あなたは、もし英語がペラペラに話せたとしたら何がしたいですか?
- 「字幕なしで映画・海外ドラマを観たい!」
- 「仕事をバリバリにこなして昇進したい」
- 「海外旅行でスラスラ英語を話して現地の人と仲良くなりたい」
- 「TOEICで高得点を取って憧れの企業に就職したい」
- 「ネイティブと友達になりたい」
おそらく、今このページを読んでいるあなたは、このような大きな夢を掲げて日々真面目に英語の勉強に取り組んでいる勉強熱心な方でしょう。
しかし、その一方で、
- 「英語を長い間ずっと勉強しているけど、なかなかできるようにならない」
- 「毎回テキストを開いて勉強するのは正直言って面倒」
- 「学生時代からずっと英語が苦手…」
- 「文法がなかなか覚えられない…」
- 「真面目に勉強しているのにTOEICの点数がなかなか上がらない…」
という悩みを抱えていませんか?
もしも上にあるような悩みのうち一つでもあてはまるのなら、今すぐ「英語の勉強」をやめてください。
「え?英語の勉強をやめる?」
そうです。もう英語を"勉強"するのは今すぐやめてしまって構いません。
なぜなら、本来、ネイティブスピーカーでない人が英語を習得するために必要なのは英語の「勉強」ではなく英語の「体育」だからです。
英語は「勉強」ではなく「体育」だ!
ここでいう、
- 「英語は体育」
とは、簡単に言うと、
- 英語は「テキストを開いて"勉強"するもの」ではなく「実践を通して"体"で学ぶもの」
だということです。
英語を"体で学ぶ"というのは、机に座って一生懸命英語を"覚える"のではなく、実践を通して自然と身に付けるという意味です。
そして、これらの法則は現代脳科学や言語学でも証明されています。
そして、これが、いつまで努力しても英語ができるようにならないのか、英語をパパっと身に付けて短期間でスラスラ話せるようになるのか、の大きな分かれ道となります。
私もかれこれ何年も苦労してテキストを使った英語の勉強を行ってきましたが、この「英語は体育」方式で「実践を通して英語を"体"で学ぶ」スタイルに切り替えてからは、これまで真面目にテキストを開いて"お勉強"に励んでいたのがばかばかしく思えるくらい、英語力がドカッとものすごい勢いで伸びはじめました。
学校で学んだ英語学習はもう忘れよう
まず最初に、あなたが本気で英語を身に付けたいのなら、
- 学校で学ぶような古い英語の学習法
は今すぐ忘れ去ってしまいましょう。
なぜかというと、中学校や高校などで学ぶいわゆる「学校方式の英語の学習法」によくあるような、
- 「日本語で英語を学ぶ」
- テキストを開いて「暗記」「暗記」の連続
という学習法は、なかなか英語が上達しにくいどころか、むしろ英語をマスターするうえで「邪魔」になるリスクがあるからです。
「日本語英語」は今すぐやめよう
「学校方式の英語の学習法」の一つ目の問題点。
それは、
- 英語を日本語で学ぶ
という点です。
ここで一度、中学生・高校生・大学生の頃に学んだ"英語の学習"を思い出してみてください。
おそらく、
- 単語の意味を日本語で暗記する
- 文章を日本語訳する
- 文法を覚える
というようなことをやっていたのを思い出すのではないでしょうか。
ですが、このような「英語を日本語で理解しようとする学習方法」には、
- 英語を頭の中で一度日本語に変換して理解する癖がなかなか抜けなくなる
- 脳内に英語の神経ネットワークが形成する際に妨げになる
というデメリットがあります。
英語を全く知らない最初のうちは、英語を日本語で意味を覚えてもある程度のところまでは上達するかもしれません。
しかし、ある一定のところまで上達していくと、英語から「日本語」が抜けずにそれが足かせになってなかなか英語力が伸びないという壁にぶち当たります。
その結果、「いくら英語の学習をやっても英語ができるようにならない」という状態に陥ってしまいます。(実際にそれが原因で悩んでいる方をこれまで何人も見てきました)
特に、スピーキングやリスニングでは頭の中でいちいち日本語訳している暇はないので、「日本語英語」の学習法では永遠にできるようにならないでしょう。
また、日本語で英語を学ぼうとしてしまうと、脳内に英語を自由自在に運用するための英語の神経ネットワークの形成の妨げにもなってしまうことが認知脳科学の分野で解明されています。
とにかく、このような「日本語英語」で英語を身に付けた"つもり"になってもあまりメリットはないので、これを機に「日本語英語」は今すぐやめてしまいましょう。
英語に「暗記」は必要ナシ!
