英会話

"~するつもり"以外の"be going to"の2つの意味

  • 「"be going to"には「未来に~する」以外の意味もあるの?」
  • 「"be going to"を"~するつもり"という意味で訳すと意味が通じない文章に遭遇したけど、どう解釈したらいいの?」

と思っていませんか?

おそらくあなたは、中学生の時に英語の授業で、

  • 「"be going to~"は"will"などと同じ未来形」

と教わったはずです。

しかし、実は"be going to~"は、「(未来に)~するつもり」以外の意味でも使われることがあります

そこで、この記事を読むことで、

がスッキリわかります。

1.「~するつもり」以外の"be going to"の2つの意味

「(未来に)~するつもり」以外の意味で使われる"be going to~"には、大きく以下の2つのパターンがあります。

  • ①予測:「~になるだろう」「~が起こるだろう」
  • ②近未来:「まさに~しようとしている」「~しかかっている」

では、それぞれ例文とともに詳しく解説していきます。

①予測「~になるだろう」「~が起こるだろう」

"be going to~"で、

  • 「"to~"という状況に"going"している(向かっている)」→「このままだと~になる」→「~になるだろう」「~が起こるだろう」

というように予測の意味として使われることもあります。

例)

  • I'm sorry, I’m going to be a little late because I'm in a traffic jam.
    (申し訳ございませんが、渋滞で少し遅れてしまいそうです。)
  • I’m going to be 10 minutes late because the train was delayed because of snow.
    (雪で電車が遅れたため10分遅れてしまいそうです。)

上記のいずれの例文も、

  • 「今現在"be late"(遅れる)という状況に向かっている("going"している)」→「未来に"be late"(遅れる)という状況になりそう」→「遅れてしまいそうです」

というように見ていくとスッキリ理解できます。

②近未来「まさに~しようとしている」「~しかかっている」

"be going to~"から、

  • 「"to~"という状況に"going"している(向かっている)」→「"to~"という状況に突入している/突入しかけている」

というように、「まさに~しようとしている」「~しかかっている」というような近い未来の出来事を表す意味として使われることもあります。

例)

  • Mother:Have you finished your homework?
    (母:宿題終わった?)
    Her child:I'm just going to do it now!
    (子:今まさにやろうとしているところだよっ!)
    (↑せっかく宿題やろうとしてたのに、これ言われた途端宿題のする気がなくなるパターンのやつ。)
  • It‘s going to rain this afternoon.
    (午後には雨が降りそうだ)
  • It looks like it's going to rain soon.
    (今にも雨が降り出しそうな様子だ。)
  • I was going to go out shopping when it suddenly started raining.
    (突然雨が降り始めたとき、私はまさに買い物に出かけようとしていたところだった。)
  • My daughter looked as if she was going to cry.
    (うちの娘はまさに泣き出してしまいそうに見えた。)

"be about to~"に置き換えることも可能

上記のように、"be going to"近未来(「まさに~しようとしている」「~しかかっている」)的な意味で使われている場合は、

  • be about to~

に置き換えることも可能です。

例)

  • The party is about to begin.
    (パーティーがまさに始まるところだ。)
  • My daughter looked as if she was about to cry.
    (彼女はあたかも泣き出しそうに見えた。)

大まかな意味は"be going to"と"be about to~"のどちらを使ってもあまり変わりはありませんが、細かいことを言うと、"be about to~"の方がより近いうちに出来事が起こるニュアンスがあります。("be about to~"の方がすぐに出来事が起こるまでの時間が短いニュアンスが出るということ。)

2.わざわざ3つも意味を暗記する必要はない?

ここまで解説してきたように、"be going to"を日本語訳で分離すると、

  • 未来「~するつもり」
  • 予測「~になるだろう」「~が起こるだろう」
  • 近未来「まさに~しようとしている」「~しかかっている」

3つのパターンが存在します。

そして、あなたは今、頑張ってこれを3つともそのまま覚えようとしていませんか?

ですが、今せっかく完璧に覚えたつもりでも、1.「~するつもり」以外の"be going to"の2つの意味で紹介した予測・近未来としての使い方は滅多に遭遇することはありません
それゆえ、今は「なるほどね~」と理解していたとしても、もう一度出てきたときには「あれ、前に調べたことがあったけど何だったけ?」と忘れてしまいがちです。

