このページを見ている方のほとんどは英語を学習中の方だと思いますが、
英語で会話していて、相手の発言が聞き取れない時どうしていますか?
中学校でよく習うのは「Pardon?」ですが、
それ以外にも相手の発言を聞き返すフレーズはたくさんあり、より丁寧なフレーズもあります。
そして何より、
一番いけないのは、分かっていないのに分かったフリをすることです。
では、もう一度同じことを言ってもらう際に使うフレーズを確認していきましょう。
簡単なフレーズ
相手にもう一度言ってもらうフレーズで、簡単なものを紹介します。
Sorry?
Excuse me?
Pardon me?
I beg your pardon?
が「Pardon?」以外のフレーズになります。
こうして見るとお気づきかもしれませんが、「Pardon?」は「Pardon me?」を短くしたものだということがわかると思います。「I beg your pardon?」にも「pardon」が入っていますが、これがpardonシリーズ3つの中で一番丁寧です。
丁寧度順に並べると、
I beg your pardon? > Pardon me? > Pardon?
になります。こうしてみると、「Pardon?」はあまり丁寧な位置ではないことがわかると思います。
そもそも、実際に「Pardon?」はあまり使われません。(日本人はこれをたくさん使っていますが)
また、「Sorry?」を使う時は、語尾を上げて発音しましょう。
上記のフレーズも使えるには使えるのですが、
もっとも丁寧で、一押しのフレーズがあります。
聞き取れなかったときはコレがオススメ!
もっとも丁寧でオススメなのが
Would you say that again , please?
Would you say that more slowly , please?
です。
「Would you say that again , please?」は「もう一度言ってくださいませんか?」
「Would you say that more slowly , please?」は「もう少しゆっくり言ってもらえますでしょうか?」
の意。
ゆっくり言ってもらいたいときは、後者の「Would you say that more slowly , please?」を言いましょう。
語尾の「, please」は無くても問題ありませんが、あった方がより丁寧です。
これら、「Would you say that again , please? 」「Would you say that more slowly , please?」はとても丁寧な表現です。
これを聞いた相手は快く応じてくれることでしょう。(高確率で。)
もちろん言うまでもなく目上の立場の相手にも使えます。
ただ、親しい友人に使うのはよそよそしいと思われます。仲のいい友人などには先ほど紹介した「Sorry?」「Excuse me?」などを使うとよいでしょう。
それ以外の場合はほとんど使えます。
とにかく、相手の発言を聞き返すときは、この2フレーズがオススメです。
この際、絶対に押さえておきましょう。
これらはNG
逆に、絶対に言ってはいけないのは
×「Again」
×「One more」
×「What?」
です。
これらはとても失礼に聞こえます。
日本語だと「もう一回(言って)」「え?何?」というニュアンスです。
×「Again , please」や ×「One more , please」というように「please」をつけても
失礼に聞こえるのでNGです。
英語に中途半端に慣れてくるとつい「What?」などと言ってしまうかもしれませんので要注意。
これらには十分注意しましょう。
まとめ
相手にもう一度言ってもらいたいときは
「Would you say that again , please?」
「Would you say that more slowly , please?」
×「One more , please」×「Again , please」はNG。