学校方式の英語の学習法の二つ目の問題点は、
- テキストを開いて「暗記」「覚える」をベースとした学習法
であることです。
このような暗記をベースとした学習法の何が問題かというと、
- 英語の実用経験が圧倒的に足りない
という点です。
たしかに、机に座りながらテキストの内容を一生懸命覚えるという学習を行うことで、
- "英語についての知識"
は増えます。
ですが、
- 肝心な"英語"そのもの
はその方法では永遠に身に付きません。
これをわかりやすく「サッカー」に例えてみましょう。
もしも、あなたなら「サッカーを上達したい」と思ったとき、何をしますか?
普通は、サッカーを上手くなりたいと思ったら、実際にボールを蹴ってドリブルの練習をしたり、シュートの練習をしたり、走り込みをしたり、練習試合をしたりしながら実践を通してスキルアップを行っていくと思います。
しかし、その一方で、ひたすらサッカーのルールを丸暗記したり、サッカーのテクニック本を読み込むだけでサッカーを上手くなろうとする人はきっと一人もいないでしょう。
このサッカーの例を英語に置き換えると、
- 「ひたすら本を読んで"サッカーの知識"をためる」→「テキストで暗記方式」の学習法
- 「実際にボールを蹴って練習する」→"英語そのもの"を実用する経験を積み重ねる
となります。
すなわち、英語を本気で身に付けたいのなら、今すぐ古い学校方式の"勉強法"は捨てて、"英語そのもの"をどんどん使って、英語の運用経験を積んでいくのが英語マスターへの最短ルートだということです
冒頭で述べた、英語は「勉強」ではなく「体育」だ、とはそういう意味です。
「英語を体育する」にはどうしたらいい?
では、学校で学ぶような「日本語で英語を学ぶ」「暗記」などをせずに、
- 「英語を体育する」
にはどうしたらいいのでしょうか。
そこで重要となるのは、
- "英語"と"イメージ=意味"を直結する
- 実践を通して"英語を使いながら"上達していく
の2つです。
"英語"と"イメージ"を直結する
まず、一つ目のポイントは、
- "英語"と"イメージ"を直結する
ことです。
「"英語"と"イメージ"を結び付ける」とは簡単に言い換えると、"英語"と"意味"を直接結びつけるということです。
先ほど「日本語英語」は今すぐやめようで述べたような、「日本語を英語で覚える」という間違った学習法を図にすると、下の図のように英語と日本語を結び付けてその言葉の意味(=イメージや概念)を理解しようとするという構造になります。
しかしこれでは、先ほども述べたように、いちいち英語を日本語に訳して理解し、いちいち日本語を英語に訳して発話する、という二度手間がかかり、あまりにも効率が悪いです。
(そもそも、これでは"英語を話せる・聴ける"とは言い難いでしょう。)
一方で、
- "英語"と"イメージ=意味"を直結する
を図にすると以下のようになります。
このように、英語とその言語が表す意味(=イメージや概念)を直結することで、いちいち日本語を経由しなくても、英語をそのまま理解・発話できるようになります。
すなわち、私たちがいま日本語を日本語のまま理解しているのと同じように、英語を英語のまま理解できるようになるということです。
これによって、
- 英語を聴いた瞬間そのまま意味がスッキリ頭に入ってくる
- 思ったことが勝手に英語で口からスラスラ出てくる
ということがあなたにも簡単にできるようになります。
机に座って勉強するな!英語は"使いながら"上達していく
そして、二つ目のポイントは、
- 実際に"英語を使いながら"上達していく
ことです。
英語に「暗記」は必要ナシ!でも述べたように、英語を身に付けるうえで最も重要となるのは、
- テキストを開いて"勉強"すること
ではなく、
- 実際に英語を使って経験を積みながら自然と上達していくこと
です。
これは、ちょうど「サッカーを上手くなりたいなら、サッカーの本を読むのではなく、実際にボールを蹴ろ!」というのと同じ原理です。
