あなたはパスポートを持っていますか?
過去に一度海外へ行ったことがあるなら持っているでしょう。
しかし、海外へ行くのは初めてでパスポートを持っていないという方もいるでしょう。あなたもその一人かもしれません。
でもこの記事を読めば大丈夫です。
今回は、海外に入国する際絶対に必要なパスポートの取得の仕方、知っておきたいこと、見方などを紹介します。
そもそもパスポートとは?ビザと何が違うの?
海外へ行く際に必ず必要になってくるのがパスポート。
そもそもパスポートとは何かというと、国が国外へ渡航する国民に対して与える証明書です。
日本の場合、日本が「この人は日本国籍をもっており、渡航を認めます」といって発行するのがパスポートです。
また、ビザというのも聞いたことがありませんか?
パスポートは、その人が国籍を持っている国が発行するものであるのに対して、
ビザは、渡航する先の相手国が入国を認めるものです。
ただ、ビザと言っても実体をもった物ではなく、パスポートにスタンプを押したりやステッカーを張ったりしてビザを表します。
なので、最初にパスポートがなければなりません。
ただ、旅行などの短期間の滞在では、日本のパスポートだと世界中のほとんどの国でパスポートのみで入国できます。(ちなみに、日本のパスポートのビザなしで入国可能な国数は世界第3位)
基本的に先進国などの治安が安定している国のパスポートではビザなしで入国できることがほとんどです。
(留学などの場合はビザが必要です。)
また、パスポートを使うのは、基本的に入国審査時やホテルのチェックイン時です。
海外にいるときは何かあったときのためにパスポートは常に携帯しておきましょう。
パスポートの取り方
では次にパスポートの取り方を説明します。
まず、パスポートはどこで申請するかです。
パスポートの申請は、住民票がある都道府県の旅券課行います。
また、申請に必要な資料は以下の5つです。
①一般旅券発給申請書
②戸籍謄本
③住民票の写し
④45mmx35mmの写真
⑤身分証明書(運転免許所など)
そして、もちろんパスポートの発行には料金がかかります。
パスポートの種類は有効期間が5年間のものと10年間のものがあります。
ただし、10年間のパスポートを取得できるのは20歳以上の場合のみです。
10年間有効なパスポートは16,000円
5年間有効なパスポートは11,000円
がかかります。
ただ、12歳以下(有効期限5年)の場合は6,000円です。
申請後は1週間ほどで発行されます。あとは取りに行くだけです。
最大でも10日後には受領できると思いますが、期間に余裕をもって申請しましょう。
パスポートの最初の出番
パスポートの最初の出番は入国審査です。
入国審査では、自分の前の人の審査が終わり
「Next!」と言われたあなたの番です。
質問の前に一番最初に言われるのは、
May I see your passport?
または、
Passport!
と言われることもあります。
そう言われたら「Here you are」と言いながらパスポートを渡しましょう。
そのまま質問なしでパスできる場合もありますが、
質問は基本的に
①目的ーWhat's the purpose of your visit?
②滞在期間ーHow long will you be staying?
③滞在先ーWhere will you be staying?
の3つです。
たまに、職業は何か、帰りのチケットは持っているかなど聞かれますが、上の3つはほぼ確実に聞かれます。
逆に言えば、この3つだけ押さえておけば大丈夫です。
(返答など詳しいことは海外に行く前に要チェック!海外旅行フレーズ&知識:入国審査編で説明しています。)
入国審査をする側も大量の人を扱わなければならないので、長々と話すよりも、シンプルにきっぱり答えることが重要です。
無理をして長文を話そうとして何を言っているかわからないと、裏に連れて行かれますので注意。
まとめ
パスポートは自国が国民の身分を証明し、他国への渡航を許可するもの
ビザはいらない場合が多い
入国審査で聞かれることは「目的/期間/滞在先」の3つ