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TOEIC

ひと目でわかる。2024年度TOEIC開催スケジュール一覧。いつ受験すべきかも解説

今、このページにたどり着いたあなたは、おそらく、

  • 「これからTOEICを受けようと思っているけど、いつ開催されるの?」
  • 「今年のTOEIC本試の開催予定日を全部知りたい」
  • 「今から最短で受けられる、直近のTOEIC試験日を知りたい」

というような疑問を抱いているのではないでしょうか。

2024年度(2024年4月~2025年3月)のTOEIC(Listening & Reading)本試は、平均して、

  • 2ヶ月に3回(年間18回)のペース

で開催されます。
(具体的な詳細日程に関しては2024年度のTOEIC(L&R)公開テスト開催日程一覧からご覧になれます。)

ただし、ここで、一つだけ注意しておきたいことがあります。

それは、

  • 日本全国、地域によって開催日程が大きく異なる

ということです。

なので、自分が受験する予定の地域ごとの日程をしっかりと確認しておきましょう。
(日本全国の地域別開催日程に関しては2024年度TOEIC公開テストの地域ごとの開催日程一覧からご覧になれます)

また、同じ開催日でも、

  • 午前実施試験回
  • 午後実施試験回

計2回開催されます。

そこで、この記事を読むことで、

までもが、スッキリわかります。

1.2024年度のTOEIC(L&R)開催スケジュール一覧まとめ

では早速、2024年度(2024年4月~2025年3月)のTOEIC L&R公開テストの開催スケジュールについてみていきます。

冒頭でも少し述べましたが、2024年度のTOEIC試験は、

  • 平均2ヶ月に3回のペース(1ヶ月に1~2回)

で開催され、

  • 年間で計18回

開催されます。

また、各開催日の申込期間は、基本的に、

  • 開催日当日の約2か月前~約40日前

です。
したがって、受験したい試験日が決まったら余裕を持って、早めに申し込んでおくことをおすすめします。
ちなみ、申し込みは、TOEIC公式サイトからインターネットで行うことができます。
また、TOEIC Listening & Readingは、一旦申し込んでしまうと、後ほど日程変更やキャンセルによる返金等はできません。なので、確実に受験できる試験日を慎重に決定するようにしましょう。

2024年度のTOEIC(L&R)公開テスト開催日程一覧

具体的な、2024年度(2024年4月~2025年3月)のTOEIC Listening & Readingの全開催日程および、各開催日のインターネット申込受付期間は、以下の通りです。

2024年度 TOEIC L&R 開催日程一覧
試験回試験日申込受付開始申込締切
第350~351回2024年4月21日(日)2024年2月9日(金)10:00 2024年3月14日(木)09:00
第352~353回2024年5月26日(日)2024年3月14日(木)10:002024年4月12日(金)15:00
第354~355回2024年6月8日(土)2024年3月28日(木)10:002024年4月26日(金) 15:00
第356~357回2024年6月23日(日)2024年4月15日(月)10:002024年5月15日(水)15:00
第358~359回2024年7月13日(土)2024年5月7日(火)10:002024年6月5日(水)15:00
第360~361回2024年7月28日(日)2024年5月17日(金)10:00 2024年6月20日(木)09:00
第362~363回2024年8月25日(日)2024年6月20日(木)10:00 2024年7月16日(火)15:00
第364~365回2024年9月14日(土)2024年7月12日(金)10:002024年8月6日(火)15:00
第366~367回2024年9月29日(日)2024年7月26日(金)10:002024年8月19日(月)15:00
第368~369回2024年10月12日(土)--
第370~371回2024年10月27日(日)--
第372~373回2024年11月17日(日)--
第374~375回2024年12月8日(日)--
第376~377回2024年12月21日(土)--
第378~379回2025年1月26日(日)--
第380~381回2025年2月16日(日)--
第382~383回2025年3月1日(土)--
第384~385回2025年3月16日(日)--

ただし、地域によって試験日・開催回数が異なるので注意

2024年度のTOEIC公開テストの全ての開催スケジュールは、上記の表の18回になります。

ただし、ここで、注意しておきたいことが一つだけあります。
それは、関東首都圏、京阪神などの一部の地域を除いては、必ずしも日本全国の全ての地域でこの18回分の全開催日にTOEIC試験が開催されるというわけではないということです。
下記のように地域ごとに、年間あたりの試験開催数・開催日が異なります。(基本的に、人口が多い都市部であればあるほど、開催頻度は多い傾向にあります。)

開催頻度の例)

  • (一都三県)関東首都圏・(京阪神)関西都市圏・愛知:年間全日程18回開催
  • 札幌・仙台・福岡などの一部政令指定都市:年15回以上開催
  • その他地域:年3~10回開催

なので、年間の全日程から選んだ開催日に、

  • 「よく見たらこの日は自分の住んでいる地域では開催されてないやんけ!」

ということもあるので、必ず事前に自分の住んでいる受験地の開催日を個別にチェックしておきましょう。

また、「どうしても受けたい開催日に地元では開催されていない」などという場合は、隣県の受験地から受験するなどの工夫をするといいでしょう。

2024年度TOEIC公開テストの地域ごとの開催日程一覧

2024年度のTOEIC公開テストの、地域ごとの開催日一覧を全てまとめました。
ちなみに、申込期間は、どの地域から受験した場合でも、先ほどの全開催日一覧に記載されている期間と同じです。

(下記のエリア名をクリックすると該当地域の開催日一覧表にジャンプします。)