机に座って、テキストを開いて、そこに英語についての文法などの説明が書いてることを「覚える」「暗記」を繰り返しても、"英語についての知識"が増えるだけで、"英語"そのものは永遠に身に付きません。
"英語"そのものを身に付けるために重要となるのは、
- 実際に英語"そのものを操る=英語を体育する
ことです。
これにより、無駄な暗記作業を一切行わずに、最短距離で英語をマスターすることが可能となります。
「英語を体育する」方式の3つのメリット
さらに、この「英語を体育する」方式には、大きく以下の3つのメリットがあります。
- "お勉強"はしなくていい
- 頑張らなくていい
- TOEICなどの試験でも点数が取れる
"お勉強"はしなくていい
まず、一つ目のメリットは、
- テキストを開いて「覚える」といったような"お勉強"をする必要はない
ということです。
「英語を体育する」方式では、基本的に、
- 文法の学習
- 単語の日本語での丸暗記
などの「頭で覚える」系の作業は一切必要ありません。
なので、「英語をペラペラに話せるようになりたいけど、勉強はしたくない」「暗記は苦手」という方には特におすすめできます。
頑張らなくていい
2つ目のメリットは、
- 頑張らなくていい
ということです。
世間一般的な英語の学習法では、「英語を話せるようになるために、頑張って勉強する」「英語を聴けるようになるために、頑張って勉強する」といったように、"英語ができるようになるため"に"勉強を頑張る"というのがあたりまえでした。
しかし、「英語を体育する」方式では、"英語ができるようになるため"に何かをするのではなく、
- 英語を楽しんで使っていたら気づいたら英語が勝手に上手くなっている
というスタイルです。
なので、英語をできるようになるために「頑張る」という感覚は一切必要ありません。
英語を自分で楽しみながら使っていくうちに、あなたの英語スキルは気づいたら勝手に上がっています。
特に「努力」が苦手という人には打ってつけの方法です。
TOEICなどの試験でもバリバリ点数が取れる
3つ目のメリットは、
- TOEICなどの試験でも点数がバリバリとれるようになる
ということです。
おそらく、今このページを読んでいる人のなかにもTOEICで高得点を取りたいがために英語の学習に励んでいるという方は多いと思います。
ですが、近年のTOEICは「過去問をやっただけ」「文法を丸暗記しただけ」などといった小手先のテクニックは通用しなくなってきています。
なので、TOEICなどの試験で高得点を取りたい場合にも、小手先のテクニックではなく、
- 基礎となる「本物の英語力」
が必ず必要となってきます。
なので、「英語を体育する」方式で、
- "英語を英語のまま理解する"本物の英語力
を身に付けることで、TOEICだろうが、英検だろうが、入学試験だろうがバリバリに点数が取れるようになります。
なので「英語がペラペラにならなくてもいいから、とにかく試験で点数を取りたい!」という人にも打ってつけの方法です。
赤ちゃんになって学べ!「英語を体育する」ための3つのコツ
「英語を体育する」上での最大のコツは、
- 赤ちゃんになる
ことです。
「赤ちゃんになる」とはどういうことかというと、
- 聴く
- 見る
- 話す
から英語を学ぶということです。
赤ちゃん方式を制する者は英語を制す。
では、なぜ「聴く」「見る」「話す」から英語を学ぶことが重要なのでしょうか。
その理由は単純です。
- 人間の脳は「聴く」「見る」「話す」から言語を学ぶように出来ているから
です。
学校などで行われている古い英語学習法では、
- まず文法を覚える
- 文章を読み・書きする
- 単語を暗記する
ところから英語の学習を始める、ということがほとんどだと思います。
ですが、考えてみてください。
日本語ネイティブである私たちが赤ちゃんのときに、日本語を身に付けるために、文法書を読んで文法の学習をしたり、単語を暗記したり、文章の読み書きをしたりしましたか?
