ったときに挨拶代わりに「調子はどう?」「元気かい?」と聞くフレーズです。
(「How are you?」の詳しい意味などについてはリアルにネイティブも使う「How are you?」の7つの返事の仕方で解説しています。)
では、「How are you doing?」は「How are you?」とどこが違うのかというと、
- 「調子はどう?」の"調子"の対象となる期間がやや長い
- 「How are you?」より若干カジュアル
という2つの点が異なります。
①「調子はどう?」の"調子"の対象となる期間がやや長い
「"調子"の対象となる期間がやや長い」とはどういうことかというと、
- ノーマルの「How are you?」は、"今会って話している瞬間"の相手の調子はどう?
を聞いているのに対して、
- 「How are you doing?」は、"今この瞬間"というよりは"最近の調子はどう?""この頃うまくやってる?"という感じ
です。
すなわち、相手に尋ねる「調子」(how)の対象期間がやや長めなニュアンスとなります。
②「How are you?」より若干カジュアル
2つ目の違いは、
- 「How are you doing?」の方が「How are you?」よりも若干カジュアルな表現
という点です。
ただ、カジュアルといってもビジネスでも使える程度のカジュアル度です。
2.「How are you doing?」の返答の仕方は?
「How are you doing?」の返答の仕方は「How are you?」とほぼ同じです。
(ただし聞いている期間が異なるということだけ考慮しよう)
「How are you doing?」の返答に使えるフレーズをザっとまとめると以下の通りです。
- I'm good.(良い感じだよ。)
- I'm doing great!(良い感じ!)
- It couldnt be better!(絶好調!)
- I'm doing quite well.(とてもいい良い気分です)
- I'm doing excellent!(最高です)
- As usual.(いつも通りだよ)
- Same as usual.(いつも通りだよ)
- Not bad.(悪くないかな。)
- Hi,how are you?(そちらこそ調子はどう?)
細かい解説はリアルにネイティブも使う「How are you?」の7つの返事の仕方で解説しているのでそちらをご覧ください。
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リアルにネイティブも使う「How are you?」の7つの返事の仕方
「How are you?」って聞かれたらどう答えればいいの? 「I’m fine, thank you.」以外にどんな返事の仕方があるの? そう疑問に思っていませんか? おそらくあなたも中学校の英語 ...
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また、「How are you?」も同じですが、「How are you doing?」と言った相手は、基本的には、ガチで"調子はどうか"を聞いているわけではなく、あくまでも"挨拶代わり"として言っている場合が99%なので、必ずしも近況を事細かに説明する必要はありません。(むしろ、上記のテンプレ的な返答方法で答えた方が自然です。)
3.How have you been doing?でさらに長い期間の調子を聞くこともできる
「How are you doing?」は先ほども述べたように「"最近"どう?」「"この頃"どう?」と近況レベルの期間を尋ねるフレーズです。
しかし、しばらく会っていない相手に久しぶりに会ったときなどに、
- 「これまで元気だった?」
というように、"前回会った時からこれまでについて"の超ロング期間の相手の近況を聞きたいときには、現在完了形を使って、
- How have you been doing?
というフレーズが便利です。
実際に使うときは、
- It's been along time sincw i saw you last.(久しぶり)
- Long time no see.(久しぶり)
とセットで使うことが多いです。
A:It's been along time sincw i saw you last.How have you been doing?
(お久しぶりです。元気にしてましたか?)
B:I've been good, thank you.
(元気にやってます。)
4.「Hou are you doing?」と似た使い方をするフレーズ
「How are you?」以外にも「Hou are you doing?」とほぼ同じ使い方をする「調子はどう?」系あいさつフレーズがいくつか存在します。
- How are you today?
- How's it going?
- How's everything going?
これらのフレーズの細かいニュアンス・使い方についてはリアルにネイティブも使う「How are you?」の7つの返事の仕方にて詳しく解説していますのでそちらをご覧ください。
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リアルにネイティブも使う「How are you?」の7つの返事の仕方
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