北海道エリアの試験開催日一覧

北海道エリアの2024年度TOEIC L&R開催日程一覧
試験回試験日札幌函館旭川釧路帯広北見苫小牧
第350~351回2024年4月21日(日)
第352~353回2024年5月26日(日)
第354~355回2024年6月8日(土)
第356~357回2024年6月23日(日)
第358~359回2024年7月13日(土)
第360~361回2024年7月28日(日)
第362~363回2024年8月25日(日)
第364~365回2024年9月14日(土)
第366~367回2024年9月29日(日)
第368~369回2024年10月12日(土)
第370~371回2024年10月27日(日)
第372~373回2024年11月17日(日)
第374~375回2024年12月8日(日)
第376~377回2024年12月21日(土)
第378~379回2025年1月26日(日)
第380~381回2025年2月16日(日)
第382~383回2025年3月1日(土)
第384~385回2025年3月16日(日)

東北エリアの試験開催日一覧

東北エリアの2024年度TOEIC L&R開催日程一覧
試験回試験日青森岩手宮城秋田山形福島
青森弘前八戸岩手宮城秋田山形庄内福島郡山いわき
第350~351回2024年4月21日(日)
第352~353回2024年5月26日(日)
第354~355回2024年6月8日(土)
第356~357回2024年6月23日(日)
第358~359回2024年7月13日(土)
第360~361回2024年7月28日(日)
第362~363回2024年8月25日(日)
第364~365回2024年9月14日(土)
第366~367回2024年9月29日(日)
第368~369回2024年10月12日(土)
第370~371回2024年10月27日(日)
第372~373回2024年11月17日(日)
第374~375回2024年12月8日(日)
第376~377回2024年12月21日(土)
第378~379回2025年1月26日(日)
第380~381回2025年2月16日(日)
第382~383回2025年3月1日(土)
第384~385回2025年3月16日(日)

関東エリアの試験開催日一覧

関東エリアの2024年度TOEIC L&R開催日程一覧
試験回試験日茨城栃木群馬埼玉千葉東京神奈川
水戸・県北つくば・県南栃 木群 馬埼 玉千 葉東 京神 奈 川
第350~351回2024年4月21日(日)
第352~353回2024年5月26日(日)
第354~355回2024年6月8日(土)
第356~357回2024年6月23日(日)
第358~359回2024年7月13日(土)
第360~361回2024年7月28日(日)
第362~363回2024年8月25日(日)
第364~365回2024年9月14日(土)
第366~367回2024年9月29日(日)
第368~369回2024年10月12日(土)
第370~371回2024年10月27日(日)
第372~373回2024年11月17日(日)
第374~375回2024年12月8日(日)
第376~377回2024年12月21日(土)
第378~379回2025年1月26日(日)
第380~381回2025年2月16日(日)
第382~383回2025年3月1日(土)
第384~385回2025年3月16日(日)

北陸・甲信エリアの試験開催日一覧

北陸・甲信エリアの2024年度TOEIC L&R開催日程一覧
試験回試験日新潟富山石川福井山梨長野
新潟長岡富山石川福井山梨長野
第350~351回2024年4月21日(日)
第352~353回2024年5月26日(日)
第354~355回2024年6月8日(土)
第356~357回2024年6月23日(日)
第358~359回2024年7月13日(土)
第360~361回2024年7月28日(日)
第362~363回2024年8月25日(日)
第364~365回2024年9月14日(土)
第366~367回2024年9月29日(日)
第368~369回2024年10月12日(土)
第370~371回2024年10月27日(日)
第372~373回2024年11月17日(日)
第374~375回2024年12月8日(日)
第376~377回2024年12月21日(土)
第378~379回2025年1月26日(日)
第380~381回2025年2月16日(日)
第382~383回2025年3月1日(土)
第384~385回2025年3月16日(日)

東海エリアの試験開催日一覧

東海エリアの2024年度TOEIC L&R開催日程一覧
試験回試験日岐阜静岡愛知三重
岐阜高山静岡浜松三 島・沼 津愛知三重
第350~351回2024年4月21日(日)
第352~353回2024年5月26日(日)
第354~355回2024年6月8日(土)
第356~357回2024年6月23日(日)
第358~359回2024年7月13日(土)
第360~361回2024年7月28日(日)
第362~363回2024年8月25日(日)
第364~365回2024年9月14日(土)
第366~367回2024年9月29日(日)
第368~369回2024年10月12日(土)
第370~371回2024年10月27日(日)
第372~373回2024年11月17日(日)
第374~375回2024年12月8日(日)
第376~377回2024年12月21日(土)
第378~379回2025年1月26日(日)
第380~381回2025年2月16日(日)
第382~383回2025年3月1日(土)
第384~385回2025年3月16日(日)

近畿エリアの試験開催日一覧

近畿エリアの2024年度TOEIC L&R開催日程一覧
試験回試験日滋賀京都大阪兵庫奈良和歌山
第350~351回2024年4月21日(日)
第352~353回2024年5月26日(日)
第354~355回2024年6月8日(土)
第356~357回2024年6月23日(日)
第358~359回2024年7月13日(土)
第360~361回2024年7月28日(日)
第362~363回2024年8月25日(日)
第364~365回2024年9月14日(土)
第366~367回2024年9月29日(日)
第368~369回2024年10月12日(土)
第370~371回2024年10月27日(日)
第372~373回2024年11月17日(日)
第374~375回2024年12月8日(日)
第376~377回2024年12月21日(土)
第378~379回2025年1月26日(日)
第380~381回2025年2月16日(日)
第382~383回2025年3月1日(土)
第384~385回2025年3月16日(日)