おそらく、
- 周囲の人が話している日本語を聴きまくる
- さまざまなシチュエーションを見て言葉と意味を結び付ける
- 自分でも話し始める
- 読み書きを覚える
というプロセスで自然と日本語が身に付いてきたはずです。
そして、これは当然日本語ネイティブだけでなく、英語ネイティブの人たちでも同じことです。
にもかかわらず、最初から無理やり文法書を読んで文法の学習をしたり、単語を暗記したり、文章の読み書き、から英語を学ぼうとしても英語が身に付くはずがありません。
なので、日本語ネイティブである私たちが英語を学ぶ際にも、人間の脳の性質に素直に沿って、
- 聴く
- 見る
- 話す
から英語を学ぶのが一番の近道です。
当然、そのあとに読み書きを身に付ける際にも、驚くほどスムーズに身に付いていきます。
ベストな実践法は海外留学
では「英語を体育する」方式を実際に実践するには、何をしたらいいのでしょうか。
一番理想的な方法は、
- 海外留学をする
ことです。
なぜなら、英語が母国語である国に留学してしまえれば、24時間周囲に英語が飛び交い、テレビを付ければ英語しか話されておらず、買い物をするにしても何をするにしても英語を話す、という、まさに「英語を体育する」のに理想的な環境が得られるからです。
でも現実的に海外留学は簡単ではない
ただ、ここで、
- 海外留学はお金も時間もかかって現実的に難しい
という方が大半だと思います。
現実問題として、社会人が今から海外留学をするとしたら、お金がかかるだけでなく、仕事を一旦休職するか辞職しなければならないなどのさまざまな壁が立ちはだかります。
特に、
- 「マスターした英語を仕事に活かしたい」
- 「英語でスキルアップをして今の会社で昇進したい」
という人にとっては、そのために仕事を辞めてしまっては本末転倒です。
- 「じゃあどうすりゃいいの…」
ご安心ください。
実は、わざわざ海外留学をしなくても、海外留学と同じくらいの効果が得られる「英語を体育する」方式を実践する方法が存在します。
日本から一歩も出ずに「英語を体育する」2つの方法。
日本から一歩も出ずに、しかもお金も時間もかけずに「英語を体育する」方式で効率よく実践する方法。
それには、大きく分けて
- パッシブなトレーニング
- アクティブなトレーニング
の2つが存在します。
この2つさえ徹底的にやれば、ぶっちゃけ他のことはやらなくても大丈夫です。
①パッシブなトレーニングのやり方
まず一つ目のパッシブなトレーニングでは、
- 「見る」「聴く」を中心とした受動的なトレーニング
を中心に行います。
何も考えずに24時間英語を浴びまくれ!
このパッシブなトレーニングは具体的には、
- 24時間英語の音源を浴びまくる
ということをやります。
これはまさに、赤ちゃんが言葉を学ぶときに、まず周囲の人が話す言葉を聴きまくるのと同じプロセスです。
これを行うことにより、脳内に英語の神経ネットワークの土台が自動的に形成され、これまで雑音にしか聴こえなかった英語が、無意識レベルで"聴こえる"ようになっていきます。
もう少し詳しくに言うと、このトレーニングをすることで、英語のフォルマント周波数を脳が認識できるようになります。
英語でも日本語でも、言語にはそれぞれの音声の周波数の特徴を表すフォルマント周波数帯というものが存在します。
ですが、日本語のフォルマント周波数帯は500〜1500Hz、英語のフォルマント周波数帯は2000〜2万Hzといわれており、日本語の周波数帯と英語の周波数帯はほとんど交わりません。
しかし、24時間英語の音源を浴びまくることで、日本語ネイティブである私たちでも、自動的に英語のフォルマント周波数帯が認識できるようになり、英語が「聴こえる」耳が出来ていきます。
何にも考えずに「脳に聴かせる」だけでOK
この「英語を浴びまくる」トレーニングを行うときのコツは、
- 何も考えずに漠然と「英語を脳に聴かせる」
ことです。
音源を聴いているときに、意識的に頑張って意味を理解しようとしたり、内容に集中する必要は一切ありません。
それよりも、「英語音源のことは忘れて他のことに没頭しながら、音源を流しておく」くらいの感覚がちょうどいいです。