ですが、ご安心ください。
実は、わざわざ3つともそのまま丸暗記する必要はありません

ネイティブにとってはすべて一つの意味。

なぜ、"わざわざ3つも丸暗記する必要がない"のかというと、

  • ネイティブスピーカーとってはすべて"be going to"という一つの意味

でしかないからです。

しかし、日本人はわざわざ英語を頭の中で日本語に訳して理解する癖がついているので、

  • 「ん!? "「~するつもり」(未来)/「~になるだろう」(予測)/「まさに~しようとしている」(近未来)"
    の3つの意味があるぞっ!?」

と思ってしまいがちです。

たしかに、"be going to"を日本語に訳そうとすると、未来・予測・近未来など、"違う訳"="違う意味"に見えます

ですが、たとえどんな"be going to"であったとしても、本来は、

  • 英語の意味(=イメージ)はすべて"be going to"という一つの意味

でしかありません。

これは、例えば、「ヤバい」という日本語を覚えようとしている外国人が、

  • 「「ヤバい」という日本語には「びっくり」「おもしろい」「楽しい」「おかしい」「感動」「あやしい」の6つの意味がある」

と一生懸命丸暗記しようとしていても、私たち日本語ネイティブは、いちいち、

  • 「ヤバい」=「びっくり」「おもしろい」「楽しい」「おかしい」「感動」「あやしい」

と覚えて、意識的に使い分けている感覚はありませんよね?
むしろ、日本人からしたら、

  • 「いや、「ヤバい」の意味は「ヤバい」でしょ」

となります。
"be going to"も、英語ネイティブにとってはこれと同じで、

  • 英語の意味(=イメージ)はすべて"be going to"という一つの意味

というわけです。

すなわち、裏を返すと、

  • "be going to"の本来の英語のイメージさえ押さえておけば、どんな"be going to"も理解できる

ということです。

"be going to"のイメージはコレ一つ。

では、具体的に"be going to~"の本質的な英語のイメージはどんなものなのでしょうか。

それは、

  • "to~"に向かって"be going"している

というイメージ(というか感覚)です。
はい、超シンプルです。

たとえば、

  • Chuck is going to have a BBQ.

というセリフ(文)の場合、ネイティブの頭の中のイメージは、

という感じです。

このイメージの感覚をとらえておくと、

  • 未来:「"to~"に向かって"be going"している」←「未来に"to~"を行う(する)」
  • 予測:「"to~"に向かって"be going"している」←「"to~"が実現しそう」←「~になるだろう」
  • 近未来:「"to~"という状況に"going"している(向かっている)」←「"to~"という状況に突入している/突入しかけている」

というように、

「~するつもり」(未来)だろうと、「~になるだろう」(予測)だろうと、「まさに~しようとしている」(近未来)だろうと、

  • すべて同じ「"to~"に向かって"be going"している」という感覚

でとらえることができます。

これがネイティブにとっての"be going to~"の感覚です。

これさえ押さえておけば、日本語でいちいち「~ニナルダロウ、~スルツモリダ、…」というように呪文のように丸暗記する必要がありません
それに加えて、意味の理解も早くなり、まさに一石二鳥です。

3."gonna"に省略されることもある

中学や高校の英語の授業では習う機会は少ないかもしれませんが、実際のネイティブの会話では、この"going to"は、

  • "going to"→"gonna"("ガナ"と発音する。)

と略されて言われることがめちゃちゃくちゃ多いです。
(いわゆる"スラング"というやつです。)

特に日常会話では"gonna"が超使われまくります。
映画でも頻繁に使われているはずなので、自分のお気に入りの映画などでどれくらい使われているのか意識して観てみるといいでしょう。(きっと「ガナ」「ガナ」「ガナ」「ガナ」言っているはずです。)

例)

  • I'm gonna take my daughter to Funabashi H. C. Andersen Park next weekend.
    (来週末、娘をふなばしアンデルセン公園に連れて行く予定です。)

一つだけ注意しておきたいのは、"be going to"の"be"の部分はそのままということです。
(すなわち"be going to"→"be gonna"ということ。)

なぜ"going to"が"gonna"になるのか

なぜ"going to""gonna"になるのかというと、

  • "going to"をめっちゃ速く発音すると"gonna"(ガナ)というように聞こえるから

です。

すなわち、

  • 「速くしゃべると"ガナ"と聞こえるから表記もそれに合わせて"gonna"にしてしまえ」

というわけで、文字でも"gonna"と略されるようになったというわけです。

また、"gonna"以外の、

  • "I am"→"I'm"(アイム)
  • "want to"→"wanna"(ワナ)

も、速く発音するとそう聞こえることからこのような略し方が生まれました。

4."will"との違いは?

"be going to"の最も定番な使われ方は、あなたもご存じの通り、「(未来に)~するつもり」というシチュエーションでの使われ方です。
一方で、「(未来に)~するつもり」と表現したいときには"will"を使うこともできますよね?

そこで、

  • 「"be going to"と"will"って何か違いがあるの?」

と疑問に思ったことはありませんか?

結論から言うと、"be going to"と"will"には違いが存在します。

どのような違いかというと、大まかには、

  • "be going to":予め予定していた「~するつもり」
  • "will":その場で思いついた「~するつもり」

という違いがあります。

厳密にはさらに細かいニュアンスの違いが存在しますが、

  • より細かい違いと使い分け方
  • なぜそうなるのか
  • 具体的な使用例
  • 絶対忘れない覚え方

に関しては"be going to"と"will"の違いは?ネイティブはこう使い分ける。にて丁寧に解説しているので、ぜひそちらをご覧ください。

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