中国エリアの試験開催日一覧

中国エリアの2024年度TOEIC L&R開催日程一覧
試験回試験日鳥取島根岡山広島山口
鳥取島根岡山広島福山山口
第350~351回2024年4月21日(日)
第352~353回2024年5月26日(日)
第354~355回2024年6月8日(土)
第356~357回2024年6月23日(日)
第358~359回2024年7月13日(土)
第360~361回2024年7月28日(日)
第362~363回2024年8月25日(日)
第364~365回2024年9月14日(土)
第366~367回2024年9月29日(日)
第368~369回2024年10月12日(土)
第370~371回2024年10月27日(日)
第372~373回2024年11月17日(日)
第374~375回2024年12月8日(日)
第376~377回2024年12月21日(土)
第378~379回2025年1月26日(日)
第380~381回2025年2月16日(日)
第382~383回2025年3月1日(土)
第384~385回2025年3月16日(日)

四国エリアの試験開催日一覧

四国エリアの2024年度TOEIC L&R開催日程一覧
試験回試験日徳島香川愛媛高知
第350~351回2024年4月21日(日)
第352~353回2024年5月26日(日)
第354~355回2024年6月8日(土)
第356~357回2024年6月23日(日)
第358~359回2024年7月13日(土)
第360~361回2024年7月28日(日)
第362~363回2024年8月25日(日)
第364~365回2024年9月14日(土)
第366~367回2024年9月29日(日)
第368~369回2024年10月12日(土)
第370~371回2024年10月27日(日)
第372~373回2024年11月17日(日)
第374~375回2024年12月8日(日)
第376~377回2024年12月21日(土)
第378~379回2025年1月26日(日)
第380~381回2025年2月16日(日)
第382~383回2025年3月1日(土)
第384~385回2025年3月16日(日)

九州・沖縄エリアの試験開催日一覧

九州・沖縄エリアの2024年度TOEIC L&R開催日程一覧
試験回試験日福岡佐賀長崎熊本大分宮崎鹿児島沖縄
福岡佐賀長崎佐世保熊本大分宮崎鹿児島沖縄
第350~351回2024年4月21日(日)
第352~353回2024年5月26日(日)
第354~355回2024年6月8日(土)
第356~357回2024年6月23日(日)
第358~359回2024年7月13日(土)
第360~361回2024年7月28日(日)
第362~363回2024年8月25日(日)
第364~365回2024年9月14日(土)
第366~367回2024年9月29日(日)
第368~369回2024年10月12日(土)
第370~371回2024年10月27日(日)
第372~373回2024年11月17日(日)
第374~375回2024年12月8日(日)
第376~377回2024年12月21日(土)
第378~379回2025年1月26日(日)
第380~381回2025年2月16日(日)
第382~383回2025年3月1日(土)
第384~385回2025年3月16日(日)

2.いつ受験するのがベスト?受験する開催日を決める3つの方法

ここで、

  • 「開催日はわかったけど、いつ受験すればいいか迷う」
  • 「自分はいつ受験するのがベスト?」

と、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで、自分にとってベストなTOEIC受験日を決める3つの方法・パターンをご紹介します。
その3つのパターンは具体的には以下の通りです。

  1. とにかく今すぐにでもスコアの証明が必要な場合:直近に受けられるものを受ける
  2. 転職・就職・入試などのスコアが必要な期日がある場合:スコア結果の発行日を目安に決める
  3. 特に期日等がない場合:学習開始から約2~3か月後が目安

①今すぐスコアの証明が必要な場合は、直近に受けられるものを受けよう

まず、就活・転職・入試などで、

  • 「今すぐTOEICスコアの証明が必要!」
  • 「少しでも早くTOEICのスコア証明が要る!」

という場合は、

  • 迷わず、直近に受けられる開催日のTOEIC本試を受験

するようにしましょう。

TOEICを受験してから、試験結果(公式認定証)を受け取るまでには、だいたい、

  • デジタル公式認定証:試験日の約19日後に発行
  • 公式認定証(紙版):試験日の約30日後に発送

参照:【公式】TOEIC Program|IIBCより

という具合に日数がかかります。

すなわち、試験の申込期間が、

  • 試験当日の約2か月前~約40日前

であることを考えると、TOEICの受験申し込みを行ってから、スコア結果(公式認定証)を受け取るまでの期間は、

  • デジタル公式認定証:約2ヶ月~約2ヶ月+20日後(59~79日後)
  • 公式認定証(紙版):約2ヶ月+10日~約3ヶ月後(70~90日後)

という計算になります。

すなわち、仮に今からTOEICを受験しようとした際、認定証(スコア)を受け取ることができるのは、

  • 申込してから、少なくとも2ヶ月~最大3ヶ月後

となるということです。

ちなみに、TOEIC公式による、2024年度のTOEIC(L&R)本試の公式認定証の発行・発送予定日については②転職・就職・入試などの期日がある場合は、スコア結果の発行日を目安に決めようにて後述しています。

また、TOEIC受験までに期間がない場合にやっておきたい、直前でも即効性があるTOEIC学習法については5.スグ得点に直結する。TOEIC受験直前にやっておきたい4つの勉強法にて後述しています。