むしろ、その方が「意識的に聞く」のではなく「勝手に聴こえる」感覚が身に付きやすいからです。
通勤中や仕事中にイヤホンで音源を流しっぱなしにしたり、自宅でスピーカーから音源を流しっぱなしにするなど、その音源をとにかく長時間ループ再生して「脳に聴かせる」だけでこのパッシブなトレーニングは完了です。
音源は英語だけのものならば何でもOK
このパッシブなトレーニングで「聴きまくる」音源は、
- 英語だけの音源
であれば何でもかまいません。
YouTubeで好きなスポーツ選手のインタビュー動画でも、好きな洋画や海外ドラマの音声でも、オーディオブックでも、ネイティブスピーカーが話す英語の音源であれば何でもかまいません。
なるべく自分が興味のあるジャンルや内容の音源の方が楽しく取り組めるのでおすすめです。
ただし、日本語で英語の意訳などが流れたりするなど、日本語が少しでも混ざっている音源は絶対NGなので注意しましょう。
(これには、日本語の神経ネットワークが発火してしまう、日本語で英語を理解しようとするクセが着いてしまう、などの様々な悪影響があるからです。)
また、映画やドラマなどで、「聴く」トレーニングと同時に「見る」トレーニングをするのもOKです。
ただし、そのときも、日本語字幕は完全にオフの状態にしましょう。
パッシブなトレーニングのやり方まとめ
- とにかく何も考えずに英語の音源を脳に聴かせまくる
- 英語だけが流れる音源を使う(日本語が少しでも流れる音源などはNG。)
- 映画や海外ドラマなどで「見る」トレーニングと組み合わせるとより効果的
②アクティブなトレーニングのやり方
とにかく英語を聴きまくるパッシブなトレーニングに対して、アクティブなトレーニングでは、
- 「話す」を中心とした能動的なトレーニング
を行います。
パッシブなトレーニングでは、英語のフォルマント周波数帯を認識できるようになり、ネイティブが話している内容の8割程度はザックリ"聴ける"ようになります。
そこで、さらにこのアクティブなトレーニングで仕上げを行うことで、
- 細かいニュアンスまで100%キッチリ聴けるようになる
- "聴ける"だけでなく自分の口から英語を話せるようになる
というように、本当の意味での「英語ペラペラ脳」が完成します。
とにかく英語を使いまくれ!
このアクティブなトレーニングでは、具体的には、
- 実際にネイティブスピーカーと英語で会話をする
ということをします。
実際に自分で英語を使いまくって英語の実戦経験をどんどん積み上げることがこのアクティブなトレーニングの最大の目的です。
そうすることで、冒頭でも話したように、テキストで学ぶ「英語についての知識」ではなく、「本物の英語」を体で学び自在に操作することが可能となります。
これはまさに、サッカーにたとえると「実際にボールを蹴る」練習に相当します。
コツは「ネイティブスピーカーになりきる!」こと
このアクティブなトレーニングの最大のコツは、
- ネイティブスピーカーになりきる
ことです。
このアクティブなトレーニングで重要なのは「上手く話すこと」ではなく、
- 英語を話している自分を"あたりまえ"にすること
です。
「ネイティブと話す」と聞くと、「まだまだ英語力が足りない」「もう少しうまくなってから」と思いがちですが、順番が逆です。
「英語についての知識」を取り入れて準備をしてから「英語を話す」のではありません。
「英語」を話しながら(使いながら)、英語を上達していく」のです。
なので、たとえ「英語を全然話したことがない」「自信がない」「勇気が出ない」という場合でも、
- ネイティブになりきって、思いっきり飛び込む
ことが重要です。
なお、英語初心者がアクティブなトレーニングで英会話をするための詳しいやり方などについてはオンライン英会話はどこがいい?「英語を体育する」方式で英語ペラペラ脳を手に入れる3つのコツを徹底解説!で解説しています。
家から一歩も出ずにネイティブと話す方法
ただ、ここで、
- 「実際にネイティブスピーカーと英語で会話をする」ってどこでできるの?