②転職・就職・入試などの期日がある場合は、スコア結果の発行日を目安に決めよう

二つ目のパターンは、「今すぐ認定証が必要!」というわけではないが、

  • 「転職・就職・入試などで、特定の期日以内までにスコアの証明が必要」

という場合です。

このような場合は、

  • スコア結果(公式認定証)の発行・発送の予定日を目安に、期日までに確実に認定証が手に入る試験日に受験する

のがおすすめです。

先述のように、公式認定証(結果)が手に入る具体的な期日の目安は下記のようになります。

  • デジタル公式認定証:試験日の約19日後に発行
  • 公式認定証(紙版):試験日の約30日後に発送

参照:【公式】TOEIC Program|IIBCより

この日数を目安に、公式認定証の発行・発送が、スコア結果が必要となる期日までに確実に間に合う試験回を受験します。

また。もしも期日までにかなりの余裕があるという場合は、1回に限らず、何度か受験してみて、そのなかからベストなスコア結果が出た認定証を実際に就職・転職活動や入試にて提出するようにするといいでしょう。

TOEIC公式によると、2024年度のTOEIC(L&R)本試の公式認定証の発行・発送予定日は以下の通りとなります。

2024年度 TOEIC L&R 開催日程一覧
試験回試験日デジタル公式認定証発行予定日公式認定証発送予定日
第350~351回2024年4月21日(日)2024年5月10日(金)2024年5月21日(火)
第352~353回2024年5月26日(日)2024年6月13日(木)2024年6月25日(火)
第354~355回2024年6月8日(土)2024年6月27日(木)2024年7月8日(月)
第356~357回2024年6月23日(日)2024年7月12日(金)2024年7月23日(火)
第358~359回2024年7月13日(土)2024年8月1日(木)2024年8月9日(金)
第360~361回2024年7月28日(日)2024年8月15日(木)2024年8月27日(火)
第362~363回2024年8月25日(日)2024年9月13日(金)2024年9月24日(火)
第364~365回2024年9月14日(土)2024年10月3日(木)2024年10月11日(金)
第366~367回2024年9月29日(日)2024年10月17日(木)2024年10月29日(火)
第368~369回2024年10月12日(土)2024年10月31日(木)2024年11月11日(月)
第370~371回2024年10月27日(日)2024年11月14日(木)2024年11月26日(火)
第372~373回2024年11月17日(日)2024年12月7日(土)2024年12月17日(火)
第374~375回2024年12月8日(日)2024年12月26日(木)2025年1月7日(火)
第376~377回2024年12月21日(土)2025年1月9日(木)2025年1月20日(月)
第378~379回2025年1月26日(日)2025年2月14日(金)2025年2月25日(火)
第380~381回2025年2月16日(日)2025年3月6日(木)2025年3月18日(火)
第382~383回2025年3月1日(土)2025年3月20日(木)2025年3月31日(月)
第384~385回2025年3月16日(日)2025年4月3日(木)2025年4月15日(火)

③特に期日がない場合は、2~3ヶ月後に受験するのがおすすめ

そして、もしも、

  • 「特に、"いつまでにスコアが必要"というわけではない」
  • 「とりわけ急いでいるわけではない」

という場合は、

  • TOEIC(英語)の学習を始めてから2~3ヶ月後に受験する

のがベストです。

なぜかというと、多くの学習者がTOEICを受験するうえで「現状のスコアから+100点UP」を目標としますが、

  • TOEICで+100点スコアUPするのにかかる学習期間は平均して2~3ヶ月

であるからです。

TOEICでスコアアップするのに必要な学習時間は、『A Teacher’s Guide to TOEIC® Listening and Reading Test Preparing Your Students for Success』(Oxford University Press)でも述べられているように、一般的に、

  • +100点UPに250時間の学習が必要(400点~800点の範囲内において)

とされています。

そこで、仮に、

  • 一日あたり平均3時間、TOEICの学習に取り組む

と仮定した場合、この250時間の学習時間は、

  • 約2ヶ月と3週間

で達成できます。

したがって、「特に期日もなく、これからTOEICを受験するけど、いつ受けようか迷っている」という場合は、

  • +100点UPを目標に、TOEICの学習を始めてから2~3ヶ月後にTOEIC本試を受験する

のが目標設定・受験日の決定としてベストというわけです。

※尚、スケジュールとお金(受験料)に余裕がある場合は、

  • "英語力の健康診断"のように毎回受験する

というのもアリです。

ただし、英語力およびTOEICの実力の伸び方の特性上、

  • 特に学習開始直後の時期は、すぐにはスコアが伸びにくい

です。
したがって、人によっては、

  • 学習開始してすぐに受験して、スコアが伸びてなくて、心が折れて挫折してしまう

という場合もあります。
なので、「すぐに結果が出ないと、心が折れそうだ」という方は、従来通り学習開始からだいたい2~3ヶ月間経ってからTOEIC本試の受験を開始することをおすすめします。

3.試験回ごとに午前・午後の開催枠から選択できる

また、TOEIC Listening & Readingは、各試験日ごとに、

  • 午前実施回
  • 午後実施回

計2回の試験が開催され、受験者はそのうちのどちらを受験するかを選択することができます。(午前・午後の両方の受験は不可。)
2020年10月までは、一日1回開催でしたが、コロナで受験者数が制限されていたなどの影響で、2020年10月25日以降、受験者枠を増やすために、同日開催日に午前と午後で2回開催されるようになりました。そして、2024年4月現在もこの午前・午後2回開催のシステムは続行されています。

なので、TOEICを受験する際は、事前に、午前と午後のどちらの試験回で受けるのかも決めておく必要があります。(おすすめの決め方等については午前と午後から、自分が確実にパフォーマンスを発揮しやすい方を選ぼうにて後述しています。)

尚、具体的な、午前・午後開催の各試験の時間帯は以下の通りです。

受付時間試験時間終了時間
午前実施回9:25~9:5510:20~12:2012:35
午後実施回14:05~14:3515:00~17:0017:15

ただし、午前と午後で難易度は変わらない

ここで、

  • 「午前と午後開催で、問題の難易度は変わるの?」
  • 「どっちが有利とか不利とかある?」
  • 「問題自体は変わるの?」

というような疑問を抱くかもしれません

結論から言うと、

  • 午前と午後で、難易度は基本的に変わらない
  • 問題内容自体による有利・不利の差はない
  • 問題内容そのものは午前と午後で異なる

となります。

まず、当然ながら、午前と午後で問題の内容は異なります。(もしも同じ内容だった場合、カンニングのオンパレードになるからです。)

しかし、問題の難易度自体は変わりません。午前実施回と午後実施回で有利不利の差が出ないよう、同程度の難易度になるように問題が作成されます。
もし仮に難易度に多少の差があったとしても、TOEICでは、採点・スコア算出時に問題難易度によるスコアのムラが出ないように、Equating(スコアの同一化)という統計処理が行われるため、影響はありません。
このように、午前実施と午後実施のどちらを選択するかで、問題内容による有利/不利の差は基本的にありません

午前と午後から、自分が確実にパフォーマンスを発揮しやすい方を選ぼう

  • 「問題自体に差がないなら、午前と午後はどう選べばいい?」

ただし、問題の難易度自体に差がないと言っても、現実問題としては、

  • 「自分は、朝型の人間なので午前に受けた方がパフォーマンスを発揮しやすく、スコアが伸びやすい」
  • 「自分は、朝が苦手なので、午後に受験した方が頭が回りやすい」

などのように、受験者個人の体質や適性等によって、受験者各々どちらを受験した方が有利かという差が出ることは考えられます
なので、受験する際は、午前回と午後回のうち、時間帯的に、自分がなるべくパフォーマンスを発揮しやすい方を選択するのがベストです。

また、上記のように、「どちらがパフォーマンスを発揮しやすいか」以外にも、

  • 「はじめて行く会場なので、午前実施だと、道に迷って遅刻するリスクがある」
  • 「自宅から離れた受験地で受験するので、午前だと、とんでもなく早起きしないといけなくなる」

というような、会場までの移動の面での事情や、

  • 「前日は夜遅くまで仕事・飲み会があるので、午前だと寝坊する、あるいは寝不足になる可能性がある」
  • 「試験日は昼から予定を入れたい」

などのスケジュールの都合も加味して、どちらを受験するか決定するといいでしょう。

<こんな人は午前に受験するのがおすすめ>

  • 「朝方人間なので、朝の方が調子がいい」
  • 「普段から朝に英語の勉強をしているので、そっちの方がパフォーマンスを発揮しやすい」
  • 「午後に予定を入れたい」
  • 「いつも昼食後に眠くなる」
<こんな人は午後に受験するのがおすすめ>

  • 「朝早く起きられる自信がない」
  • 「自宅から会場までの移動に時間がかかる」
  • 「会場までの道のりを確認する暇がないので、当日道に迷うリスクを考慮し、時間に余裕をもって移動できる午後受験にする」
  • 「前日は遅くまで仕事・予定があるので、睡眠時間を確保するために午後受験にする」

4.TOEIC受験前に必ずやっておくきたい4つのこと

今このページを読んでいる方は、

  • 「これからTOEIC本試を受けようとしている」

という方がほとんどのはずです。

ですが、TOEIC本試を受験する際には、

  • 受験前に必ずやっておくべき4つのこと

が存在します。

それは具体的に以下の通りとなります。

  1. 受験会場までの行き方・所要時間を確認する
  2. 受験時に必要な物を確認する
  3. NG行為等を再確認する
  4. 少しでもスコアを伸ばすための効率的な勉強を行う

特に、必要な物、試験中に使用できる物、NG行為等については、年々変化している事項も多少存在するので、軽視せずにしっかり確認しておくことをおすすめします。

①受験会場までの行き方を確認しよう

一つ目のTOEIC受験前にやっておくべきことは、

  • 受験会場までの行き方(道順・所要時間)を確認すること

です。

これから受けるTOEICが実施される会場が、実際に何度か行ったことのある会場、行き慣れた近所の会場であれば改めて確認する必要はないでしょう。
しかし、

  • 試験会場が、今回のTOEIC受験で初めて行く場所

という場合は、

  • 「道に迷って、受付時間までに間に合わなかった」

という最悪なパターンに陥りかねません。
なので、できることならば、受験当日までに一度実際に試験会場となる地に足を運んでおくことをおすすめします。

特に、

  • 「自宅から離れた開催エリアで受験する」
  • 「生活圏から離れたエリアに受験会場がある」

という場合は、

  • 公共交通機関の乗り換え

等も含めて、念入りに受験会場までの道のりの確認にしておきましょう。

また、

  • 自動車で向かう場合:駐車場の位置
  • 交通機関で向かう場合:乗り遅れた場合に備えて、時刻表からバスなどの一時間あたりの本数

なども忘れずに確認しておきましょう。

尚、

  • 「距離やスケジュールの都合上、実際に受験会場まで一度足を運ぶのはどうしても難しい」

という場合は、Google Mapのストリートビューなどを活用して、受験会場の周辺を散策し、会場入り口の場所などまで確認しておくといいでしょう。
(会場までの道のりが不安な場合は、午前と午後から、自分が確実にパフォーマンスを発揮しやすい方を選ぼうでも先述したように、午後の受験枠を選択し、時間に余裕をもって出発するといいでしょう。)