と思うことでしょう。
そこで、具体的にアクティブなトレーニングでネイティブと会話をする最もおすすめなのは、
- オンライン英会話を利用する
方法です。
本当はネイティブスピーカーの友人などがいる場合その人と付きっきりで話してもらうなどが理想的ですが、なかなかそういう人は少ないでしょう。
ですが、オンライン英会話ならば、誰にでも手軽にネイティブスピーカーと話す機会を設けることができます。
また、リアルな教室に通うような英会話スクールでもいいのですが、オンライン英会話はどこがいい?「英語を体育する」方式で英語ペラペラ脳を手に入れる3つのコツを徹底解説!でも言っているように、
- 画面越しの会話でも「アクティブなトレーニング」の効果は十分発揮される
- オンライン英会話の方が「量」を積みやすい
- オンライン英会話の方が金銭的にも時間的にもリーズナブル
というように、実際にはオンライン英会話の方がメリットが多く存在します。
普通にオンライン英会話を使うだけでは効果なし
ただ、ここで一つ注意しておきたいことがあります。
それは、
- ただ単に普通にオンライン英会話をやるだけでは「アクティブなトレーニング」にはならない
ということです。
オンライン英会話を用いて「アクティブなトレーニング」を行うには、それなりの正しい"やり方"が存在します。
ちなみに、この「アクティブなトレーニング」をオンライン英会話を用いて行う具体的な方法についてはオンライン英会話はどこがいい?「英語を体育する」方式で英語ペラペラ脳を手に入れる3つのコツを徹底解説!で詳しく解説しています。
アクティブなトレーニングのやり方まとめ
- ネイティブスピーカーと話すことで"英語そのもの"を体で学ぶ
- 自信が無くても思い切って英語空間に飛び込んでしまうのがコツ
- オンライン英会話を用いると手軽に実践できる
「英語を体育する」方法まとめ
「英語を体育する」方式の3つのポイント
- 「英語をできるようになるために勉強する」のではなく「英語を実際に使いながら自然と上達」していくというスタイルで気楽に行う。
- "英語"と"イメージ=意味"を直結する。日本語は絶対使わない。
- 「読み書き」ではなく「見る」「聴く」「話す」から赤ちゃんになったつもりで英語を学ぶ。
「英語を体育する」方式の3つのメリット
- 単語を丸暗記する、文法を学ぶなどの「頭で覚える」系の作業は一切必要ない。
- 英語を身に付けるために「頑張る」必要はない。英語を楽しみながら勝手に上達していくことができる。
- TOEIC・英検などの試験でも高得点をとることができる。小手先のテクニックではなく「本物の英語力」が身に付く。
「英語を体育する」方式の具体的な実践方法
「パッシブなトレーニング」のやり方
- とにかく24時間漠然と英語を浴びまくる(英語のフォルマント周波数が認識できるようになる)
- 音源はネイティブが話す英語だけが流れるものなら、何でもOK。(日本語が少しでも流れる音源などはNG。)
- 映画や海外ドラマなどで「見る」トレーニングと組み合わせるとより効果的。(日本語字幕は必ずオフにする)
「アクティブなトレーニング」のやり方
- ネイティブスピーカーと実際に話すことで”英語そのもの”を自分で操る感覚を体で学ぶ
- 自信が無くても思い切って英語空間に飛び込んでしまうことで、"英語を話している自分"をあたりまえにする。
- オンライン英会話を用いると時間的にも金銭的にも手軽に実践できる。
さいごに:英語は"勉強"しなくていい。
いかがだったでしょうか。
- 英語=勉強しなければならないモノ
という考え方を捨てるだけで、英語に対する見方が変わったと思います。
英語は"英語を勉強する"ためにあるのではありません。
英語はあくまでも、他人と意思を理解し他人に自分の考えを伝えるための手段です。
そして、英語を自在に話すことであなた自身のの夢や目標を達成することが本来の目的です。
それを叶えるために、この「英語を体育する」方式がきっと役に立つと思います。
なお、ここで解説したアクティブなトレーニングの詳しい実践方法についてもオンライン英会話はどこがいい?「英語を体育する」方式で英語ペラペラ脳を手に入れる3つのコツを徹底解説!でより詳しく解説しているのでよければご参考にしてください。