②受験時に必要な物を確認しよう

また、

  • 受験当日に必要な物

も事前に確認しておきましょう。

具体的な、

  • TOEIC受験当日に絶対に必要な物
  • あったらいい物

は以下の通りです。

<必ず必要な物>

  • 受験票
  • 証明写真1枚
  • 本人確認書類
  • 筆記用具(鉛筆orシャープペンシル、消しゴム)
  • 腕時計(ただし。携帯電話・置時計・ストップウォッチ・ウェアラブル端末等は使用不可)
<あったらいい物>

  • 飲み物(水分補給のため)
  • 軽食(空腹対策・糖分補給のため)
  • 上着(寒暖調節のため)
  • 試験直前に最終確認するための単語帳・参考書

尚、上記の「本人確認書類」として有効な書類、無効な書類は以下の通りになります。
万一、当日、無効な書類を提出しても、高確率で受験できなくなってしまうので、十分に注意しましょう。

<本人確認書類として有効なもの>

  • 運転免許証
  • 学生証、学生手帳、生徒手帳
  • パスポート
  • マイナンバーカード(個人番号カード)
  • 住民基本台帳カード
  • 在留カード
  • 特別永住者証明書
  • 仮運転免許証
  • 運転経歴証明書
  • 障害者手帳(身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳)
<本人確認書類として無効なもの>

  • 社員証
  • 官公庁職員証
  • 運転免許証・仮運転免許証を除く各種免許証・各種資格証明書
  • 健康保険証
  • 住民票、戸籍抄本(戸籍謄本)

③試験時のNG行為等を再確認しよう

また、特に、初めてTOEICを受けるという方は、

  • 試験中の注意事項・禁止事項

も事前に確認しておきましょう。

TOEIC試験において、

  • ×)カンニング行為
  • ×)試験中のスマホ・携帯電話の使用
  • ×)試験中の食事
  • ×)問題用紙・解答用紙の持ち出し
  • ×)解答用紙の欄外への書き込み

などの、一般的に試験でも常識的にNGとされる行為は当然のことながら禁止されています。

しかし、注意しておきたいのは、それ以外にも、

  • ×)問題用紙への書き込み
  • ×)リスニング中にリーディングの問題を見るor解く。またはその逆

などの、TOEIC試験ならではの禁止行為も存在するということです。
特に、問題用紙への書き込みがNGであるのは、事前に知っておかないと、簡単に犯してしまう可能性が高いので注意が必要です。

もしも、上記のような、禁止行為を実際に行ってしまった場合、

  • 試験官による注意、警告
  • 退室
  • 解答を採点をしない
  • 受験資格の剥奪
  • スコアの無効化

等の処置がなされてしまいますので、十分に注意しましょう。

また、過去に一度TOEICを受験したことがある場合も、現在ではルールが変わっている場合があるので、念のため再確認しておくことをおすすめします。
実際の受験規則の変更の例としては、

  • 数年前までは試験中の飲食が一切禁止であったが、今現在では試験中の水分補給が可能になっている

などが挙げられます。

Q:試験会場で飲食はできますか?
A:水分補給については、試験中も含め、終日可能です。

【TOEIC L&R】公開テスト よくあるご質問より

尚、TOEICの最新の注意事項の詳細に関しては、下記のTOEIC公式サイトのページにて記載されておりますので、受験前に必ずこちらをチェックしておくようにしましょう。

④少しでもスコアを伸ばすために勉強しよう

そして、当たり前ですが、試験当日までは、

  • 少しでもスコアを伸ばすために効率的な勉強

をしっかり行っておきましょう。

仮に、

  • 「すでに目標スコアを達成するために必要な英語力には十分身につけているから、あとは本番で実力を数字として出すだけさっ、」

という場合も、定期的に英語に触れてないと英語力は落ちる(なまる)ものなので、少しでも日々英語を聞く・読む機会を習慣的に取り入れることをおすすめします。

なお、TOEIC受験までに時間がない場合でも、短期間で効率よくスコアアップを実現できる具体的な学習方法に関しては、5.スグ得点に直結する。TOEIC受験直前にやっておきたい4つの勉強法にて後述しています。

5.スグ得点に直結する。TOEIC受験直前にやっておきたい4つの勉強法

今、このページを読んでいる方の中には、

  • 「急遽TOEICを受けなければならなくなって、本番まで時間がない!」
  • 「でも、スコアを少しでも上げたい!」

という方も多いのではないでしょうか。

そこで、ここからは、

  • 試験本番まで時間が無くても、短期間でスグ得点に直結する学習方法

をご紹介します。
その学習方法とは、具体的に以下の4つです。

  • "TOEICならではのボキャブラリ"の学習
  • Part5,6の短期集中攻略
  • 英語音源聴き流しトレーニング
  • "捨てるべき問題"を判断するトレーニング

すでに基礎的な英語力がある程度身についている人ならば、これらの方法を実践さえすれば、1~2週間足らずで+50点以上UPすることも可能です。
ぜひ実践してみるといいでしょう。

①"TOEICならではのボキャブラリ"の学習

短期間でスコアに直結しやすい学習法の一つ目は、

  • TOEICに頻出する"TOEICならではのボキャブラリ"の学習

です。

実は、TOEICには、

  • 毎回のように主題される単語
  • よく、問題のキーポイントとして用いられる単語

というものが存在します。

と言っても、何千~何万語も存在するわけではなく、せいぜい、800~900語くらいしかありません

そのため、この、数少ない、

  • TOEICに頻出する"TOEICならではのボキャブラリ"

を集中的に攻略するだけで、

  • 短期的にパパっとスコアアップ

することが可能となるわけです。
おそらく、即効性はTOEICの全学習方法のなかでもトップクラスでしょう。

尚、この"TOEICならではのボキャブラリ"を身につける学習具体的な実践方法、使用する教材、効果を出すためのコツ等に関しては、下記のページで詳しく解説されています。そちらを参考になるといいでしょう。

②Part5,6の短期集中攻略

二つ目の学習方法は、

  • TOEIC Part5,6の短期集中攻略

です。

すでにご存じの方も多いかもしれませんが、TOEICのPart5,Part6は、リーディングセクションにおける、

  • Part5:短文穴埋め問題
  • Part6:長文穴埋め問題

のパートです。
いわゆる、文法知識や語彙力、品詞の知識が問われる問題が中心となるセクションです。

セクションPART問題内容問題数
リスニングセクションPart1写真描写問題6問100問
Part2応答問題25問
Part3会話問題39問
Part4説明文問題30問
リーディングセクションPart5短文穴埋め問題30問100問
Part6長文穴埋め問題16問
Part7長文読解54問

そして、このPart5,6の問題を正答するためには、

  • 英語を英語で理解する基礎的な英語力
  • 根本的なリーディング力

などの根本的な英語力というよりは、

  • 文法や語彙の知識

が重要視されるセクションです。

それゆえ、仮に、現時点で基礎的な英語力がそこまで身についていなかったとしても、

  • 文法や語彙の知識さえ覚えてしまうだけでも、ある程度スコアが取れてしまう

という特徴があるセクションです。
基礎的な英語力を身につけるには、日々の継続的なトレーニングを地道に行う必要がありますが、文法や語彙の知識は、その気になれば3~4日程度で身につけることができます
それゆえ、英語学習初段階の初心者や、受験までに時間がない人でも、

  • 短期的にスコアアップを狙えるパート

というわけです。

この、Part5,6を短期的に攻略する学習の、具体的な実践方法としては、

を使用して学習を進めるのが効率的です。
(この参考書は、よくある分厚い文法書とは異なり、TOEICに必要な文法知識だけに絞られているため、無駄なく最短距離で知識を身につけることができるので、非常におすすめです。)

世界一わかりやすい TOEICテストの英単語 [ 関 正生 ]

③英語音源聴き流しトレーニング

短期間でスコアアップを狙える、三つ目の学習方法は、

  • 英語音源を24h聴き流す、「英語音源聴き流しトレーニング」

です。

「英語音源聴き流しトレーニング」の効果的なやり方と4つのコツまとめ【完全版】でも解説されているように、このトレーニングは本来、

  • TOEICでも通用する、「英語を英語で理解する」根本的な英語力

を身につける際に行うトレーニングの一部です。
このトレーニングを行うことで、英語のフォルマント周波数を脳が認識できるようになり、英語を英語のまま理解するために必要な、潜在的な言語神経ネットワークを脳内に構築することができます。
すなわち、一言でいうと、

  • 日本語訳や文法構造を頭の中で考えずに、無意識的に「英語が英語の意味として聞こえる」土台となる能力

を得ることができます。
(当然、リーディングにおいても「英文を英文のままパッと見で理解できる」能力にも応用できます。)

そして、このトレーニングは、基本、

  • 仕事中
  • 家事を行っている間
  • 通勤・通学時間などの移動中

などのような、スキマ時間に行うことを前提とするトレーニングです。
したがって、机に向かって英語の勉強を行う以外の時間帯でも行うことができます
それゆえ、

  • 「TOEIC本番までに勉強する時間が全然ない!」

という場合に、少しでも英語の学習時間を稼ぐ、スコア市でも英語力を向上させるのにも、ピッタリな学習方法というわけです。

この「英語音源聴き流しトレーニング」具体的な実践方法や注意点、使用する教材などについては、下記のページで詳しく解説されています。

④"捨てるべき問題"を瞬時に判断するトレーニング

スグに得点に直結する、4つ目の学習法は、

  • "捨てるべき問題"を瞬時に判断するトレーニング

です。

TOEICは「捨てる問題は捨てる」のが目標スコア達成への近道

ここで、なぜ、

  • "捨てるべき問題"を判断する力

を身につけることがそんなにも重要なのでしょうか。

その理由は、結論から言うと、

  • TOEIC試験では全難易度の問題がごちゃ混ぜに出題されるため、時間をかけても解けない問題に無駄に時間を奪われてしまうリスクがある

からです。

通常の、英検などの試験では、

  • 2級レベルの問題
  • 1級レベルの問題

というように、受験する級数ごとに、問題のレベルが分かれています。
それゆえ、問題を解く際には、あれこれ深く考えずに、単純に、

  • 全問題のなかから、なるべく多く正解すること

を目標とすればいいだけです。

ですが、みなさんご存じのように、TOEICでは、

  • 900点以上レベルの上級者でしか解けない高難易度の問題

から、

  • 600点未満の初級者でも解ける簡単な問題

までが全部ごちゃ混ぜになって出題されます。

それゆえ、TOEICで、自分の目標とするスコアを効率よく達成したい場合、

  • いかに高難易度な問題を捨てて、いかに確実に解ける問題に時間をかけるか

が非常に重要となってきます。

たとえば、TOEIC700点を目標とする人が、

  • 時間をかけても正解にたどり着けない900点レベル以上の問題

に、時間をかけて考え込んだところで、

  • 結局、正解にたどり着けない可能性が高い

ですよね。
それでは、ただのタイムロスになってしまいます。

また、仮に時間をかけて正解できたとしても、

  • 他の、「確実にスコアを稼げる700点以下のレベルの問題」に割ける時間が減る

という悪影響が発生してしまいます。

逆に、この「捨てる問題を捨てる判断」を適切にできるようになるだけでも、+10~+30点のスコアの差が出ます。
短期間でスコアアップを狙うならば、これをやらない手はありません。

「捨てる問題を瞬時に判断するトレーニング」の具体的な実践方法

では、この、

  • "捨てるべき問題"を判断する力

を身につけるには、具体的に何をどうすればいいのでしょうか。

最も手軽な方法は、

  • オンラインTOEIC模試e-TESTを用いて、捨てる問題を見極める時間の目安を身につける

という方法です。
オンラインTOEIC模試e-TESTでは、以下のように、一問ごとに解答できる時間制限が限られています。

パート問題内容制限時間
Part1写真描写問題30秒
Part2応答問題30秒
Part3会話問題35秒
Part4短文穴埋め問題 誤り訂正問題30秒
Part5読解問題35秒
もしも、この解答時間を超えると、問題を解答することができなくなる、というシステムです。(強制的に次の問題に移行します。)

たしかに、実際のTOEIC本番ではこのe-TESTのように、一問あたりの解答制限時間というものは設けられていません。
ですが、TOEIC本番でも、

  • このe-TESTの制限時間を目安に、一問あたり一定の時間以上考えてもわからない問題は潔く捨てる(パスする)

ようにするこどで、「その問題が"捨てるべき問題"か否か」を効率的に見極められるようになります。
(パスした問題は、最後まで解き終わって時間が余った場合に再度じっくり考えましょう。万が一、最後まで解ききれなくても、確実に正答できる問題に最大限に時間を割くことができます。)

オンラインTOEIC模試e-TESTの使い方等に関しては、下記のページにて詳しく解説されておりますので、そちらを参考になるといいです。

より確実にスコアを伸ばすには「基礎的な英語力」からシッカリ身につけるのがオススメ

ただし、ここまご紹介した、

  • TOEIC本番まで時間が無くても、短期間でスグ得点に直結する4つの学習方法

は、あくまでも、短絡的に+50点プラスアルファ程度だけしかスコアを伸ばすことしかできない、応急処置的な学習方法でしかありません。
仮に、本番直前にこれらの4つの方法でパパっとスコアをある程度伸ばすことができたとしても、受験後、そのままこれらの「パパっと手っ取り早くスコアを伸ばせる方法」だけを続けていても、当然のことながら、そこから先で、スコアが伸び悩むことになります

なので、

  • これらの「短期間で伸ばす4つの学習法」をすでに実践し終えた後
  • TOEIC本番までに、まだ1ヶ月以上あり、十分な学習時間を確保できる場合

は、

  • TOEICにおいて最も重要となる「基礎的な英語力」の骨格をシッカリと身につけて、より確実にスコアを伸ばす

のがオススメです。
現状のスコアから、+100点以上を目指す場合は、結局それが最終的に一番早くスコアアップできる方法です。

「基礎的な英語力」の骨格を、最もカンタンに身につける方法

ですが、ここで、

  • 「でも、基礎的な英語力からしっかり身につけようとすると、半年~1年とか、結構な期間がかかるんでしょ?」
  • 「正直言って面倒くさい」

と思うかもしれません。

確かに、従来から存在するような、

  • ×)文法をゼロから丸暗記する学習方法
  • ×)一文一文、文法構造を分解する学習方法
  • ×)リーディングを完璧に身につけてからリスニングに取り掛かる学習方法

という、もはや時代遅れの「古い英語の学習方法」では、TOEICでスコアを獲得するために必要な「基礎的な英語力」を十分に身につけるまでに、半年~1年以上といった長い年月がかかるかもしれません。
また、これらの学習方法では、個人の記憶能力や、学生時代の英語の勉強のバックグラウンドによってはそれ以上の時間がかかる場合もあります。

ですがご安心ください。

現在の脳科学・言語学の理論に則った、

  • 「聞く+話す」から基礎的な英語力を身につける
  • 文法を意識せずに「英語を英語のまま理解する力」を身につける

という方法で学習を実践することで、「基礎的な英語力」をより短期間で身につけることができます。

その結果、より短期間でTOEICのスコアアップを達成することが可能です。
目安として、2ヶ月~3ヶ月で+100点以上のスコアアップも不可能ではありません。
実際に、【TOEIC対策】3ヶ月で+200点UP。私が行った2つのTOEIC勉強法でも解説しているように、この方法で学習を行い、約3ヶ月でTOEICスコアが645点→851点に約+200点もUPした実例もあります。

詳しい学習の進め方や、使用する教材に関しては、【TOEIC対策】3ヶ月で+200点UP。私が行った2つのTOEIC勉強法にて解説されておりますので、そちらを参考になるといいでしょう。

たった3ヶ月でTOEIC+200点UP。私が行った2つの勉強法

おそらく、今この記事を読んでいるあなたは、 「TOEICの勉強をしているけど、いくらやっても思うように点数が伸びない。」 「ある程度のところまでは点数が伸びたけど、今の学習方法ではもう点数が伸びなくな ...

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